2020-01-28(Tue)
新型コロナウイルス 拡大阻止へ万全を期せ
指定感染症に / パニック、差別を生まないため、正確な知識と情報を
毎日新聞2020年1月28日 東京朝刊
社説:新型肺炎が指定感染症に 先手打ち備えを進めよう
----中国の武漢市を発端とする新型肺炎について、日本政府はその原因である新型コロナウイルスによる感染症を「指定感染症」に指定する。
強制的な入院や就業制限を可能にする措置で、国内の感染者増加に備え先手を打って準備しておくことには意味がある。
中国本土の感染者は3000人に迫り、死亡者も80人に達した。感染は中国全土に広がり、日本やタイ、ベトナムといったアジア諸国に加え、米国、フランス、豪州でも患者が出ている。武漢などの都市で交通が封鎖されているとはいえ、感染拡大にブレーキがかかる気配は今のところない。
東京新聞 2020年1月28日
【社説】 新型肺炎 拡大阻止へ万全を期せ
----政府は、新型コロナウイルスによる肺炎を感染症法上の「指定感染症」に指定し、対策を強化する。水際対策と国内での監視態勢を強め、感染拡大の阻止へ万全を期したい。
きょう閣議決定で指定するのは、患者の増加が収まらない中国の現状を見ての判断だろう。
感染症の封じ込めには、政府レベルから民間、個人までできる対策がある。
パニックを起こしたり、周囲への差別を生まないためにも、正確な知識と情報を持ち「正しく怖がる」姿勢がなにより大切となる。まず政府は、正確な情報をこれまで以上に迅速に出すよう心掛けてほしい。
東京新聞 2020年1月28日
【社説】経済にも影響 対策総動員で回避を
----新型肺炎の影響が経済に波及し始めた。中国の国外への団体旅行禁止で観光への打撃が顕在化する一方、株価も大きく下落した。体力のない中小企業対策など支援態勢を早急に整える必要がある。
すでに直接の打撃を受けているのは観光関連産業だ。日本政府観光局(JNTO)によると、二〇一九年に日本に来た中国人は九百五十九万人と首位で、二位の韓国人(五百五十八万人)を大きく引き離している。消費額も一兆七千七百十八億円とトップで36・8%を占める。団体旅行客は全体の三割程度で禁止措置が長引けば訪日観光客は激減する。
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令和2年1月23日
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について、ホームページを開設しました。
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
以下参考
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
◆国民の皆様へのメッセージ○今後とも各関係機関と密に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努めてまいります。国民の皆様におかれましては、過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○武漢市から帰国・入国される方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、検疫所で必ず申し出下さい。また、国内で症状が現れた場合は、マスクを着用するなどし、あらかじめ医療機関に連絡の上速やかに医療機関を受診していただきますよう、御協力をお願いします。なお、受診に当たっては、武漢市の滞在歴があることを申告してください。
詳しくは こちら をご覧ください。http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~ (首相官邸HP)
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
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新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議(令和2年1月24日開催)
配付資料
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/200124_00_corona.pdf
過去の新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する会議の開催状況
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議(令和2年1月21日開催)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/index.html
お役立ち情報
中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
海外へ渡航される皆様へ(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00003.html
外務省海外安全ホームページ(外務省HP)
https://www.anzen.mofa.go.jp/
新型コロナウイルスに関連した感染症について~関係省庁における対応状況一覧~(令和2年1月28日現在)
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou2.pdf
