2022-12-18(Sun)
安保3文書決定 安保政策の大転換 戦後日本のあり方覆す暴挙
国民的議論なき大転換 平和国家と言えるのか 「平和構築」欠く力への傾斜
朝日新聞デジタル 2022年12月17日 5時00分
(社説)安保政策の大転換 「平和構築」欠く力への傾斜
----日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているのは事実で、着実な防衛力の整備が必要なことは理解できる。
しかし、他国の領土に届く「敵基地攻撃能力」の保有は、専守防衛の原則を空洞化させ、防衛費の「倍増」は歯止めなき軍拡に道を開きかねない。
国民的議論のないまま、戦後の抑制的な安保政策を大転換し、平和構築のための構想や努力を欠いた力への傾斜は、危ういと言うほかない。
毎日新聞 2022/12/17 東京朝刊
社説:安保戦略の閣議決定 国民的議論なき大転換だ
----専守防衛の原則に基づく、戦後日本の安全保障政策の大転換である。本来、国会で熟議を重ねて、国民に説明を尽くさなければならない。それを怠ってきた岸田文雄首相の責任は極めて重い。
基本指針となる「国家安全保障戦略」、防衛の目標と手段を示す「国家防衛戦略」、装備品の数量や経費などを定める「防衛力整備計画」の3文書を、政府が閣議決定した。今後10年間の「国の守り」を方向づける。
東京新聞 2022年12月17日 08時08分
<社説>安保3文書を決定 平和国家と言えるのか
----岸田文雄首相は、安全保障政策を大転換しても「日本は平和国家だ」と胸を張れるのか。
岸田内閣が、今後十年程度の外交・安保政策の指針となる新たな「国家安全保障戦略」など安保関連三文書を閣議決定した。
安保戦略の改定は二〇一三年以来で、相手国領域を直接攻撃してミサイル発射などを阻む敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と、五年間で防衛関連予算を倍増させる方針などを明記している。
同時に、平和国家として専守防衛に徹し、軍事大国にならないとの基本方針は「変わらない」と強調するが、列挙した防衛力強化策が実現すれば「平和国家」が名ばかりとなることを危惧する。
しんぶん赤旗 2022年12月17日(土)
主張:安保3文書決定 戦後日本のあり方覆す暴挙だ
----岸田文雄政権が、新たな「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の安保3文書を閣議決定しました。文書自身が認めるように、相手国領内への「反撃能力(敵基地攻撃能力)」の保有を初めて盛り込むなど、「戦後の防衛政策の大きな転換点となるもの」です。憲法の恒久平和主義に基づく戦後日本のあり方を根本から変え、日米軍事同盟を一層強化する下で「戦争国家づくり」の道をさらに突き進もうとする暴挙です。
以下参考
朝日新聞デジタル 2022年12月17日 5時00分
(社説)安保政策の大転換 「平和構築」欠く力への傾斜
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15504284.html
読売新聞 2022/12/17 05:00
社説:安保3文書改定 国力を結集し防衛体制強めよ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20221216-OYT1T50323/
毎日新聞 2022/12/17 東京朝刊
社説:安保戦略の閣議決定 国民的議論なき大転換だ
https://mainichi.jp/articles/20221217/ddm/005/070/129000c
日本経済新聞 2022年12月16日 19:00
[社説]防衛力強化の効率的実行と説明を
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK1648Y0W2A211C2000000/
産経新聞 2022/12/17 05:00
主張:安保3文書の決定 平和守る歴史的大転換だ 安定財源確保し抑止力高めよ
https://www.sankei.com/article/20221217-OVKUGQAV2FPJ7AJHABAWXU44XI/
東京新聞 2022年12月17日 08時08分
<社説>安保3文書を決定 平和国家と言えるのか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/220477
しんぶん赤旗 2022年12月17日(土)
主張:安保3文書決定 戦後日本のあり方覆す暴挙だ
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-12-17/2022121704_01_0.html
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朝日新聞デジタル 2022年12月17日 5時00分
安保3文書要旨
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15504420.html
