2019-04-22(Mon)
野村・鹿野川ダム 操作規則変更案 試算結果を公表
洪水吐(ばき)設置による洪水調節容量拡大(740万トン)、利水容量事前放流による容量確保(250万トン)
(愛媛新聞)2019年4月21日(日)
社説:野村・鹿野川ダム 操作ルールの変更 丁寧な説明を
----昨年7月の西日本豪雨での肱川水系氾濫を受け、国土交通省四国地方整備局は流域の野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)の操作ルールの変更案を公表した。
----現行ルールでは、ダムの洪水調節容量が4割を超えるまでは野村ダムが毎秒300㌧、鹿野川ダムは600㌧で放流を固定し、水をためる対応を取る。それ以上を放流すると、鹿野川ダム下流の大洲市の一部で浸水が始まるためだ。ただ、放流を抑えるとダムの貯水能力は早く危険水域に達する。この場合、大量の放流を余儀なくされ、大規模洪水を起こしやすい。・・・・流入量と同じ量を放流する「異常洪水時防災操作」を実施した後、大規模な浸水被害が起きた。
----今回のルール変更で、野村ダムは早い段階から放流量を増やし、最大で千㌧に引き上げる。ダムに水をたまりにくくし、異常洪水時防災操作の開始を遅らせ、ピーク時の放流量を減らす狙いがある。
----残念ながらダム操作を見直しても被害軽減には限界がある。特に危惧されるのは堤防が未整備の大洲市菅田地域だ。国の試算でも他の浸水地域より改善効果が低かった。危険から取り残される地域があることは許されない。堤防整備や河床掘削など河川改修を急ぐべきだ。
愛媛新聞 2019年4月17日(水)
四国整備局 浸水被害「大幅減」 野村・鹿野川ダム操作変更案 試算結果を公表
----2018年の西日本豪雨での肱川水系氾濫を受けて四国地方整備局は16日、流域の野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)の操作規則変更の考え方を公表した。18年豪雨でシミュレーションした場合、放流量を流入量に近づける異常洪水時防災操作は避けられないが、操作の実施時期は遅くなりピーク時放流量は減る。浸水被害は野村ダム下流の西予市野村地域で650世帯から40世帯に、鹿野川ダム下流の大洲市では3640世帯から600世帯と大幅に減るとしている。・・・
四国地方整備局 河川部
野村ダム・鹿野川ダム操作ルールの考え方について意見を募集します(PDF:1.13MB) (平成31年4月16日)
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/i1703/190416-2.pdf

以下参考
(愛媛新聞)2019年4月21日(日)
社説:野村・鹿野川ダム 操作ルールの変更 丁寧な説明を
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904210008
(愛媛新聞)2019年4月17日(水)
四国整備局 浸水被害「大幅減」 野村・鹿野川ダム操作変更案 試算結果を公表
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904170015
朝日新聞デジタル2019年4月19日03時00分
愛媛)豪雨で緊急放流の2ダム 新操作で「被害大幅減」
https://digital.asahi.com/articles/ASM4K4TBBM4KPFIB00B.html
毎日新聞2019年4月18日 地方版
野村ダム・鹿野川ダム
放流量増で洪水対応 操作規則変更へ案 国交省四国整備局 /愛媛
https://mainichi.jp/articles/20190418/ddl/k38/010/466000c
2019年4月23日(火)(愛媛新聞)
愛媛豪雨災害 ダム操作変更 国交省が説明 大洲市議会全員協
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904230309
2019年4月19日(金)(愛媛新聞)
5月8日から ダム新操作規則 国が大洲で住民説明会
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904190036
2019年4月23日(火)(愛媛新聞)
情報の共有と見直し確認 西予・大洲 肱川2ダムで洪水対応演習
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904230301
2019年4月21日(日)(愛媛新聞)
研究者ら招き学習会 豪雨時のダム操作 課題は 西予・野村住民
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904210087
2019年4月18日(木)(愛媛新聞)
西予20日、大洲21日 今こそダムを考える 識者解説の住民学習会
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904180023