新型コロナウイルス感染症への具体的な対応(令和2年1月23日現在)
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou.pdf
内閣官房新型インフルエンザ等対策室
Office for Pandemic Influenza and New Infection Diseases Preparedness and Response,Cabitnet Secretariat
〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1 TEL.03-6257-1308
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新型コロナウイルスに関連した感染症について関係省庁における対応状況一覧(抜粋)
1月 28 日(火)9時
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou2.pdf
(11)国土交通省
・1月16 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力要請を発出
・1月20 日、航空局から、武漢市からの直行便を就航する航空会社に対し、機内アナウンスの実施について協力要請を発出
・1月21 日、関係閣僚会議後、直ちに国土交通省幹部会議を開催し、国土交通大臣から関係局に対して、迅速かつ的確な情報提供、水際対策の徹底等について指示を発出
・1月21 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力要請を発出
・1月22 日、観光庁から、JNTO認定観光案内所に対し、感染対策に係る協力要請を発出
・1月22 日、航空局から、武漢市からに加え、上海市からの直行便を就航する航空会社に対し、機内アナウンスの実施と「質問表」及び「健康カード」の配布について協力要請を発出
・1月23 日、航空局から、中華人民共和国から本邦到着便を就航する航空会社に対し、機内アナウンスの実施と「健康カード」の配布について協力要請を発出
・1月 24 日、関係閣僚会議後、国土交通省幹部会議を開催し、国土交通大臣から関係局に対して、迅速かつ的確な情報提供の継続、航空機内・船内における「健康カード」、アナウンスの中国全便への拡大などの一層の水際対策への協力、入国後に発症した外国人旅行者の医療機関受診についての宿泊施設への周知、空港・港湾職員の感染予防対策及びこれらの措置の確実な実施に向けた状況把握について指示を発出
・1月 24 日、海事局から、業界団体、外国のクルーズ客船会社の日本代理店等に対し、中華人民共和国発着の外航客船、クルーズ客船における船内アナウンスの実施と「健康カード」の配布について協力要請を発出するとともに、各船舶での対応状況を個別に確認する取組を開始
・1月 24 日、港湾局から、港湾管理者及び業界団体に対し、検疫所との連携及び感染対策に係る協力要請を発出するとともに、厚生労働省に対し、クルーズ船の入港予定情報を提供。
・1月 24 日、航空局から、業界団体に対し、感染対策に係る協力要請を発出
・1月24日、観光庁から、宿泊業関係団体、関係自治体、観光協会、JNTO認定観光案内所、中華人民共和国訪日観光客受入旅行会社連絡協議会に対し、感染症対策に係る協力要請及び旅行業協会に対し、外務省が湖北省全域の感染症危険情報をレベル3に引き上げたことによりツアーの企画・催行について中止の要請を発出
・1月27日、港湾局から、港湾管理者に対し、CIQ官署等も含めた既存の関係機関会議を活用した情報共有等の実施に係る協力要請を発出するとともに、関係省庁等に対し、春節期間中のクルーズ船の寄港状況に係る情報を提供。
・1月27日、観光庁から、宿泊業関係団体に対し、新型コロナウイルスに関する対策ポイント、症状が発現した場合の行動等、宿泊者への情報提供のためのチラシの配布を要請
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朝日新聞デジタル 2020年1月25日 5時00分
(社説)新型肺炎 教訓いかし封じ込めよ
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14339965.html
読売新聞 2020/01/28 05:00
社説:中国の新型肺炎 国内患者への対策を強化せよ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200127-OYT1T50247/
毎日新聞2020年1月28日 東京朝刊
社説:新型肺炎が指定感染症に 先手打ち備えを進めよう
https://mainichi.jp/articles/20200128/ddm/005/070/050000c
毎日新聞2020年1月24日 東京朝刊
社説:新型肺炎の感染拡大 日本も危機感持ち対応を
https://mainichi.jp/articles/20200124/ddm/005/070/039000c
日本経済新聞 2020/1/27 19:05
[社説]新型肺炎の急拡大に長期戦覚悟で臨め
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54894030X20C20A1SHF000/
日本経済新聞 2020/1/24 19:05
[社説]新型肺炎は冷静さ失わず万全の対策を