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朝日新聞デジタル 2022年12月17日 5時00分
(社説)安保政策の大転換 「平和構築」欠く力への傾斜
----日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているのは事実で、着実な防衛力の整備が必要なことは理解できる。
しかし、他国の領土に届く「敵基地攻撃能力」の保有は、専守防衛の原則を空洞化させ、防衛費の「倍増」は歯止めなき軍拡に道を開きかねない。
国民的議論のないまま、戦後の抑制的な安保政策を大転換し、平和構築のための構想や努力を欠いた力への傾斜は、危ういと言うほかない。
毎日新聞 2022/12/17 東京朝刊
社説:安保戦略の閣議決定 国民的議論なき大転換だ
----専守防衛の原則に基づく、戦後日本の安全保障政策の大転換である。本来、国会で熟議を重ねて、国民に説明を尽くさなければならない。それを怠ってきた岸田文雄首相の責任は極めて重い。
基本指針となる「国家安全保障戦略」、防衛の目標と手段を示す「国家防衛戦略」、装備品の数量や経費などを定める「防衛力整備計画」の3文書を、政府が閣議決定した。今後10年間の「国の守り」を方向づける。
東京新聞 2022年12月17日 08時08分
<社説>安保3文書を決定 平和国家と言えるのか
----岸田文雄首相は、安全保障政策を大転換しても「日本は平和国家だ」と胸を張れるのか。
岸田内閣が、今後十年程度の外交・安保政策の指針となる新たな「国家安全保障戦略」など安保関連三文書を閣議決定した。
安保戦略の改定は二〇一三年以来で、相手国領域を直接攻撃してミサイル発射などを阻む敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と、五年間で防衛関連予算を倍増させる方針などを明記している。
同時に、平和国家として専守防衛に徹し、軍事大国にならないとの基本方針は「変わらない」と強調するが、列挙した防衛力強化策が実現すれば「平和国家」が名ばかりとなることを危惧する。
しんぶん赤旗 2022年12月17日(土)
主張:安保3文書決定 戦後日本のあり方覆す暴挙だ
----岸田文雄政権が、新たな「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の安保3文書を閣議決定しました。文書自身が認めるように、相手国領内への「反撃能力(敵基地攻撃能力)」の保有を初めて盛り込むなど、「戦後の防衛政策の大きな転換点となるもの」です。憲法の恒久平和主義に基づく戦後日本のあり方を根本から変え、日米軍事同盟を一層強化する下で「戦争国家づくり」の道をさらに突き進もうとする暴挙です。
以下参考
朝日新聞デジタル 2022年12月17日 5時00分
(社説)安保政策の大転換 「平和構築」欠く力への傾斜
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15504284.html
読売新聞 2022/12/17 05:00
社説:安保3文書改定 国力を結集し防衛体制強めよ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20221216-OYT1T50323/
毎日新聞 2022/12/17 東京朝刊
社説:安保戦略の閣議決定 国民的議論なき大転換だ
https://mainichi.jp/articles/20221217/ddm/005/070/129000c
日本経済新聞 2022年12月16日 19:00
[社説]防衛力強化の効率的実行と説明を
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK1648Y0W2A211C2000000/
産経新聞 2022/12/17 05:00
主張:安保3文書の決定 平和守る歴史的大転換だ 安定財源確保し抑止力高めよ
https://www.sankei.com/article/20221217-OVKUGQAV2FPJ7AJHABAWXU44XI/
東京新聞 2022年12月17日 08時08分
<社説>安保3文書を決定 平和国家と言えるのか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/220477
しんぶん赤旗 2022年12月17日(土)
主張:安保3文書決定 戦後日本のあり方覆す暴挙だ
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-12-17/2022121704_01_0.html
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朝日新聞デジタル 2022年12月17日 5時00分
安保3文書要旨
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15504420.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済