2023-08-08(Tue)
岐阜・御嵩のリニア残土 処分候補地に希少な鳥生息 変更要望
野鳥の会 希少種保護訴え 絶滅危惧種リスト(レッドリスト)の「絶滅危惧Ⅱ類」 3種を含む18種の鳥 確認
毎日新聞 2023/8/8 地方版
リニアの行方
岐阜・御嵩の残土処分場変更を 野鳥の会、希少種保護訴え /静岡
----日本野鳥の会は3日、岐阜県御嵩町にあるJR東海のリニア中央新幹線工事の残土処分場候補地について、サシバやミゾゴイなど希少な鳥類が生息しているとして、計画変更を求める要望書をJR東海や岐阜県などに提出した。県庁で記者会見した同会の大畑孝二さんは処分場ができれば「営巣木や餌場がなくなる可能性がある」と話した。
朝日新聞デジタル 2023年8月4日 10時00分
希少な鳥生息 野鳥の会が処分地変更を要望 岐阜・御嵩のリニア残土
----岐阜県御嵩町にある国選定の重要湿地に、リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土を処分する計画を巡り、公益財団法人「日本野鳥の会」は3日、処分予定地の変更を求める要望書を県と御嵩町、JR東海などに提出した。予定地には絶滅が懸念される希少な鳥類が生息しているとしている。
岐阜新聞 2023年8月4日 08:51
リニア残土処分候補地に希少な鳥生息 岐阜・御嵩町に18種、野鳥の会が変更の要望書提出
----日本野鳥の会は3日、JR東海のリニア中央新幹線トンネル工事に伴う残土処分場候補地となっている岐阜県可児郡御嵩町美佐野地区に、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類の鳥類のサシバやミゾゴイなど希少種18種が生息していることを明かした。同日、希少鳥類保護のため、候補地の計画変更を求める要望書を国や県、御嵩町、JR東海に提出した。
以下参考
毎日新聞 2023/8/8 地方版
リニアの行方
岐阜・御嵩の残土処分場変更を 野鳥の会、希少種保護訴え /静岡
https://mainichi.jp/articles/20230808/ddl/k22/020/127000c
日本野鳥の会は3日、岐阜県御嵩町にあるJR東海のリニア中央新幹線工事の残土処分場候補地について、サシバやミゾゴイなど希少な鳥類が生息しているとして、計画変更を求める要望書をJR東海や岐阜県などに提出した。県庁で記者会見した同会の大畑孝二さんは処分場ができれば「営巣木や餌場がなくなる可能性がある」と話した。
要望書によると、候補地では、環境省が絶滅危惧種リスト(レッドリスト)の「絶滅危惧Ⅱ類」に掲載する3種を含む18種の鳥が確認された。このうちサシバなどは繁殖しているとみられる。候補地は環境省の「重要湿地」にも選定され、鳥の餌となる小動物が生息しているという。
町は2021年、処分場受け入れに向け、JR東海と協議入りすると表明。野鳥の会の他、住民団体も環境保全への対応に不安が残るなどとして計画撤回を求めている。
朝日新聞デジタル 2023年8月4日 10時00分
希少な鳥生息 野鳥の会が処分地変更を要望 岐阜・御嵩のリニア残土
https://digital.asahi.com/articles/ASR837WRDR83OHGB001.html
処分予定地の周辺で確認されたサシバ。環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている=2009年6月、日本野鳥の会提供
岐阜県御嵩町にある国選定の重要湿地に、リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土を処分する計画を巡り、公益財団法人「日本野鳥の会」は3日、処分予定地の変更を求める要望書を県と御嵩町、JR東海などに提出した。予定地には絶滅が懸念される希少な鳥類が生息しているとしている。
同会は、2004年4月~23年4月に予定地を調査。環境省のレッドリストで、絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されているミゾゴイやサシバなど計18種類の希少な鳥類の生息を確認した。特に、ミゾゴイは日本でしか繁殖が確認されておらず、樹木の伐採で営巣地が減ると、個体数の減少に直結するおそれがあるという。
また、湿地の湿潤な環境に生息するカエルやミミズ、サワガニなどが鳥類の餌になっており、湿地が失われると生息環境が悪化する可能性も考えられると指摘している。
要望書は3日付。同会会員が同日、御嵩町役場を訪れ、渡辺幸伸町長に要望書を手渡した。渡辺町長は「これから検討します」と応じたという。環境大臣と国土交通大臣宛てにも提出した。
この計画を巡っては、生態学の研究者らでつくる「日本生態学会」の自然保護専門委員会も今年3月、ハナノキなどの希少種に多大な影響を与えるとして、事業区域の変更を求める要望書を提出している。(保坂知晃)
岐阜新聞 2023年8月4日 08:51
リニア残土処分候補地に希少な鳥生息 岐阜・御嵩町に18種、野鳥の会が変更の要望書提出
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/268143