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54819560U0A120C2SHF000/
産経新聞 2020.1.28 05:00
【主張】新型肺炎 中国全土の邦人対応急げ
https://www.sankei.com/column/news/200128/clm2001280003-n1.html
産経新聞 2020.1.23 05:00
【主張】新型肺炎拡大 強い危機感で水際対策を 渡航の自粛は必要ないのか
https://www.sankei.com/column/news/200123/clm2001230002-n1.html
東京新聞 2020年1月28日
【社説】 新型肺炎 拡大阻止へ万全を期せ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020012802000167.html
東京新聞 2020年1月28日
【社説】経済にも影響 対策総動員で回避を
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020012802000166.html
東京新聞 2020年1月23日
【社説】中国の肺炎拡大 「人から人」で新局面
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020012302000166.html
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新型コロナウイルスに関連した感染症について関係省庁における対応状況一覧
1月 23 日(木)18 時
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou2.pdf
(1)消防庁
・1月16 日、都道府県消防防災主管部(局)を通じ、消防本部に対し、新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生に係る注意喚起を実施
(2)外務省
・1月6日(1件)、8日(1件)、9日(2件)、14 日(3件)、20 日(2件)及び21 日(2件)に感染症スポット情報を発出
・1月21 日、中国に対して感染症危険情報レベル1を発出
・1月22日、感染症スポット情報及び感染症広域情報を発出
・1月22日、中国に対して発出している感染症危険情報レベル1に関し,武漢市をレベル2に引き上げ
(3)文部科学省
・1月6日、大学病院に対し注意喚起を実施
・1月16日、文部科学省関係機関に対して情報提供や協力要請等実施
・1月21日、関係閣僚会議後直ちに文部科学省新型インフルエンザ等対策本部を開催し、文部科学省関係機関への情報提供や協力要請等を実施
・1月23日、文部科学省関係機関に対する武漢市への不要不急の渡航の自粛に関して要請
(4)厚生労働省
・1月6日、自治体、医師会、検疫所に対し、中華人民共和国湖北省武漢市における非定型肺炎の集団発生に係る注意喚起を実施
・1月17 日、自治体、医師会、検疫所、航空会社に対し、新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生に係る注意喚起を実施
(5)国土交通省
・1月16 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力依頼を発出
・1月21日、関係閣僚会議後、直ちに国土交通省幹部会議を開催し、関係局に対して、迅速かつ正確な情報提供、水際対策の徹底等について、大臣から指示を発出
・1月21 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力依頼を発出
・1月22 日、観光庁から、観光案内所(JNTO)に対し、感染対策に係る協力依頼を発出
(6)環境省
・1月22 日、自治体、廃棄物処理業界団体及び医師会に対し、新型コロナウイルスを始めとする感染症に係る廃棄物の適正な処理について、通知を発出
(7)防衛省
・1月23日、所管する医療機関に対し、新型コロナウイルスに関する検査対応について、通知を発出
赤羽一嘉 大臣会見要旨
2020年1月24日(金) 9:41 ~ 9:52
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin200124.html
質疑応答
(問)今日から中国の春節が始まりまして、多くの観光客が日本を訪れることが想定されますけれども、新型肺炎に対する国土交通省の水際対策の状況についてお願いします。
(答)今回の新型コロナウイルスに関連した感染症について、WHOの緊急事態宣言は出されませんでしたが、感染症は更に拡大しております。
今、お話しがありましたが、中国の春節が今日から始まりますので、大変大きな移動が予想されているところです。
こうした状況を受けて、今後の更なる感染拡大の防止に向けて、本日、今ほど関係閣僚会議が開催され、情報の共有と対応の再確認が行われました。
国土交通省では、先日の1月21日に私から指示をしたところですが、関係局において関係事業者等に対する迅速・的確な情報提供を実施したほか、空港・港湾における水際対策としては、航空機内などにおける検疫への協力を要請するアナウンスの実施、航空機内における健康カードの到着前の配布など、検疫実施の円滑化のための協力について確実な実施を求めてきました。
