2018-07-10(Tue)
日産 また不正発覚 燃費や排ガスデータを改ざん
国内5工場で1171台 国内19車種 露呈した甘い規範意識
日産自動車が、また不正していた。
新車の出荷前に実施する排出ガスデータの検査で測定値を改ざんしていたと発表。
国内5つの完成車工場で、試験環境ルールの違反や排気ガス成分の測定値を書き換える改ざんをしていたという。
日産は昨年9月、無資格者が完成検査を手掛ける不正が発覚。
無資格の従業員が完成検査を担ったのに、有資格者が行ったように偽装する問題が発覚。
国土交通省から2度の業務改善指示を受け、今年3月には、西川社長が国交大臣に再発防止を誓ったばかりだった。
格検査発覚以降も別の不正が継続していたわけで、規範意識と危機感の低さが改めて露呈した格好だ。
以下参考
日本経済新聞 2018/7/9 17:34
日産、排ガス測定値改ざん 国内5工場で1171台
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32768220Z00C18A7TJC000/
朝日新聞デジタル 2018年7月9日14時29分
日産、新車の排ガス検査で不正 複数工場で測定値改ざん
https://digital.asahi.com/articles/ASL794GKCL79UTIL01G.html
東洋経済オンライン 2018/07/10 5:00
日産でまた不正発覚、露呈した甘い規範意識
国内19車種で燃費や排ガスデータを改ざん
https://toyokeizai.net/articles/-/228846
********************
日産自動車HP https://www.nissan.co.jp/
【お詫び】
2018年7月9日 このたびの「排出ガス測定に関する不適切な行為」におきまして、お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.nissan.co.jp/TOP/ANNOUNCE/180709.html
日産車をご愛用いただいているお客さまへ
https://www.nissan.co.jp/TOP/ANNOUNCE/180709.html
このたびの「排出ガス測定に関する不適切な行為」におきまして、お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
判明した事案について、現在、その原因や背景を含め徹底した調査を進めておりますが、信頼性の認められるデータでの社内再検証の結果、NISSAN GT-Rを除く全ての車種において、排出ガス・燃費ともに、保安基準並びにエコカー減税制度に適合していることを確認しております。また安全上の問題も一切ございませんので、お客さまには継続しておクルマをご利用いただけます。
なお、NISSAN GT-Rにつきましては、燃費のカタログ値については担保できていることを確認済ですが、生産台数が少ないため、排出ガスの保安基準適合性および諸元値の検証について、検査結果を担保できる台数に至るまで、全数検査を実施しております。
重ねまして、昨年9月に発覚した完成検査問題の再発防止に向けた取り組みを進めている中で、このような事案が発見されたことに対し、深くお詫び申し上げます。
詳細はリリースをご覧ください。
https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-75b19d3a1fdacef505523031451e95a1-180709-03-j
お問い合わせ先
日産自動車お客さま相談室(0120-941-232)
※日産自動車お客さま相談室 受付時間 9:00~17:00 (12/31~1/2を除く)
日産自動車ニュースルーム ホーム > リリース >
完成検査時の排出ガス測定に関する不適切な行為について
2018年07月09日
https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-75b19d3a1fdacef505523031451e95a1-180709-03-j
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、昨年9月に発覚した完成検査に係る不適切取扱いに関する一連の問題以降、3月26日の大臣名の業務改善指示を踏まえて、事業のあらゆる面において、法令遵守の状況について自主点検を行ってまいりました。その一環として、完成検査時の燃費・排出ガスの測定に関する調査の中で、日産自動車九州以外の国内全車両製造工場において製造された車両について、一部の排出ガス・燃費測定試験において以下の不適切な行為があったことを把握いたしました。
(1)試験環境を逸脱した排出ガス・燃費測定試験を行っていた
(2)測定値を書き換えて、検査報告書を作成していた
これに伴い、当社が確認した事実並びに現在までの調査結果を本日、国土交通省にご報告いたしました。なお、昨年9月に発覚した一連の完成検査問題では、関係者の皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけいたしました。再発防止に向けた取り組みを進めている中で、このような事案が発見されたことに対し、深くお詫び申し上げます。
上記判明した事実につきまして、現在、その原因や行為に至った背景を含め、徹底した調査を進めております。本件の原因究明を中心とした調査につきましては、西村あさひ法律事務所に依頼しています。今後その結果をもとに適正な再発防止策を講じてまいります。
なお、信頼性の認められるログデータを再検証した結果、GT-Rを除き、その他すべての車種において、保安基準の適合性に加え、型式としての排出ガスの平均値が諸元値を担保できていることを確認しました。また、燃費についても同様に再検証し、すべての抜取検査対象車種が、燃費の諸元値を担保できていることを確認しました。従って、カタログ等で公表している燃費の数値に誤りはありません。
今回の事案は、社内での自主点検の過程の中で判明したものですが、引き続き、法規・法令遵守に関する仕組み・体制・プロセスの総点検を全社的な活動として徹底的に行ってまいります。当社といたしましては、法令遵守の徹底を重要な経営課題として捉え、問題が発生した場合には適切な処置を講じ、あらゆる業務における法令遵守・コンプライアンス意識の醸成・徹底を図っていく決意です。
添付資料;
◇排出ガス測定に関する不適切行為の概要
https://www.nissan-global.com/PDF/180709_report.pdf
◇国土交通省への報告書「日産栃木・追浜、日産車体湘南・九州・オートワークス京都工場におけるCOP排気・燃費抜取検査データについてのご報告」、全体台数表
https://www.nissan-global.com/PDF/180709_total.pdf
以上
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日産自動車が、また不正していた。
新車の出荷前に実施する排出ガスデータの検査で測定値を改ざんしていたと発表。
