2019-03-31(Sun)
整備新幹線 費用対効果低下 北陸0.9 九州・長崎ルート0.5
建設費増加など 着工時ともに1.1 事業に疑問も継続
北陸新幹線(金沢・敦賀間)工事実施計画の変更を認可
整備新幹線の北陸新幹線(金沢-敦賀間)、九州新幹線長崎ルート(武雄温泉-長崎間)の事業再評価結果が公表された。
着工時には、費用対効果はいずれも1.1だったが、今回は、北陸新幹線0.9、九州新幹線長崎ルート0.5とマイナスの結果だった。
もともと、1.1もギリギリで工事費など増加すればマイナスになるとみられていた。
案の定、北陸新幹線は2,263億円増の1兆4,121億円、九州が1,188億円増の6,197億円に膨れ上がった。
「全線が開通すれば、大きな効果が見込める」などの理由で、
国交省は、工事実施計画の変更を認可して継続するという。


産経ニュース 2019.3.31 07:03
九州新幹線長崎ルートの投資効果低下 建設費増加で
----国土交通省は、九州新幹線・長崎ルート武雄温泉(佐賀県)-長崎と、北陸新幹線金沢-敦賀(福井県)の費用対効果が低下し、投資に見合う目安とされる「1」を下回ったとの試算を公表した。
開業後の経済効果や、営業利益と建設費を比較した数値は、平成24年の着工時に九州、北陸とも1.1だったが、今回は九州0.5、北陸0.9となった。
どちらも建設中の区間だけで効果を試算しており、同省は「未着工区間を含む全線が開通すれば、大きな効果が見込める」と説明している。事業は継続する。・・・
以下参考
平成31年3月29日
国土交通省大臣官房 技術調査課 公共事業調査室
平成31年度予算に向けた国土交通省所管公共事業の事業評価について(その3)
http://www.mlit.go.jp/tec/hyouka/public/kisha/190329h30/index.html
再評価結果一覧 p77-78
http://www.mlit.go.jp/tec/hyouka/public/kisha/190329h30/pdf/06.pdf
*****************************+
北陸新幹線(金沢・敦賀間)工事実施計画の変更認可について
平成31年3月29日
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo09_hh_000063.html
鉄道・運輸機構より申請のあった北陸新幹線(金沢・敦賀間)の工事実施計画の変更について、本日付けで認可を行いました。本変更は、北陸新幹線(金沢・敦賀間)の工事費等を変更するものです。
全国新幹線鉄道整備法第9条第1項の規定に基づき、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から平成31年2月6日付けで申請のあった北陸新幹線(金沢・敦賀間)の工事実施計画の変更について、本日(平成31年3月29日)付けで認可したことをお知らせいたします。
〔主な変更認可内容〕
○工事費の変更(別紙参照)
現認可額 約1兆1,858億円
変更額 約1兆4,121億円
増加額 2,263億円
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001283467.pdf
お問い合わせ先
国土交通省鉄道局施設課 企画調整官 専門官
TEL:03-5253-8111 (内線40832) 直通 03-5253-8553 FAX:03-5253-1634

**************************************+
朝日新聞デジタル2019年3月30日05時00分
長崎新幹線、投資効果「0.5」 北陸も「1」割る 事業に疑問符も
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13956822.html
産経ニュース 2019.3.31 07:03
九州新幹線長崎ルートの投資効果低下 建設費増加で
https://www.sankei.com/region/news/190331/rgn1903310025-n1.html
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北陸新幹線(金沢・敦賀間)工事実施計画の変更を認可
整備新幹線の北陸新幹線(金沢-敦賀間)、九州新幹線長崎ルート(武雄温泉-長崎間)の事業再評価結果が公表された。
着工時には、費用対効果はいずれも1.1だったが、今回は、北陸新幹線0.9、九州新幹線長崎ルート0.5とマイナスの結果だった。
もともと、1.1もギリギリで工事費など増加すればマイナスになるとみられていた。
案の定、北陸新幹線は2,263億円増の1兆4,121億円、九州が1,188億円増の6,197億円に膨れ上がった。
「全線が開通すれば、大きな効果が見込める」などの理由で、
国交省は、工事実施計画の変更を認可して継続するという。


産経ニュース 2019.3.31 07:03
九州新幹線長崎ルートの投資効果低下 建設費増加で
----国土交通省は、九州新幹線・長崎ルート武雄温泉(佐賀県)-長崎と、北陸新幹線金沢-敦賀(福井県)の費用対効果が低下し、投資に見合う目安とされる「1」を下回ったとの試算を公表した。
開業後の経済効果や、営業利益と建設費を比較した数値は、平成24年の着工時に九州、北陸とも1.1だったが、今回は九州0.5、北陸0.9となった。
どちらも建設中の区間だけで効果を試算しており、同省は「未着工区間を含む全線が開通すれば、大きな効果が見込める」と説明している。事業は継続する。・・・
以下参考
平成31年3月29日
国土交通省大臣官房 技術調査課 公共事業調査室
平成31年度予算に向けた国土交通省所管公共事業の事業評価について(その3)
http://www.mlit.go.jp/tec/hyouka/public/kisha/190329h30/index.html
再評価結果一覧 p77-78
http://www.mlit.go.jp/tec/hyouka/public/kisha/190329h30/pdf/06.pdf
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北陸新幹線(金沢・敦賀間)工事実施計画の変更認可について
平成31年3月29日
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo09_hh_000063.html
鉄道・運輸機構より申請のあった北陸新幹線(金沢・敦賀間)の工事実施計画の変更について、本日付けで認可を行いました。本変更は、北陸新幹線(金沢・敦賀間)の工事費等を変更するものです。
全国新幹線鉄道整備法第9条第1項の規定に基づき、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から平成31年2月6日付けで申請のあった北陸新幹線(金沢・敦賀間)の工事実施計画の変更について、本日(平成31年3月29日)付けで認可したことをお知らせいたします。
〔主な変更認可内容〕
○工事費の変更(別紙参照)
現認可額 約1兆1,858億円
変更額 約1兆4,121億円
増加額 2,263億円
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001283467.pdf
お問い合わせ先
国土交通省鉄道局施設課 企画調整官 専門官
TEL:03-5253-8111 (内線40832) 直通 03-5253-8553 FAX:03-5253-1634

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朝日新聞デジタル2019年3月30日05時00分
長崎新幹線、投資効果「0.5」 北陸も「1」割る 事業に疑問符も
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13956822.html
産経ニュース 2019.3.31 07:03
九州新幹線長崎ルートの投資効果低下 建設費増加で
https://www.sankei.com/region/news/190331/rgn1903310025-n1.html
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