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2023-03-17(Fri)

鶴岡土砂災害 地形類似 671か所 点検始める

山形県 土砂災害警戒区域5176か所のうち  


読売新聞 2023/03/10 05:00
土砂危険箇所点検前倒し 15日から671か所 鶴岡の災害受け
https://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20230309-OYTNT50118/
----鶴岡市西目で昨年末に起きた土砂崩れを受け、県は9日、例年6月の土砂災害防止月間に行っている土砂災害危険箇所の点検について、同市の現場と似た地形など計671か所で今月15日から前倒しで実施すると発表した。


NHK 山形 NEWS WEB 2023年03月15日 15時41分
鶴岡市土砂災害受け 県が地形類似の671か所の点検始める
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20230315/6020016967.html
----去年12月に鶴岡市で発生した土砂災害を受けて、県は、この現場と地形などが類似し、土砂災害のおそれがある区域671か所の点検を、15日から始めました。
・・・こうしたことから県は、県内に5176か所ある「土砂災害警戒区域」のうちこの現場と地形や地質が似ていて住民に大きな被害が出るおそれがある671か所の点検を例年の6月から時期を前倒しして15日から始めました。


YBC山形放送  2023.03.15 20:19
土砂崩れで住民に被害恐れ県内671か所「異常見つかれば迅速に対応」
https://www.ybc.co.jp/nnn/news119n1rgh2q2ooj6abrf.html
----去年の大みそかに発生した鶴岡市西目地区の土砂崩れ現場と地質や地形が似ていて、住民に大きな被害が発生する恐れのある箇所が県内で671か所に上ることが分かっている。雪解けの時期で土砂災害が起こる恐れがあることから県が前倒しで実施する点検が15日から始まった。
山形県によると、県内には「土砂災害警戒区域」に指定されている5176か所ある。このうち、去年の大みそかに土砂崩れが発生し2人が死亡した鶴岡市西目地区の現場と地質と地形が似ていて、住民に大きな被害が出る恐れのある危険箇所は671か所に上る。





以下参考


読売新聞 2023/03/10 05:00
土砂危険箇所点検前倒し 15日から671か所 鶴岡の災害受け
https://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20230309-OYTNT50118/
 鶴岡市西目で昨年末に起きた土砂崩れを受け、県は9日、例年6月の土砂災害防止月間に行っている土砂災害危険箇所の点検について、同市の現場と似た地形など計671か所で今月15日から前倒しで実施すると発表した。
 県砂防・災害対策課によると、今回の点検対象は、県内の土砂災害警戒区域5176か所のうち、同市の現場と類似の地形や地質で、付近に住宅などがある29市町村の計671か所。
 県と市町村などが連携し、斜面の亀裂や湧き水の状況について目視で点検を行い、5月中旬までに終える予定だ。


NHK 山形 NEWS WEB 2023年03月15日 15時41分
鶴岡市土砂災害受け 県が地形類似の671か所の点検始める
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20230315/6020016967.html
去年12月に鶴岡市で発生した土砂災害を受けて、県は、この現場と地形などが類似し、土砂災害のおそれがある区域671か所の点検を、15日から始めました。
去年の大みそかに鶴岡市西目で土砂災害が発生して住宅などあわせて17棟が倒壊し、2人が死亡、今も4世帯13人に避難指示が出されています。
現場は土砂災害の危険性が高いとされる「土砂災害特別警戒区域」に指定されているほか、周辺は「土砂災害警戒区域」に指定されていて、専門家などが行った現地調査では風化してもろくなった地層に雪どけ水や雨水がしみこみ、発生した可能性が高いと指摘されています。
こうしたことから県は、県内に5176か所ある「土砂災害警戒区域」のうちこの現場と地形や地質が似ていて住民に大きな被害が出るおそれがある671か所の点検を例年の6月から時期を前倒しして15日から始めました。
このうち、上山市川口の山の斜面と住宅が隣接する地区では、県の担当者や消防などが斜面の亀裂や地表に出ている岩石、それに湧き水の状況などを目視して点検し、土砂災害が発生する危険度は低いことを確認していました。
前倒しの点検作業はことし5月中旬までに終える見込みで、県は異常が見つかった場所には、ブルーシートの設置や専門家による追加の調査などを行うことにしています。


さくらんぼテレビ 2023年3月15日 水曜 午後6:42
【山形】危険箇所671カ所の点検始まる…鶴岡市の土砂崩れ受け・5月中旬終了予定
https://www.fnn.jp/articles/SAY/500161
2022年の大みそかに鶴岡市で起きた土砂崩れを受け、県は他の危険箇所の点検を前倒しして15日から行った。対象は671カ所で5月中旬までに完了させる。
危険箇所の点検は15日午後、山のすぐそばに住宅が点在する上山市の川口地区から始まった。県は毎年6月に「土砂災害警戒区域」を点検しているが、去年の大みそかに起きた鶴岡市西目の土砂崩れを受け、同様の被害の恐れのある671カ所を対象に前倒しして15日から行った。
(リポート)
「点検の様子を見ていると、目で見てサラッとではなく、棒でつついたり写真を撮ったりと、じっくり念入りに行われている」
15日の点検は県と上山市・警察・消防が合同で行い、住宅の裏山に上りながら斜面の崩落や落石がないか、湧き水の量に変化はないかなど11項目について調査していた。
(リポーター)
「棒でつついたらグラついていたが大丈夫ですか?」
(県の担当者)
「岩が割れているのでグラグラしているが、表土の下に岩が隠れていて、今のところ表土もついているので崩れてくるものではない」
点検の結果、川口地区では緊急性の高い危険箇所は確認されなかった。危険箇所の点検は5月中旬までに完了する予定。