国内5つの完成車工場で、試験環境ルールの違反や排気ガス成分の測定値を書き換える改ざんをしていたという。
日産は昨年9月、無資格者が完成検査を手掛ける不正が発覚。
無資格の従業員が完成検査を担ったのに、有資格者が行ったように偽装する問題が発覚。
国土交通省から2度の業務改善指示を受け、今年3月には、西川社長が国交大臣に再発防止を誓ったばかりだった。
格検査発覚以降も別の不正が継続していたわけで、規範意識と危機感の低さが改めて露呈した格好だ。
◇排出ガス測定に関する不適切行為の概要
https://www.nissan-global.com/PDF/180709_report.pdf
◇国土交通省への報告書「日産栃木・追浜、日産車体湘南・九州・オートワークス京都工場におけるCOP排気・燃費抜取検査データについてのご報告」、全体台数表
https://www.nissan-global.com/PDF/180709_total.pdf
以下参考
日本経済新聞 2018/7/9 17:34
日産、排ガス測定値改ざん 国内5工場で1171台
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32768220Z00C18A7TJC000/
朝日新聞デジタル 2018年7月9日14時29分
日産、新車の排ガス検査で不正 複数工場で測定値改ざん
https://digital.asahi.com/articles/ASL794GKCL79UTIL01G.html
東洋経済オンライン 2018/07/10 5:00
日産でまた不正発覚、露呈した甘い規範意識
国内19車種で燃費や排ガスデータを改ざん
https://toyokeizai.net/articles/-/228846
********************
日産自動車HP https://www.nissan.co.jp/
【お詫び】
2018年7月9日 このたびの「排出ガス測定に関する不適切な行為」におきまして、お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.nissan.co.jp/TOP/ANNOUNCE/180709.html
日産車をご愛用いただいているお客さまへ
https://www.nissan.co.jp/TOP/ANNOUNCE/180709.html
このたびの「排出ガス測定に関する不適切な行為」におきまして、お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
判明した事案について、現在、その原因や背景を含め徹底した調査を進めておりますが、信頼性の認められるデータでの社内再検証の結果、NISSAN GT-Rを除く全ての車種において、排出ガス・燃費ともに、保安基準並びにエコカー減税制度に適合していることを確認しております。また安全上の問題も一切ございませんので、お客さまには継続しておクルマをご利用いただけます。
なお、NISSAN GT-Rにつきましては、燃費のカタログ値については担保できていることを確認済ですが、生産台数が少ないため、排出ガスの保安基準適合性および諸元値の検証について、検査結果を担保できる台数に至るまで、全数検査を実施しております。
重ねまして、昨年9月に発覚した完成検査問題の再発防止に向けた取り組みを進めている中で、このような事案が発見されたことに対し、深くお詫び申し上げます。
詳細はリリースをご覧ください。
https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-75b19d3a1fdacef505523031451e95a1-180709-03-j
お問い合わせ先
日産自動車お客さま相談室(0120-941-232)
※日産自動車お客さま相談室 受付時間 9:00~17:00 (12/31~1/2を除く)
日産自動車ニュースルーム ホーム > リリース >
完成検査時の排出ガス測定に関する不適切な行為について
2018年07月09日
https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-75b19d3a1fdacef505523031451e95a1-180709-03-j
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、昨年9月に発覚した完成検査に係る不適切取扱いに関する一連の問題以降、3月26日の大臣名の業務改善指示を踏まえて、事業のあらゆる面において、法令遵守の状況について自主点検を行ってまいりました。その一環として、完成検査時の燃費・排出ガスの測定に関する調査の中で、日産自動車九州以外の国内全車両製造工場において製造された車両について、一部の排出ガス・燃費測定試験において以下の不適切な行為があったことを把握いたしました。
(1)試験環境を逸脱した排出ガス・燃費測定試験を行っていた
(2)測定値を書き換えて、検査報告書を作成していた
これに伴い、当社が確認した事実並びに現在までの調査結果を本日、国土交通省にご報告いたしました。なお、昨年9月に発覚した一連の完成検査問題では、関係者の皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけいたしました。再発防止に向けた取り組みを進めている中で、このような事案が発見されたことに対し、深くお詫び申し上げます。
上記判明した事実につきまして、現在、その原因や行為に至った背景を含め、徹底した調査を進めております。本件の原因究明を中心とした調査につきましては、西村あさひ法律事務所に依頼しています。今後その結果をもとに適正な再発防止策を講じてまいります。
なお、信頼性の認められるログデータを再検証した結果、GT-Rを除き、その他すべての車種において、保安基準の適合性に加え、型式としての排出ガスの平均値が諸元値を担保できていることを確認しました。また、燃費についても同様に再検証し、すべての抜取検査対象車種が、燃費の諸元値を担保できていることを確認しました。従って、カタログ等で公表している燃費の数値に誤りはありません。
今回の事案は、社内での自主点検の過程の中で判明したものですが、引き続き、法規・法令遵守に関する仕組み・体制・プロセスの総点検を全社的な活動として徹底的に行ってまいります。当社といたしましては、法令遵守の徹底を重要な経営課題として捉え、問題が発生した場合には適切な処置を講じ、あらゆる業務における法令遵守・コンプライアンス意識の醸成・徹底を図っていく決意です。
添付資料;
◇排出ガス測定に関する不適切行為の概要
https://www.nissan-global.com/PDF/180709_report.pdf
◇国土交通省への報告書「日産栃木・追浜、日産車体湘南・九州・オートワークス京都工場におけるCOP排気・燃費抜取検査データについてのご報告」、全体台数表
https://www.nissan-global.com/PDF/180709_total.pdf
以上
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済