絶滅危惧Ⅱ類に指定され、急激な減少が懸念されるサシバ=可児郡御嵩町のリニア残土処分場候補地(日本野鳥の会提供)
日本野鳥の会は3日、JR東海のリニア中央新幹線トンネル工事に伴う残土処分場候補地となっている岐阜県可児郡御嵩町美佐野地区に、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類の鳥類のサシバやミゾゴイなど希少種18種が生息していることを明かした。同日、希少鳥類保護のため、候補地の計画変更を求める要望書を国や県、御嵩町、JR東海に提出した。
同会などが2004年4月~23年4月に行った調査では、サシバの連続した繁殖を確認しており、ミゾゴイは23年4月にも計画候補地周辺で営巣が見つかっている。残土置き場になれば需要湿地の水場環境が変わり、サシバの餌であるカエルやヘビ、ミゾゴイの餌であるミミズやサワガニの生息環境に影響する懸念を指摘している。また、候補地は環境省の重要湿地に選定されており、ハナノキやシデコブシなどの希少植物が自生している。
県庁で記者会見した日本野鳥の会の大畑孝二さんは「ミゾゴイは繁殖地が日本だけで、世界的に貴重な鳥。しっかり調査し、保全策を示してほしい」と話した。
Yahooニュース 2023/8/3(木) 20:42配信 ぎふチャンDIGITAL
日本野鳥の会が見直しを要望 岐阜県御嵩町のリニア残土の処分場候補地
https://news.yahoo.co.jp/articles/678e9a5b779779e6954942943f859db85e5d1fed
リニア残土処分場の候補地見直しを訴える日本野鳥の会=3日午後、岐阜県庁
JR東海が可児郡御嵩町に計画しているリニア中央新幹線のトンネル工事の残土処分場について日本野鳥の会は3日、希少な鳥類が確認できるとして候補地を見直すよう県などに要望しました。
この要望書は、県のほかJR東海や国、御嵩町にも提出されました。
会によりますと、候補地の御嵩町美佐野地内には、希少な鳥類が18種類 生息していて、このうち 環境省が絶滅危惧Ⅱ類に指定しているタカ科のサシバやサギ科のミゾゴイは、この地区で繁殖しているということです。
また、候補地の中にある湿地には希少な植物が群生し、鳥類の生息にも深い関わりがあると指摘しています。
県庁で会見した日本野鳥の会の大畑孝二さんは「希少な鳥類の生息地なので、ぜひ処分地を変えてほしい」と訴えました。
リニア残土の処分場を巡っては、候補地の美佐野を含む地元の16自治会が残土の受け入れに反対していて、今年6月に当選した渡辺幸伸町長は、ゼロベースで地元と対話して合意形成するとしています。
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毎日新聞 2023/8/8 地方版
リニアの行方
岐阜・御嵩の残土処分場変更を 野鳥の会、希少種保護訴え /静岡
----日本野鳥の会は3日、岐阜県御嵩町にあるJR東海のリニア中央新幹線工事の残土処分場候補地について、サシバやミゾゴイなど希少な鳥類が生息しているとして、計画変更を求める要望書をJR東海や岐阜県などに提出した。県庁で記者会見した同会の大畑孝二さんは処分場ができれば「営巣木や餌場がなくなる可能性がある」と話した。
朝日新聞デジタル 2023年8月4日 10時00分
希少な鳥生息 野鳥の会が処分地変更を要望 岐阜・御嵩のリニア残土
----岐阜県御嵩町にある国選定の重要湿地に、リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土を処分する計画を巡り、公益財団法人「日本野鳥の会」は3日、処分予定地の変更を求める要望書を県と御嵩町、JR東海などに提出した。予定地には絶滅が懸念される希少な鳥類が生息しているとしている。
岐阜新聞 2023年8月4日 08:51
リニア残土処分候補地に希少な鳥生息 岐阜・御嵩町に18種、野鳥の会が変更の要望書提出
----日本野鳥の会は3日、JR東海のリニア中央新幹線トンネル工事に伴う残土処分場候補地となっている岐阜県可児郡御嵩町美佐野地区に、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類の鳥類のサシバやミゾゴイなど希少種18種が生息していることを明かした。同日、希少鳥類保護のため、候補地の計画変更を求める要望書を国や県、御嵩町、JR東海に提出した。
以下参考
毎日新聞 2023/8/8 地方版
リニアの行方
岐阜・御嵩の残土処分場変更を 野鳥の会、希少種保護訴え /静岡
https://mainichi.jp/articles/20230808/ddl/k22/020/127000c
日本野鳥の会は3日、岐阜県御嵩町にあるJR東海のリニア中央新幹線工事の残土処分場候補地について、サシバやミゾゴイなど希少な鳥類が生息しているとして、計画変更を求める要望書をJR東海や岐阜県などに提出した。県庁で記者会見した同会の大畑孝二さんは処分場ができれば「営巣木や餌場がなくなる可能性がある」と話した。
要望書によると、候補地では、環境省が絶滅危惧種リスト(レッドリスト)の「絶滅危惧Ⅱ類」に掲載する3種を含む18種の鳥が確認された。このうちサシバなどは繁殖しているとみられる。候補地は環境省の「重要湿地」にも選定され、鳥の餌となる小動物が生息しているという。
