2019-11-14(Thu)
リニア工事 資材置き場も 台風で流失
27年開業危うし 国の調整に県が猛反発
静岡新聞 (2019/11/15 07:32)
リニア工事の資材置き場、台風で流失 静岡工区工程に影響も
----リニア中央新幹線南アルプストンネル工事のためにJR東海が大井川上流部の川岸に設置した資材置き場の一部が、10月の台風19号の影響で地盤とともに流失したことが、14日までの県の現地調査で分かった。復旧までに数カ月間かかるとみられる。2027年のリニア開業を見据え、JRが年内の着工を目指している静岡工区の作業工程に影響を与える可能性がある。
静岡経済新聞2019.11.11
リニア騒動の真相21 正々堂々の「ちゃぶ台返し」
鉄道局へ強い不信感を示す
----知事の「ちゃぶ台返し」は、「暗闘」を仕掛けた国交省鉄道局の思惑すべてをコナゴナにくだけ散らせたようだ。国、静岡県、JR東海による三者協議は続けられるが、国の論理を一方的に押し付けることなど川勝知事に通用しないことがはっきりとした。
----知事は会見で、10月31日国交省で行われた三者協議を巡る「非公開」の会議内容を明らかにした上で、国交省鉄道局の対応を厳しく批判した。「敬愛する職員が罵倒、叱責された」として、鉄道局長を名指しで強い不信感を示した。鉄道局が調整役(行司役)として積極的に静岡県、JR東海との協議に介入することを受け入れたそれまでの姿勢を一変させ、「鉄道局だけでは仕事の整理ができない。(国交省)河川局、環境省が加わった上で国が関与すべき」と国の新たな体制を断固として求めた。
「鉄道局長が(副知事、担当局長を)罵倒し続けた。彼らは個人ではない。(大井川流域)62万人、静岡県民370万人を代表している。極めてささいなことで、(担当局長に)土下座をさせるような言動まであった。国交省(鉄道局)の仕切りでは器に欠ける。(鉄道局への)信頼は失われた」など厳しい知事のことばが続いた。
「絶対にわたしは許さない」。知事の怒りは頂点に達した。国交省は川勝知事から送られた強烈なシグナルに困惑するしかなかっただろう。
日経 xTECH 2019/11/14 05:00
リニアの27年開業危うし、国の調整に県が猛反発
----リニア中央新幹線の2027年開業が遅れる可能性が高まってきた。南アルプストンネル静岡工区が大井川の流量減少を巡って着工できずにいる問題で、事態の打開に動いた国土交通省を静岡県の川勝平太知事が痛烈に批判。問題解決の糸口をつかめない状態が続いている。
----20年早々の着工でも厳しい
トンネルの専門家の間では、「20年早々に着工しても27年までの完成は厳しい」との見方が多い。内装や設備、軌道などの工事に約2年かかるため、残りは5年程度しかない。その間に本坑の掘削を完了するのは難しいとみられる。
静岡工区の施工では、山梨県境付近にある畑薙(はたなぎ)山断層を貫かなければならない。地質がもろい断層付近では、掘削中の出水が見込まれている。仮に想定外の断層破砕帯に遭遇すれば、工事が数年遅れる可能性が高い。万一、掘削中に土砂崩落などの事故が起これば、現場は半年ほど止まる。
実際、長野県内で境峠断層と平行に通る国道361号「権兵衛トンネル」(06年開通、延長約4.5km)の建設は、もろい地質と大量の湧水に悩まされる難工事となった。約1.5kmの区間を施工した飛島建設によると、掘削中に突発湧水や土砂崩落に何度も遭遇。本坑が完成するまでに6年の歳月を費やした。
以下参考
静岡新聞 (2019/11/15 07:32)
リニア工事の資材置き場、台風で流失 静岡工区工程に影響も
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/705125.html
静岡新聞 (2019/9/14 07:41)
リニア大井川問題「中下流、工事影響及ばず」 JR副社長が見解
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/681406.html?news=705125
日経 xTECH 2019/11/14 05:00
リニアの27年開業危うし、国の調整に県が猛反発
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00142/00573/
乗り物ニュース 2019.11.13 時事通信
金子JR東海社長:静岡県知事発言後、先行き見えず=リニア工区めぐる協議
https://trafficnews.jp/post/91264
日本経済新聞 2019/11/13 19:30
JR東海、静岡県の地元市町と会談へ リニア問題で説明行脚
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52123280T11C19A1L91000/
静岡経済新聞2019.11.11
リニア騒動の真相21 正々堂々の「ちゃぶ台返し」
https://shizuokakeizaishimbun.com/2019/11/11/rinia21/
毎日新聞2019年11月9日 地方版
リニア工事 国交相「鉄道局中心に」 3者協議に見解 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20191109/ddl/k22/020/098000c
静岡新聞 (2019/11/9 07:36)
リニア議論、入り口で停滞 静岡県側、国の中立性に疑念
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/703150.html
毎日新聞2019年11月7日 地方版
リニア工事 3者協議「オープンに」 知事、事務次官に提言 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20191107/ddl/k22/020/161000c
日本経済新聞 2019年11月7日 1:49
リニア問題巡り 島田市長と会談 国交省
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO5186283006112019L61000?s=3
毎日新聞2019年11月7日 地方版
リニア工事 国交省幹部、4市長と会談 島田市長「地元合意が前提条件」 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20191107/ddl/k22/020/156000c
静岡新聞 (2019/11/7 07:58)
リニア新協議体に課題 知事、議論開始へ条件
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/702354.html
///////////////////////////////////////////////////////////