また、本日から春節期間となることから、多くの中国人訪日旅行者が想定されますので、一段、対策をアップして、中国からの航空機並びにクルーズ全便に対象を拡大して健康カードの配布、機内及び船内アナウンスの実施を要請し、確実な実施を求めてまいります。
また、観光関係では宿泊者等に対する感染症危険情報の提供、入国後に発症した外国人旅行者への対応として、滞在する宿泊施設において医療機関の受診を勧めるなど適切な対応を取ることについての周知、また、外務省が武漢市の感染症危険レベルを2に引き上げたことの注意喚起について、観光業界団体を通じて実施しております。
WHOの緊急事態宣言はなされなかったものの、予断を許さない状況ですので、引き続き、検疫を担当する厚生労働省等の関係省庁と緊密に連携し、緊張感を持って、新型コロナウイルスへの対応に万全を期してまいります。
国土交通省の対策本部も、本日夕方に開催の予定です。
赤羽大臣会見要旨
2020年1月14日(火) 10:24 ~ 10:36
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin200114.html
(問)もう1点質問ですが、中国の武漢(ぶかん)から観光でタイを訪れた女性が、新型と見られるコロナウイルスにかかっていたと、タイの保健省から発表がありました。
空港等を所管する国土交通省として何か対応があればお伺いできればと思います。
(答)新型のコロナウイルスへの対応につきましては、国土交通省としては検疫を担当する厚生労働省等とも連携をとりつつ、空港における適切な水際対策を講じてまいりたいと考えております。
今、厚生労働省として新型のコロナウイルスの危険度等を調査中と承知をしておりますので、こうした水際対策が後手に回らないように関係省庁との連携を密にしながら、しっかりとした水際対策を取れる準備をしっかり講じていきたいと考えております。
田端長官会見要旨
最終更新日:2020年1月24日
http://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_000623.html
(問)武漢市での新型肺炎が、春節の大旅行期を前に拡大が報じられている。一義的な対策は厚生労働省だと思うが、観光庁としても大きなインバウンドの柱である中国人観光客の話になるので、何らかの影響があると考えているか。また、観光施設やホテルへの注意喚起など、何らかの対応を考えているのか。
(答)
• 武漢市において発生している新型コロナウイルスに関連して、日本国内で武漢市への渡航歴がある肺炎の方が確認されたことなどの報道があったことは承知している。
• 今ご指摘があったように、一義的には厚生労働省の検疫所のほうで分析されていることと思うが、我が国へのインバウンドに関して、JNTO現地事務所へのヒアリングによれば、現時点では、日本への旅行をキャンセルする等の影響は出てはおらず、引き続き状況を注視して参りたい。
• ご指摘の通り春節の時期でもあるので、JNTOにおいても、影響がでてこないか非常に大事なところであるので、しっかり引き続き状況を注視して参りたい。
• また、アウトバウンドに関し、旅行業界へのヒアリングによれば、中国へのツアーのキャンセルが通常よりは多く発生しつつあると聞いているが、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響が一部でているのではないかと考えられる。
• 観光庁においては、外務省の海外安全情報を踏まえ、ツアー客に対し、新型コロナウイルスに関する適切な情報提供や帰国時の検疫に関する注意喚起を行うよう、旅行会社に要請している。
• 引き続き、厚生労働省はじめ関係機関と連携し、旅行者の安全確保に向けて、また、これも厚生労働省中心になると思うが、日本国内における多く人が訪れる場所での注意喚起など、適切に対応していきたいと考えている。
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【令和2年1月21日】 新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する国土交通省幹部会議の開催
https://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_007314.html
1月21日(火)、赤羽大臣は新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する閣僚会議に出席するとともに、国土交通省幹部会議を開催し、閣僚会議での決定を踏まえ、今後の更なる感染拡大に備え、関係事業者等への迅速・的確な情報提供、空港・港湾における水際対策の徹底等について、引き続き関係省庁と緊密に連携し、適切に実施するよう指示しました。
(参考)国土交通省大臣指示
https://www.mlit.go.jp/common/001324558.pdf
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する国土交通大臣指示 令和2年1月21日
https://www.mlit.go.jp/common/001324558.pdf
今回の中華人民共和国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症について、既に我が国でも感染者が確認されているところであるが、今後の更なる感染拡大に備え、関係各局においては、厚生労働省等関係省庁と緊密に連携し、引き続き、以下の事項を適切に実施すること。
