2023-05-27(Sat)
ダイハツ認証不正 国内も トヨタ供給含む2車種7.8万台
ポール側面衝突試験での不正行為/国内向けHV「ライズ」「ロッキー」でも試験手順に不正
ダイハツ工業(株)の衝突試験に係る型式指定申請における不正行為について
令和5年5月26日
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004792.html
19日に、ダイハツ工業が、ハイブリッド車2車種について、型式指定申請時に不正行為があった旨を公表した件について、同社より、以下の報告を受けました。
型式指定申請における不正行為は、自動車ユーザーの信頼を損なう行為であり、極めて遺憾です。
国土交通省としては、同社に対して、事実関係の詳細な調査及び再発防止策の検討を実施し、速やかに報告するよう指示しています。
引き続き、同社を指導し、安全性能の確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。
トヨタ自動車 2023年05月19日
ダイハツ工業による衝突試験での不正行為の判明および弊社「ライズ」の販売・出荷停止に関するお知らせ
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39217912.html
このたび、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)よりOEM供給を受けている、トヨタ・ライズのHEV車について、電柱などを模したポールを車両側面に衝突させる試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、販売を停止いたしました。
ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車の認証申請における不正行為について
2023年05月19日 ダイハツ工業株式会社
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20230519-5.html
ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、2023年4月28日(金)に海外向け車両の側面衝突試験(UN-R95)の認証申請において不正行為があったことを公表しましたが、その後の社内での点検を行う中で、新たに、ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車のポール側面衝突試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、出荷・販売を停止いたしました。
**************************
読売新聞オンライン 2023/05/19 20:02
ダイハツ、国内向けHV「ライズ」「ロッキー」でも試験手順に不正…対象7万台の出荷・販売を停止
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230519-OYT1T50218/
----ダイハツ工業は19日、国内向けのハイブリッド車(HV)2車種で、安全性を確認する側面衝突試験の手続きに不正が見つかったと発表した。対象は約7・8万台に上る。4月に海外向けの自動車4車種で認証手続きの不正が発覚したことを受けて実施した調査で、新たに判明した。
----ダイハツの親会社のトヨタ自動車では、グループ内で相次いで不正が発覚している。日野自動車や豊田自動織機ではエンジンの性能試験を巡る不正があった。愛知製鋼でも、顧客の求める規格を満たさない鋼材を出荷していた。
朝日新聞デジタル 2023年5月20日 5時00分
ダイハツ認証不正、国内も トヨタ供給含む2車種7.8万台
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15640549.html
----ダイハツ工業は19日、国内向け2車種の計約7万8千台について、側面衝突試験の認証手続きに不正があったと発表した。同社は4月末、海外向けの4車種でも認証手続きに不正があったと明らかにしており、独立した第三者委員会が調査を進めている。
トヨタグループの主要企業では、昨年から不正が相次いでいる。
----日野自動車は昨年3月、排ガスや燃費の性能を偽る不正があったと発表。一時は電気自動車を除く国内向けのトラック・バスの全車種が出荷停止に追い込まれた。今年3月には、グループの源流企業である豊田自動織機でも国内向けフォークリフト用エンジンで排ガスなどに関連した劣化耐久試験の不正が明らかになった。5月には、愛知製鋼がエンジン部品に使われる鋼材の一部で、顧客と契約した規格外の製品を出荷していたと発表していた。
ダイハツの4月の不正発表後、トヨタは豊田章男会長と佐藤恒治社長がオンラインで記者会見し、「総点検」を掲げ、グループ会社を含めて調査していた。
以下参考
ダイハツ工業(株)の衝突試験に係る型式指定申請における不正行為について
令和5年5月26日
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004792.html
19日に、ダイハツ工業が、ハイブリッド車2車種について、型式指定申請時に不正行為があった旨を公表した件について、同社より、以下の報告を受けました。
型式指定申請における不正行為は、自動車ユーザーの信頼を損なう行為であり、極めて遺憾です。
国土交通省としては、同社に対して、事実関係の詳細な調査及び再発防止策の検討を実施し、速やかに報告するよう指示しています。
引き続き、同社を指導し、安全性能の確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。
1.ダイハツ工業からの報告概要
(19日)
○ ハイブリッド車両2車種(ダイハツ・ロッキー、トヨタ・ライズ)の型式指定申請時に不正行為があった。