YBC山形放送  2023.03.15 20:19
土砂崩れで住民に被害恐れ県内671か所「異常見つかれば迅速に対応」
https://www.ybc.co.jp/nnn/news119n1rgh2q2ooj6abrf.html
去年の大みそかに発生した鶴岡市西目地区の土砂崩れ現場と地質や地形が似ていて、住民に大きな被害が発生する恐れのある箇所が県内で671か所に上ることが分かっている。雪解けの時期で土砂災害が起こる恐れがあることから県が前倒しで実施する点検が15日から始まった。
山形県によると、県内には「土砂災害警戒区域」に指定されている5176か所ある。このうち、去年の大みそかに土砂崩れが発生し2人が死亡した鶴岡市西目地区の現場と地質と地形が似ていて、住民に大きな被害が出る恐れのある危険箇所は671か所に上る。
鶴岡市の土砂崩れは、専門家による現地調査の結果などから風化が進み崩れやすくなった地層に雨や雪解けが重なったことで発生したとみられている。
雪解けが本格的に進む時期となり、同様の土砂災害の発生が懸念されるため、県は、危険箇所671か所の点検を例年の6月よりも前倒しして15日から上山市で点検が行われた。
【小坂憲央アナウンサー】
「危険箇所のひとつ上山市の川口地区。このように建物のすぐ裏側が山の斜面となっている。いま県や市の担当者らがくぼみや亀裂などが無いか目視で点検している」
上山市内には危険箇所が23箇所あり、15日は、そのうちの3箇所を県や市の担当者らが点検した。こちらの川口地区では、数軒の住宅が立ち並ぶすぐ裏手が小高い山になっている。
【近隣住民】
「大みそかにあったでしょ鶴岡で?あったねーどう感じている?怖いねとは感じている」「いつ何が起きるかわからないという気持ちは?それは常にあるよね」
点検は土砂災害の前兆となる斜面の亀裂や湧き水の状況を目視で確認するほか、地層の状況を調査していく。
【担当者】
「たぶん20~30センチ位表土があってその下は岩盤のようだ。表面だけが風化はしているが崩れる感じはないかな崩れる感じは無いね」
15日に点検が行われた3箇所は調査の結果、異常は見つからなかった。しかし、劣化した地層で大量の雪解け水が発生した場合、鶴岡市西目と同じような災害が起きる恐れがあり、県は、自宅周辺で異常に気づいた場合は連絡をしてほしいとしている。
【県村山総合市庁河川砂防課早坂治さん】
「例えば裏山、自宅の裏などで石がポロポロ落ちてくる地下水の水が濁ってくるとかそういうことがあれば市町村の危機管理課、県のほうに一報もらいたい」
県は市町村と連携し、あす以降も点検を行い、異常が見つかった場合は速やかに対応していくとしている。

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産経新聞 2023/2/3 20:01
ハザードマップに赤ゾーン記載せず 山形県鶴岡市、昨年末土砂崩れ
https://www.sankei.com/article/20230203-5SRIWOWGFFNCJFWH3NCCMFKALY/
昨年末に発生した山形県鶴岡市西目の土砂崩れの現場(柏崎幸三撮影)
昨年末に土砂崩れが発生し、2人が死亡し住宅など17棟が倒壊した山形県鶴岡市西目のハザードマップに、地滑りやがけ崩れの可能性を示す「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」がまったく記載されていなかったことが3日、分かった。市は来年度から市内全域の土砂災害区域を見直しし改訂する意向だ。
都道府県は、国の土砂災害防止法に基づき、土砂地域の危険度に応じて、「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」、「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」を指定する。指定を受け、市町村は、レッドゾーン、イエローゾーンを明記したハザードマップを作成、住民に配布するのが通例だ。
山形県は、同法に基づき現地を調査し、地区住民を交えて説明会を実施。平成21年9月に当該地をレッド、イエローと指定。だが鶴岡市は、当該地を示す平成27年3月作成のハザードマップの指定はイエローゾーンにとどめ、斜面の一部とがけ下の住宅地区のレッドゾーン指定を明記してこなかった。
実際、鶴岡市内には、イエローゾーンが1015カ所、レッドゾーンが696カ所あるものの、レッドゾーンの表記は一切なく、「市の役割としては、住民への情報伝達や警戒避難体制を示すことで、レッドもイエローも同じであるためハザードマップ作成当時は、両方の表記はしてこなかった」と説明。その上で「土砂崩れのあった西目地区の住民には、レッドとイエローの2つのゾーンがあることを説明してきた」という。
だが今回の土砂崩れを受け、改めて同法を見直したところ、「土砂災害防止法の施行規則に『土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)を明記すること』とあることに気づいた」(同市)とし、同市防災安全課の長沢浩一課長は「ハザードマップにレッドの記載はしてこなかったが、今回の土砂崩れを受け、改めて市内全域のハザードマップを見直していきたい」と話している。
国土交通省砂防計画課の竹島雄介企画専門官は「同法施行規則は、ハザードマップを作成する上でレッド、イエローをそれぞれ明示するよう求めている」ことを強調した。

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