静岡新聞 (2019/11/15 07:32)
リニア工事の資材置き場、台風で流失 静岡工区工程に影響も
----リニア中央新幹線南アルプストンネル工事のためにJR東海が大井川上流部の川岸に設置した資材置き場の一部が、10月の台風19号の影響で地盤とともに流失したことが、14日までの県の現地調査で分かった。復旧までに数カ月間かかるとみられる。2027年のリニア開業を見据え、JRが年内の着工を目指している静岡工区の作業工程に影響を与える可能性がある。
静岡経済新聞2019.11.11
リニア騒動の真相21 正々堂々の「ちゃぶ台返し」
鉄道局へ強い不信感を示す
----知事の「ちゃぶ台返し」は、「暗闘」を仕掛けた国交省鉄道局の思惑すべてをコナゴナにくだけ散らせたようだ。国、静岡県、JR東海による三者協議は続けられるが、国の論理を一方的に押し付けることなど川勝知事に通用しないことがはっきりとした。
----知事は会見で、10月31日国交省で行われた三者協議を巡る「非公開」の会議内容を明らかにした上で、国交省鉄道局の対応を厳しく批判した。「敬愛する職員が罵倒、叱責された」として、鉄道局長を名指しで強い不信感を示した。鉄道局が調整役(行司役)として積極的に静岡県、JR東海との協議に介入することを受け入れたそれまでの姿勢を一変させ、「鉄道局だけでは仕事の整理ができない。(国交省)河川局、環境省が加わった上で国が関与すべき」と国の新たな体制を断固として求めた。
「鉄道局長が(副知事、担当局長を)罵倒し続けた。彼らは個人ではない。(大井川流域)62万人、静岡県民370万人を代表している。極めてささいなことで、(担当局長に)土下座をさせるような言動まであった。国交省(鉄道局)の仕切りでは器に欠ける。(鉄道局への)信頼は失われた」など厳しい知事のことばが続いた。
「絶対にわたしは許さない」。知事の怒りは頂点に達した。国交省は川勝知事から送られた強烈なシグナルに困惑するしかなかっただろう。
日経 xTECH 2019/11/14 05:00
リニアの27年開業危うし、国の調整に県が猛反発
----リニア中央新幹線の2027年開業が遅れる可能性が高まってきた。南アルプストンネル静岡工区が大井川の流量減少を巡って着工できずにいる問題で、事態の打開に動いた国土交通省を静岡県の川勝平太知事が痛烈に批判。問題解決の糸口をつかめない状態が続いている。
----20年早々の着工でも厳しい
トンネルの専門家の間では、「20年早々に着工しても27年までの完成は厳しい」との見方が多い。内装や設備、軌道などの工事に約2年かかるため、残りは5年程度しかない。その間に本坑の掘削を完了するのは難しいとみられる。
静岡工区の施工では、山梨県境付近にある畑薙(はたなぎ)山断層を貫かなければならない。地質がもろい断層付近では、掘削中の出水が見込まれている。仮に想定外の断層破砕帯に遭遇すれば、工事が数年遅れる可能性が高い。万一、掘削中に土砂崩落などの事故が起これば、現場は半年ほど止まる。
実際、長野県内で境峠断層と平行に通る国道361号「権兵衛トンネル」(06年開通、延長約4.5km)の建設は、もろい地質と大量の湧水に悩まされる難工事となった。約1.5kmの区間を施工した飛島建設によると、掘削中に突発湧水や土砂崩落に何度も遭遇。本坑が完成するまでに6年の歳月を費やした。
以下参考
静岡新聞 (2019/11/15 07:32)
リニア工事の資材置き場、台風で流失 静岡工区工程に影響も
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/705125.html
静岡新聞 (2019/9/14 07:41)
リニア大井川問題「中下流、工事影響及ばず」 JR副社長が見解
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/681406.html?news=705125
日経 xTECH 2019/11/14 05:00
リニアの27年開業危うし、国の調整に県が猛反発
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00142/00573/
乗り物ニュース 2019.11.13 時事通信
金子JR東海社長:静岡県知事発言後、先行き見えず=リニア工区めぐる協議
https://trafficnews.jp/post/91264
日本経済新聞 2019/11/13 19:30
JR東海、静岡県の地元市町と会談へ リニア問題で説明行脚
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52123280T11C19A1L91000/
静岡経済新聞2019.11.11
リニア騒動の真相21 正々堂々の「ちゃぶ台返し」
https://shizuokakeizaishimbun.com/2019/11/11/rinia21/
毎日新聞2019年11月9日 地方版
リニア工事 国交相「鉄道局中心に」 3者協議に見解 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20191109/ddl/k22/020/098000c
静岡新聞 (2019/11/9 07:36)
リニア議論、入り口で停滞 静岡県側、国の中立性に疑念
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/703150.html
毎日新聞2019年11月7日 地方版
リニア工事 3者協議「オープンに」 知事、事務次官に提言 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20191107/ddl/k22/020/161000c
日本経済新聞 2019年11月7日 1:49
リニア問題巡り 島田市長と会談 国交省
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO5186283006112019L61000?s=3
毎日新聞2019年11月7日 地方版
リニア工事 国交省幹部、4市長と会談 島田市長「地元合意が前提条件」 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20191107/ddl/k22/020/156000c
静岡新聞 (2019/11/7 07:58)
リニア新協議体に課題 知事、議論開始へ条件
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/702354.html
///////////////////////////////////////////////////////////
テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済