〇 不正行為の内容は、審査機関((独)自動車技術総合機構交通安全環境研究所)に対し、審査項目の一つであるポール側面衝突試験において、運転席側の社内試験データを提出すべきところ、助手席側の社内試験データを提出していた。
○ 自主的に出荷及び販売を停止する。
(26日)
○ 社内での独自の確認試験の結果、運転席側の安全性能も基準に適合していた。
○ 今後、更に事実関係や原因の調査を進める。
2.国土交通省の対応
○ 同社の報告を踏まえて、以下のとおり同社に指示を行った。(19日)
・ 不正行為のあったポール側面衝突試験について、速やかに安全性を確認すること
・ 事実関係、原因等の詳細を調査、検討すること
・ 他の試験項目・車種について不正行為がないか調査、報告すること
○ 同社に24日から立入検査を実施するとともに、今後、試験車両に係る不正がないかを含め、国土交通省が、組立工程から立会い、確認した試験を改めて実施する。
〇 今後の調査結果や報告等を踏まえて、厳正に対応する。
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001611831.pdf
お問い合わせ先
国土交通省自動車局審査・リコール課
TEL:03-5253-8111 (内線42301、42302、42303) 直通 03-5253-8595
トヨタ自動車 2023年05月19日
ダイハツ工業による衝突試験での不正行為の判明および弊社「ライズ」の販売・出荷停止に関するお知らせ
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39217912.html
このたび、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)よりOEM供給を受けている、トヨタ・ライズのHEV車について、電柱などを模したポールを車両側面に衝突させる試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、販売を停止いたしました。
当該車両を現在ご利用いただいているお客様、販売店をはじめ、関係各所に大変なご迷惑、ご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。
本件は、2023年4月28日にダイハツが公表した、海外向け車両の側面衝突における不正行為を受けて、ダイハツが認証業務の社内総点検を行う中で、判明したものと聞いております。
トヨタグループとして、5月12日にグループ各社トップが集まり、「トヨタグループとして誠実にものづくりに向き合う」べくトヨタグループとしての認識を新たにいたしました。
現在、弊社も含め各社が全社を挙げて、これまでのガバナンスの在り方などにつき、改めて検討し、徹底的に見直しを始めております。
本件についても、ダイハツと共に現場の声に耳を傾けながら、丁寧に対応してまいります。
取り急ぎ現時点判明している内容をお知らせいたしますが、詳細わかり次第、随時ご報告いたします。
販売・出荷停止(2023年5月19日~)
車種 トヨタ・ライズHEV
販売開始 2021年11月
累計販売台数 56,111台
出荷・販売につきましては、今後、関係官庁にもご相談させていただきできるだけ早い再開に向けて取り組んでまいります
ダイハツのニュースリリースはこちら
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20230519-5.html
ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車の認証申請における不正行為について
2023年05月19日 ダイハツ工業株式会社
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20230519-5.html
ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、2023年4月28日(金)に海外向け車両の側面衝突試験(UN-R95)の認証申請において不正行為があったことを公表しましたが、その後の社内での点検を行う中で、新たに、ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車のポール側面衝突試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、出荷・販売を停止いたしました。
お客様をはじめとするステークホルダーの皆様には、多大なるご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
ポール側面衝突試験(UN-R135)では、左右の試験を実施する必要があり、その試験データの提出が必要になります。今回、助手席側(左)は立会いのもと試験を実施しました。運転者席側は右側の社内試験データを提出すべきところ、左側のデータを提出してしまいました。
今後の対応などについては、現在確認中のため、改めてご報告させていただきます。
対象車種
販売開始 累計販売台数
(2023年5月18日時点)
ダイハツ・ロッキーHEV 2021年11月 22,329台
トヨタ・ライズHEV 55,111台【訂正】56,111台
当社としましては、この度の不正は、車の安全に関わる領域での不正であり、社会的に許されるものではないと考えております。経営マネジメントが現場に寄り添えず、法令遵守や健全な企業風土の醸成が疎かになる中で、正しいクルマつくりを見失い、不正行為を発生させたと考えられます。今回の不正行為を単にひとつの業務行為の問題で終わらせることなく、企業グループ全体の理念、行動指針に結びつけた改革となるよう、まずは全員で立ち止まり、不正行為をせざるを得なくなった背景・環境・真因を徹底的に究明、改善・再発防止に取り組み、膿を出し切ることで、二度と同じ過ちを繰り返さない会社と変える決意で取り組んでまいります。