○ 航空事業者、旅行事業者等、関係事業者に対して、迅速かつ的確な情報提供を行うこと。
○ 航空局、海事局及び港湾局は、空港及び港湾施設における検疫の実施の円滑化及び海外渡航者への情報提供等、水際対策の徹底について必要な支援を行うこと。
○ 海上保安庁は、関係機関と連携を密にし、水際対策の徹底を図るとともに、航行船舶に対し必要な情報の提供を行うこと。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する国土交通省幹部会議関係資料
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/sinsei/tourism/b5cc9689194728e1bc04a21f036cfd98.pdf
新型コロナウイルスに関連した感染症に関する国土交通大臣指示
令和2年1月21日
今回の中華人民共和国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症について、既に我が国でも感染者が確認されているところであるが、今後の更なる感染拡大に備え、関係各局においては、厚生労働省等関係省庁と緊密に連携し、引き続き、以下の事項を適切に実施すること。
○ 航空事業者、旅行事業者等、関係事業者に対して、迅速かつ的確な情報提供を行うこと。
○ 航空局、海事局及び港湾局は、空港及び港湾施設における検疫の実施の円滑化及び海外渡航者への情報提供等、水際対策の徹底について必要な支援を行うこと。
○ 海上保安庁は、関係機関と連携を密にし、水際対策の徹底を図るとともに、航行船舶に対し必要な情報の提供を行うこと。
【お問い合わせ先】
国土交通省大臣官房危機管理室
03-5253-8111(内線 57702、57706)
03-5253-8974(直通)
新型コロナウイルスに関連した感染症への対応について
令 和 2 年 1 月 2 1 日
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議
今回の中華人民共和国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症について、既に我が国でも感染者が確認されているところであるが、今後の更なる感染拡大の防止に向けて、以下の事項について引き続き適切に実施し、関係省庁が緊密に連携して万全を期すことを確認する。
1 感染のリスクが高い地域からの入国者・帰国者に対する検疫所におけるサーモグラフィー等による健康状態の確認を始めとする水際対策を徹底する。
2 医療機関において感染が疑われる者が確認された場合は、適切に国立感染症研究所での検査する仕組みを着実に運用するとともに、感染者の濃厚接触者の把握を徹底する。
3 国際的な連携を密にし、発生国におけるり患の状況や感染性・病原性等について、世界保健機関や諸外国の対応状況等に関する情報収集に最大限の努力を払う。
4 国民に対して、引き続き迅速かつ的確な情報提供を行い、安心・安全の確保に努める。なお、情報提供を行う際、感染者の個人情報の取扱いには十分に留意する。
住宅宿泊事業関係者の皆様
http://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/content/001324945.pdf
中華人民共和国湖北省武漢市で集団発生の報告があった非定型肺炎について、世界保健機関(WHO)は1月14日、当該肺炎患者の検体から新型コロナウイルスが検出されたと認定しました。
武漢市をはじめ、各地で新型コロナウイルスに関連した肺炎であると診断された患者数は、1月23日時点で595名(うち死亡が17名)であり、1月15日には日本国内においても武漢市への滞在歴がある方1名に関し、新型コロナウイルスが陽性であったことが確認されました。
新型コロナウイルス関連肺炎に関しては、既に関係省庁が連携して水際措置を講じているところですが、旅行者が届出住宅滞在中に当該肺炎が発症する可能性もあるため、下記の内容についてご協力ください。
なお、当該肺炎については、情報収集を継続中であり、新たな対応を行う場合が今後想定されます。厚生労働省等関係機関からの新たな発表があった場合、そちらに従ってください。
記
1.宿泊者に対し、宿泊者名簿への正確な記載を働きかけるとともに、保健所が行う疫学調査等の宿泊者に関する状況把握に協力すること。
2.宿泊者に対し、新型コロナウイルスに関する情報提供を行うとともに、発熱又は呼吸器症状(咳等)の発症(以下「発症」という。)時には必ず住宅宿泊事業者等に申し出るよう伝えてください。
3.宿泊者が、届出住宅滞在中に発症を申し出た場合、事前に医療機関へ連絡した 上で病院での診察を勧めてください。
4.2.により、病院での診察を希望した宿泊者に対しては、病院の紹介等の支援 を行ってください。
5.住宅宿泊事業者等は、手洗い、うがいを励行すること。特に、2.の発症の申し出があった当該宿泊者と対応した住宅宿泊事業者等は、マスクの着用、症状が認められた際の病院での受診等適切な対応をしてください。
以上
観光庁 観光産業課
民泊業務適正化指導室
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新型コロナウイルスに関するQ&A
(令和2年1月27日時点版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
一般の方向け
問1 コロナウイルスはどのようなウイルスですか?
