2019-09-08(Sun)
辺野古新基地 地盤工事 耐震レベル甘い基準 大地震想定なし
「辺野古技術検討会」基地建設の追認機関だ お手盛りでは意味がない
沖縄タイムス 2019年9月8日 09:25
社説[辺野古技術検討会]基地建設の追認機関だ
---名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省は大浦湾側の埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤に関する技術検討会の初会合を同省で開いた。・・・委員は公正中立であるべきだが、8人のうち、清宮委員長を含む4人が国土交通省と防衛省に関わりがある。2人が現職で、残りの2人が過去に勤務経験があった。清宮委員長は辺野古新基地建設で海に投下するケーソン(コンクリート製の箱)の製造を請け負うJFEホールディングスの子会社の取締役にも名前を連ねている。
---委員らは利害関係者というべきではないか。客観的な提言や助言ができるか極めて疑問である。
防衛省幹部の言葉はもっとあけすけだ。有識者らの技術検討会が「建設ありき」との批判があることについて「移設工事は決まっていて、意見をいただくのに、建設ありきではいけないのか」と開き直っている。・・・現状の検討会は、有識者から客観的な提言、助言を得るとは名ばかりで、政府の新基地建設を後押しする機関というほかない。
毎日新聞2019年9月8日 東京朝刊
社説:「辺野古」有識者会議 お手盛りでは意味がない
----政府方針を追認するだけでは有識者会議の意味がない。移設の是非とは別に、実現可能性やその時期の客観的な評価が求められる。メンバーの人選については県側と協議してしかるべきではなかったか。
今後の検討作業ではその内容やデータを全て公開すべきだ。外部の誰もが検証し意見を言える形になれば、透明性と信頼性が増すだろう。
逆にお手盛り会議とみなされれば問題解決はさらに遠のく。
琉球新報 2019年9月7日 06:01
<社説>「辺野古」耐震レベル 重要施設ではない証左だ
----米軍普天間飛行場の代替施設として名護市辺野古に建設中の新基地は、米軍にとって本当に必要なのか。改めて強い疑念を抱く。
軟弱地盤の改良工事に関する防衛省の報告書で、大規模地震を想定した耐震性が検討されていなかったのである。
空港の耐震設計に関する国土交通省の基準では、耐用年数中に起こる可能性のある中規模程度の地震を「レベル1」、東日本大震災級の最大規模の揺れを「レベル2」と規定する。防衛省の報告書は「レベル1」を採用して検討した。米国側とも調整した上での判断だという。
しんぶん赤旗 2019年9月7日(土)
辺野古 大地震想定なし 政府 新基地地盤工事 甘い基準
----沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う埋め立て区域のうち、大浦湾側に広がる軟弱地盤の改良工事をめぐり、政府は東日本大震災や阪神・淡路大震災級の大規模震災を想定していないことが分かりました。埋め立て区域には活断層の存在も指摘されており、甘い想定に批判が広がりそうです。
以下参考
毎日新聞2019年9月8日 東京朝刊
社説:「辺野古」有識者会議 お手盛りでは意味がない
https://mainichi.jp/articles/20190908/ddm/005/070/050000c
琉球新報 2019年9月7日 06:01
<社説>「辺野古」耐震レベル 重要施設ではない証左だ
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-985195.html
沖縄タイムス 2019年9月8日 09:25
社説[辺野古技術検討会]基地建設の追認機関だ
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/468253
しんぶん赤旗 2019年9月7日(土)
辺野古 大地震想定なし 政府 新基地地盤工事 甘い基準
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-07/2019090701_01_1.html
沖縄タイムス+プラス ニュース2019年9月7日 05:00
岩屋防衛相〝弱気〟な発言 辺野古「難なく工事ができるとは考えていない」 難工事認める
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/467814
沖縄タイムス+プラス ニュース2019年9月7日 13:30
辺野古周辺の地震 沖縄県想定は震度6弱 新基地建設巡る軟弱地盤改良 耐震性で国と差
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/467877
毎日新聞2019年9月6日 21時08分(最終更新 9月6日 21時28分)
辺野古移設「軟弱地盤」 改良工事巡り有識者初会合 工法、工期も検討へ
https://mainichi.jp/articles/20190906/k00/00m/010/286000c
東京新聞 2019年9月6日 20時50分
辺野古軟弱地盤、有識者が初会合 防衛省、工期や工法変更も
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019090601002784.html