当社は、第三者委員会による事案の全容解明および真因分析に全面的に協力してまいります。また、経営マネジメントは直ちに現場とのコミュニケーションをとり、本音で話のできる職場つくりに注力してまいります。
以上
**********************
NHK 2023年5月26日 21時08分
ダイハツ 国の認証不正取得車 “社内試験で基準満たす”と発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230526/k10014079361000.html
時事通信 2023-05-19 22:30経済
トヨタ「心よりおわび」=ダイハツ不正にコメント
https://sp.m.jiji.com/article/show/2948079
時事通信 2023年05月19日22時04分
ダイハツ試験不正、国内に拡大 ロッキーとライズのHV
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051901139
読売新聞オンライン 2023/05/19 20:02
ダイハツ、国内向けHV「ライズ」「ロッキー」でも試験手順に不正…対象7万台の出荷・販売を停止
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230519-OYT1T50218/
朝日新聞デジタル 2023年5月20日 5時00分
ダイハツ認証不正、国内も トヨタ供給含む2車種7.8万台
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15640549.html
滋賀 NEWS WEB 2023年05月19日 21時24分
ダイハツ 国内向けハイブリッド2車種 衝突試験で不正
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230519/2060013303.html
時事通信 2023年05月19日22時04分
ダイハツ試験不正、国内に拡大 ロッキーとライズのHV
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051901139&g=eco
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朝日新聞デジタル 2023年5月6日 5時00分
(社説)ダイハツ不正 問われるトヨタの統治
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15629393.html
トヨタグループ ダイハツ認証不正 撲滅 徹底せよ 2023-05-02
衝突試験でドア加工 4車種8.8万台 監視体制を強化
http://ajimura2.blog.fc2.com/blog-entry-2966.html
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ダイハツ工業(株)の衝突試験に係る型式指定申請における不正行為について
令和5年5月26日
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004792.html
19日に、ダイハツ工業が、ハイブリッド車2車種について、型式指定申請時に不正行為があった旨を公表した件について、同社より、以下の報告を受けました。
型式指定申請における不正行為は、自動車ユーザーの信頼を損なう行為であり、極めて遺憾です。
国土交通省としては、同社に対して、事実関係の詳細な調査及び再発防止策の検討を実施し、速やかに報告するよう指示しています。
引き続き、同社を指導し、安全性能の確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。
トヨタ自動車 2023年05月19日
ダイハツ工業による衝突試験での不正行為の判明および弊社「ライズ」の販売・出荷停止に関するお知らせ
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39217912.html
このたび、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)よりOEM供給を受けている、トヨタ・ライズのHEV車について、電柱などを模したポールを車両側面に衝突させる試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、販売を停止いたしました。
ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車の認証申請における不正行為について
2023年05月19日 ダイハツ工業株式会社
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20230519-5.html
ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、2023年4月28日(金)に海外向け車両の側面衝突試験(UN-R95)の認証申請において不正行為があったことを公表しましたが、その後の社内での点検を行う中で、新たに、ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車のポール側面衝突試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、出荷・販売を停止いたしました。
**************************
読売新聞オンライン 2023/05/19 20:02
ダイハツ、国内向けHV「ライズ」「ロッキー」でも試験手順に不正…対象7万台の出荷・販売を停止
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230519-OYT1T50218/