町は2021年、処分場受け入れに向け、JR東海と協議入りすると表明。野鳥の会の他、住民団体も環境保全への対応に不安が残るなどとして計画撤回を求めている。
朝日新聞デジタル 2023年8月4日 10時00分
希少な鳥生息 野鳥の会が処分地変更を要望 岐阜・御嵩のリニア残土
https://digital.asahi.com/articles/ASR837WRDR83OHGB001.html
処分予定地の周辺で確認されたサシバ。環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている=2009年6月、日本野鳥の会提供
岐阜県御嵩町にある国選定の重要湿地に、リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土を処分する計画を巡り、公益財団法人「日本野鳥の会」は3日、処分予定地の変更を求める要望書を県と御嵩町、JR東海などに提出した。予定地には絶滅が懸念される希少な鳥類が生息しているとしている。
同会は、2004年4月~23年4月に予定地を調査。環境省のレッドリストで、絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されているミゾゴイやサシバなど計18種類の希少な鳥類の生息を確認した。特に、ミゾゴイは日本でしか繁殖が確認されておらず、樹木の伐採で営巣地が減ると、個体数の減少に直結するおそれがあるという。
また、湿地の湿潤な環境に生息するカエルやミミズ、サワガニなどが鳥類の餌になっており、湿地が失われると生息環境が悪化する可能性も考えられると指摘している。
要望書は3日付。同会会員が同日、御嵩町役場を訪れ、渡辺幸伸町長に要望書を手渡した。渡辺町長は「これから検討します」と応じたという。環境大臣と国土交通大臣宛てにも提出した。
この計画を巡っては、生態学の研究者らでつくる「日本生態学会」の自然保護専門委員会も今年3月、ハナノキなどの希少種に多大な影響を与えるとして、事業区域の変更を求める要望書を提出している。(保坂知晃)
岐阜新聞 2023年8月4日 08:51
リニア残土処分候補地に希少な鳥生息 岐阜・御嵩町に18種、野鳥の会が変更の要望書提出
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/268143
絶滅危惧Ⅱ類に指定され、急激な減少が懸念されるサシバ=可児郡御嵩町のリニア残土処分場候補地(日本野鳥の会提供)
日本野鳥の会は3日、JR東海のリニア中央新幹線トンネル工事に伴う残土処分場候補地となっている岐阜県可児郡御嵩町美佐野地区に、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類の鳥類のサシバやミゾゴイなど希少種18種が生息していることを明かした。同日、希少鳥類保護のため、候補地の計画変更を求める要望書を国や県、御嵩町、JR東海に提出した。
同会などが2004年4月~23年4月に行った調査では、サシバの連続した繁殖を確認しており、ミゾゴイは23年4月にも計画候補地周辺で営巣が見つかっている。残土置き場になれば需要湿地の水場環境が変わり、サシバの餌であるカエルやヘビ、ミゾゴイの餌であるミミズやサワガニの生息環境に影響する懸念を指摘している。また、候補地は環境省の重要湿地に選定されており、ハナノキやシデコブシなどの希少植物が自生している。
県庁で記者会見した日本野鳥の会の大畑孝二さんは「ミゾゴイは繁殖地が日本だけで、世界的に貴重な鳥。しっかり調査し、保全策を示してほしい」と話した。
Yahooニュース 2023/8/3(木) 20:42配信 ぎふチャンDIGITAL
日本野鳥の会が見直しを要望 岐阜県御嵩町のリニア残土の処分場候補地
https://news.yahoo.co.jp/articles/678e9a5b779779e6954942943f859db85e5d1fed
リニア残土処分場の候補地見直しを訴える日本野鳥の会=3日午後、岐阜県庁
JR東海が可児郡御嵩町に計画しているリニア中央新幹線のトンネル工事の残土処分場について日本野鳥の会は3日、希少な鳥類が確認できるとして候補地を見直すよう県などに要望しました。
この要望書は、県のほかJR東海や国、御嵩町にも提出されました。
会によりますと、候補地の御嵩町美佐野地内には、希少な鳥類が18種類 生息していて、このうち 環境省が絶滅危惧Ⅱ類に指定しているタカ科のサシバやサギ科のミゾゴイは、この地区で繁殖しているということです。
また、候補地の中にある湿地には希少な植物が群生し、鳥類の生息にも深い関わりがあると指摘しています。
県庁で会見した日本野鳥の会の大畑孝二さんは「希少な鳥類の生息地なので、ぜひ処分地を変えてほしい」と訴えました。
リニア残土の処分場を巡っては、候補地の美佐野を含む地元の16自治会が残土の受け入れに反対していて、今年6月に当選した渡辺幸伸町長は、ゼロベースで地元と対話して合意形成するとしています。
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済