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沖縄タイムス 2019年9月8日 09:25
社説[辺野古技術検討会]基地建設の追認機関だ
---名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省は大浦湾側の埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤に関する技術検討会の初会合を同省で開いた。・・・委員は公正中立であるべきだが、8人のうち、清宮委員長を含む4人が国土交通省と防衛省に関わりがある。2人が現職で、残りの2人が過去に勤務経験があった。清宮委員長は辺野古新基地建設で海に投下するケーソン(コンクリート製の箱)の製造を請け負うJFEホールディングスの子会社の取締役にも名前を連ねている。
---委員らは利害関係者というべきではないか。客観的な提言や助言ができるか極めて疑問である。
防衛省幹部の言葉はもっとあけすけだ。有識者らの技術検討会が「建設ありき」との批判があることについて「移設工事は決まっていて、意見をいただくのに、建設ありきではいけないのか」と開き直っている。・・・現状の検討会は、有識者から客観的な提言、助言を得るとは名ばかりで、政府の新基地建設を後押しする機関というほかない。
毎日新聞2019年9月8日 東京朝刊
社説:「辺野古」有識者会議 お手盛りでは意味がない
----政府方針を追認するだけでは有識者会議の意味がない。移設の是非とは別に、実現可能性やその時期の客観的な評価が求められる。メンバーの人選については県側と協議してしかるべきではなかったか。
今後の検討作業ではその内容やデータを全て公開すべきだ。外部の誰もが検証し意見を言える形になれば、透明性と信頼性が増すだろう。
逆にお手盛り会議とみなされれば問題解決はさらに遠のく。
琉球新報 2019年9月7日 06:01
<社説>「辺野古」耐震レベル 重要施設ではない証左だ
----米軍普天間飛行場の代替施設として名護市辺野古に建設中の新基地は、米軍にとって本当に必要なのか。改めて強い疑念を抱く。
軟弱地盤の改良工事に関する防衛省の報告書で、大規模地震を想定した耐震性が検討されていなかったのである。
空港の耐震設計に関する国土交通省の基準では、耐用年数中に起こる可能性のある中規模程度の地震を「レベル1」、東日本大震災級の最大規模の揺れを「レベル2」と規定する。防衛省の報告書は「レベル1」を採用して検討した。米国側とも調整した上での判断だという。
しんぶん赤旗 2019年9月7日(土)
辺野古 大地震想定なし 政府 新基地地盤工事 甘い基準
----沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う埋め立て区域のうち、大浦湾側に広がる軟弱地盤の改良工事をめぐり、政府は東日本大震災や阪神・淡路大震災級の大規模震災を想定していないことが分かりました。埋め立て区域には活断層の存在も指摘されており、甘い想定に批判が広がりそうです。
以下参考
毎日新聞2019年9月8日 東京朝刊
社説:「辺野古」有識者会議 お手盛りでは意味がない
https://mainichi.jp/articles/20190908/ddm/005/070/050000c
琉球新報 2019年9月7日 06:01
<社説>「辺野古」耐震レベル 重要施設ではない証左だ
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-985195.html
沖縄タイムス 2019年9月8日 09:25
社説[辺野古技術検討会]基地建設の追認機関だ
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/468253
しんぶん赤旗 2019年9月7日(土)
辺野古 大地震想定なし 政府 新基地地盤工事 甘い基準
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-07/2019090701_01_1.html
沖縄タイムス+プラス ニュース2019年9月7日 05:00
岩屋防衛相〝弱気〟な発言 辺野古「難なく工事ができるとは考えていない」 難工事認める
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/467814
沖縄タイムス+プラス ニュース2019年9月7日 13:30
辺野古周辺の地震 沖縄県想定は震度6弱 新基地建設巡る軟弱地盤改良 耐震性で国と差
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/467877
毎日新聞2019年9月6日 21時08分(最終更新 9月6日 21時28分)
辺野古移設「軟弱地盤」 改良工事巡り有識者初会合 工法、工期も検討へ
https://mainichi.jp/articles/20190906/k00/00m/010/286000c
東京新聞 2019年9月6日 20時50分
辺野古軟弱地盤、有識者が初会合 防衛省、工期や工法変更も
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019090601002784.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
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