----ダイハツ工業は19日、国内向けのハイブリッド車(HV)2車種で、安全性を確認する側面衝突試験の手続きに不正が見つかったと発表した。対象は約7・8万台に上る。4月に海外向けの自動車4車種で認証手続きの不正が発覚したことを受けて実施した調査で、新たに判明した。
----ダイハツの親会社のトヨタ自動車では、グループ内で相次いで不正が発覚している。日野自動車や豊田自動織機ではエンジンの性能試験を巡る不正があった。愛知製鋼でも、顧客の求める規格を満たさない鋼材を出荷していた。
朝日新聞デジタル 2023年5月20日 5時00分
ダイハツ認証不正、国内も トヨタ供給含む2車種7.8万台
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15640549.html
----ダイハツ工業は19日、国内向け2車種の計約7万8千台について、側面衝突試験の認証手続きに不正があったと発表した。同社は4月末、海外向けの4車種でも認証手続きに不正があったと明らかにしており、独立した第三者委員会が調査を進めている。
トヨタグループの主要企業では、昨年から不正が相次いでいる。
----日野自動車は昨年3月、排ガスや燃費の性能を偽る不正があったと発表。一時は電気自動車を除く国内向けのトラック・バスの全車種が出荷停止に追い込まれた。今年3月には、グループの源流企業である豊田自動織機でも国内向けフォークリフト用エンジンで排ガスなどに関連した劣化耐久試験の不正が明らかになった。5月には、愛知製鋼がエンジン部品に使われる鋼材の一部で、顧客と契約した規格外の製品を出荷していたと発表していた。
ダイハツの4月の不正発表後、トヨタは豊田章男会長と佐藤恒治社長がオンラインで記者会見し、「総点検」を掲げ、グループ会社を含めて調査していた。
以下参考
ダイハツ工業(株)の衝突試験に係る型式指定申請における不正行為について
令和5年5月26日
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004792.html
19日に、ダイハツ工業が、ハイブリッド車2車種について、型式指定申請時に不正行為があった旨を公表した件について、同社より、以下の報告を受けました。
型式指定申請における不正行為は、自動車ユーザーの信頼を損なう行為であり、極めて遺憾です。
国土交通省としては、同社に対して、事実関係の詳細な調査及び再発防止策の検討を実施し、速やかに報告するよう指示しています。
引き続き、同社を指導し、安全性能の確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。
1.ダイハツ工業からの報告概要
(19日)
○ ハイブリッド車両2車種(ダイハツ・ロッキー、トヨタ・ライズ)の型式指定申請時に不正行為があった。
〇 不正行為の内容は、審査機関((独)自動車技術総合機構交通安全環境研究所)に対し、審査項目の一つであるポール側面衝突試験において、運転席側の社内試験データを提出すべきところ、助手席側の社内試験データを提出していた。
○ 自主的に出荷及び販売を停止する。
(26日)
○ 社内での独自の確認試験の結果、運転席側の安全性能も基準に適合していた。
○ 今後、更に事実関係や原因の調査を進める。
2.国土交通省の対応
○ 同社の報告を踏まえて、以下のとおり同社に指示を行った。(19日)
・ 不正行為のあったポール側面衝突試験について、速やかに安全性を確認すること
・ 事実関係、原因等の詳細を調査、検討すること
・ 他の試験項目・車種について不正行為がないか調査、報告すること
○ 同社に24日から立入検査を実施するとともに、今後、試験車両に係る不正がないかを含め、国土交通省が、組立工程から立会い、確認した試験を改めて実施する。
〇 今後の調査結果や報告等を踏まえて、厳正に対応する。
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001611831.pdf
お問い合わせ先
国土交通省自動車局審査・リコール課
TEL:03-5253-8111 (内線42301、42302、42303) 直通 03-5253-8595
トヨタ自動車 2023年05月19日
ダイハツ工業による衝突試験での不正行為の判明および弊社「ライズ」の販売・出荷停止に関するお知らせ
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39217912.html
このたび、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)よりOEM供給を受けている、トヨタ・ライズのHEV車について、電柱などを模したポールを車両側面に衝突させる試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、販売を停止いたしました。
当該車両を現在ご利用いただいているお客様、販売店をはじめ、関係各所に大変なご迷惑、ご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。
本件は、2023年4月28日にダイハツが公表した、海外向け車両の側面衝突における不正行為を受けて、ダイハツが認証業務の社内総点検を行う中で、判明したものと聞いております。
トヨタグループとして、5月12日にグループ各社トップが集まり、「トヨタグループとして誠実にものづくりに向き合う」べくトヨタグループとしての認識を新たにいたしました。
現在、弊社も含め各社が全社を挙げて、これまでのガバナンスの在り方などにつき、改めて検討し、徹底的に見直しを始めております。
本件についても、ダイハツと共に現場の声に耳を傾けながら、丁寧に対応してまいります。
取り急ぎ現時点判明している内容をお知らせいたしますが、詳細わかり次第、随時ご報告いたします。
販売・出荷停止(2023年5月19日~)
車種 トヨタ・ライズHEV