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(愛媛新聞)2019年4月21日(日)
社説:野村・鹿野川ダム 操作ルールの変更 丁寧な説明を
----昨年7月の西日本豪雨での肱川水系氾濫を受け、国土交通省四国地方整備局は流域の野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)の操作ルールの変更案を公表した。
----現行ルールでは、ダムの洪水調節容量が4割を超えるまでは野村ダムが毎秒300㌧、鹿野川ダムは600㌧で放流を固定し、水をためる対応を取る。それ以上を放流すると、鹿野川ダム下流の大洲市の一部で浸水が始まるためだ。ただ、放流を抑えるとダムの貯水能力は早く危険水域に達する。この場合、大量の放流を余儀なくされ、大規模洪水を起こしやすい。・・・・流入量と同じ量を放流する「異常洪水時防災操作」を実施した後、大規模な浸水被害が起きた。
----今回のルール変更で、野村ダムは早い段階から放流量を増やし、最大で千㌧に引き上げる。ダムに水をたまりにくくし、異常洪水時防災操作の開始を遅らせ、ピーク時の放流量を減らす狙いがある。
----残念ながらダム操作を見直しても被害軽減には限界がある。特に危惧されるのは堤防が未整備の大洲市菅田地域だ。国の試算でも他の浸水地域より改善効果が低かった。危険から取り残される地域があることは許されない。堤防整備や河床掘削など河川改修を急ぐべきだ。
愛媛新聞 2019年4月17日(水)
四国整備局 浸水被害「大幅減」 野村・鹿野川ダム操作変更案 試算結果を公表
----2018年の西日本豪雨での肱川水系氾濫を受けて四国地方整備局は16日、流域の野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)の操作規則変更の考え方を公表した。18年豪雨でシミュレーションした場合、放流量を流入量に近づける異常洪水時防災操作は避けられないが、操作の実施時期は遅くなりピーク時放流量は減る。浸水被害は野村ダム下流の西予市野村地域で650世帯から40世帯に、鹿野川ダム下流の大洲市では3640世帯から600世帯と大幅に減るとしている。・・・
四国地方整備局 河川部
野村ダム・鹿野川ダム操作ルールの考え方について意見を募集します(PDF:1.13MB) (平成31年4月16日)
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/i1703/190416-2.pdf

以下参考
(愛媛新聞)2019年4月21日(日)
社説:野村・鹿野川ダム 操作ルールの変更 丁寧な説明を
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904210008
(愛媛新聞)2019年4月17日(水)
四国整備局 浸水被害「大幅減」 野村・鹿野川ダム操作変更案 試算結果を公表
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904170015
朝日新聞デジタル2019年4月19日03時00分
愛媛)豪雨で緊急放流の2ダム 新操作で「被害大幅減」
https://digital.asahi.com/articles/ASM4K4TBBM4KPFIB00B.html
毎日新聞2019年4月18日 地方版
野村ダム・鹿野川ダム
放流量増で洪水対応 操作規則変更へ案 国交省四国整備局 /愛媛
https://mainichi.jp/articles/20190418/ddl/k38/010/466000c
2019年4月23日(火)(愛媛新聞)
愛媛豪雨災害 ダム操作変更 国交省が説明 大洲市議会全員協
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904230309
2019年4月19日(金)(愛媛新聞)
5月8日から ダム新操作規則 国が大洲で住民説明会
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904190036
2019年4月23日(火)(愛媛新聞)
情報の共有と見直し確認 西予・大洲 肱川2ダムで洪水対応演習
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904230301
2019年4月21日(日)(愛媛新聞)
研究者ら招き学習会 豪雨時のダム操作 課題は 西予・野村住民
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904210087
2019年4月18日(木)(愛媛新聞)
西予20日、大洲21日 今こそダムを考える 識者解説の住民学習会
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904180023
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済