販売開始 2021年11月
累計販売台数 56,111台
出荷・販売につきましては、今後、関係官庁にもご相談させていただきできるだけ早い再開に向けて取り組んでまいります
ダイハツのニュースリリースはこちら
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20230519-5.html
ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車の認証申請における不正行為について
2023年05月19日 ダイハツ工業株式会社
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20230519-5.html
ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、2023年4月28日(金)に海外向け車両の側面衝突試験(UN-R95)の認証申請において不正行為があったことを公表しましたが、その後の社内での点検を行う中で、新たに、ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車のポール側面衝突試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしましたので、本日、出荷・販売を停止いたしました。
お客様をはじめとするステークホルダーの皆様には、多大なるご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
ポール側面衝突試験(UN-R135)では、左右の試験を実施する必要があり、その試験データの提出が必要になります。今回、助手席側(左)は立会いのもと試験を実施しました。運転者席側は右側の社内試験データを提出すべきところ、左側のデータを提出してしまいました。
今後の対応などについては、現在確認中のため、改めてご報告させていただきます。
対象車種
販売開始 累計販売台数
(2023年5月18日時点)
ダイハツ・ロッキーHEV 2021年11月 22,329台
トヨタ・ライズHEV 55,111台【訂正】56,111台
当社としましては、この度の不正は、車の安全に関わる領域での不正であり、社会的に許されるものではないと考えております。経営マネジメントが現場に寄り添えず、法令遵守や健全な企業風土の醸成が疎かになる中で、正しいクルマつくりを見失い、不正行為を発生させたと考えられます。今回の不正行為を単にひとつの業務行為の問題で終わらせることなく、企業グループ全体の理念、行動指針に結びつけた改革となるよう、まずは全員で立ち止まり、不正行為をせざるを得なくなった背景・環境・真因を徹底的に究明、改善・再発防止に取り組み、膿を出し切ることで、二度と同じ過ちを繰り返さない会社と変える決意で取り組んでまいります。
当社は、第三者委員会による事案の全容解明および真因分析に全面的に協力してまいります。また、経営マネジメントは直ちに現場とのコミュニケーションをとり、本音で話のできる職場つくりに注力してまいります。
以上
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NHK 2023年5月26日 21時08分
ダイハツ 国の認証不正取得車 “社内試験で基準満たす”と発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230526/k10014079361000.html
時事通信 2023-05-19 22:30経済
トヨタ「心よりおわび」=ダイハツ不正にコメント
https://sp.m.jiji.com/article/show/2948079
時事通信 2023年05月19日22時04分
ダイハツ試験不正、国内に拡大 ロッキーとライズのHV
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051901139
読売新聞オンライン 2023/05/19 20:02
ダイハツ、国内向けHV「ライズ」「ロッキー」でも試験手順に不正…対象7万台の出荷・販売を停止
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230519-OYT1T50218/
朝日新聞デジタル 2023年5月20日 5時00分
ダイハツ認証不正、国内も トヨタ供給含む2車種7.8万台
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15640549.html
滋賀 NEWS WEB 2023年05月19日 21時24分
ダイハツ 国内向けハイブリッド2車種 衝突試験で不正
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230519/2060013303.html
時事通信 2023年05月19日22時04分
ダイハツ試験不正、国内に拡大 ロッキーとライズのHV
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051901139&g=eco
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朝日新聞デジタル 2023年5月6日 5時00分
(社説)ダイハツ不正 問われるトヨタの統治
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15629393.html
トヨタグループ ダイハツ認証不正 撲滅 徹底せよ 2023-05-02
衝突試験でドア加工 4車種8.8万台 監視体制を強化
http://ajimura2.blog.fc2.com/blog-entry-2966.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済