• 発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染を起こすものは6種類あることが分かっています。そのうち、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスも含まれています。それ以外の4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占めます。
詳しくは、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
問2 武漢市での新型コロナウイルス関連肺炎事例の概要は?
• 中華人民共和国湖北省武漢市において、令和元年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が報告され、中国を中心に、世界各国からも発生が報告されています。
詳細は以下のページを参照ください。
厚生労働省HP:「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
問3 新型コロナウイルスはヒトからヒトへうつるのですか?
• 新型コロナウイルス感染症の現状からは、中国国内ではヒトからヒトへの感染は認められるものの、ヒトからヒトへの感染の程度は明らかではありません。
• 過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗い等の感染症対策を行うことが重要です。
問4 潜伏期間はどのくらいの長さですか?
• 潜伏期間は現在のところ不明ですが、他のコロナウイルスの状況などから、最大14日程度と考えられています。
• 他のコロナウイルスについては、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
問5 発生状況や死亡者数は?
• 最新の状況については、厚生労働省HP:「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について」の「◆発生状況について」をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
問6 予防法はありますか?
• 一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗いなどを行っていただくようお願いします。
問7 武漢に滞在していましたがどのように対応すれば良いですか??
• 入国してから2週間の間に、発熱や呼吸器症状がある場合には、マスクを着用するなどの咳エチケットを実施の上、速やかにお住まいの地域の保健所に連絡し、医療機関を受診するようにしてください。その際、武漢市に滞在していたことを申告するようにしてください。
問8 厚生労働省ではどのような対応を行っていますか?
• 検疫所では、入国者及び帰国者に対するサーモグラフィー等による健康状態の確認に加えて、中国からの全ての航空便、客船において、入国時に健康カードの配布や、体調不良の場合及び解熱剤と咳止めを服薬している場合に検疫官に自己申告していただくよう呼びかけを行っています。
また、国内での感染拡大防止のため、原因が明らかでない肺炎等の患者を早期に把握し、適切に検査する仕組みを着実に運用しております。
詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
また、厚生労働省ホームページやTwitterで国民の皆様へ正確な情報を迅速にお伝えするとともに、海外渡航者向け検疫所ホームページ「FORTH」において、渡航者への迅速な情報提供及び注意喚起を行っています。
• 【情報発信サイト】
検疫所FORTH: https://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html
厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
厚生労働省Twitter:https://twitter.com/MHLWitter/status/1218053513495769088
医療機関・検査機関の方向け
問9 診断方法にはどのようなものがありますか?
1. 診断方法としては、核酸増幅法(PCR法など)がありますが、実際に検査を検討する場合は、「疑似症定点」の医療機関から疑似症として保健所に届出後、地方衛生研究所または国立感染症研究所で検査することになります。
2. まずはお近くの保健所にお問い合わせください。
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問10 鑑別を要する疾患は何ですか?
1. 肺炎を認める際には、市中肺炎の他、インフルエンザやアデノウイルス感染症が鑑別に挙げられます。そのほか、渡航歴などにより、MERSなども追加して鑑別に挙げられます。
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問11 どのような治療方法がありますか?
1. 有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行います。
2. 詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問12 疑い患者を取り扱う上での注意点はありますか?
1. 手洗いなど一般的な衛生対策を心がけてください。手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
2. 詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問13 疑い患者検体(サンプル)を取り扱う場合の注意点はありますか?
1. 検体を扱う際にも、患者の取り扱い時と同様の感染対策をお願いします。
2. 詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問14 疑似症の届出は必要ですか?
1. 武漢市からの帰国者など、集中治療その他これに準ずるものが必要な場合や臨床症状から肺炎と診断され、かつ、直ちに特定の感染症と診断ができない場合においては、直ちに疑似症として届け出る必要があります。
2. 届出様式は下記のホームページからダウンロードすることができます。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-07-01.html
3. なお、疑似症定点に指定されている医療機関以外の医療機関においては、疑似症の届出は必須ではありませんが、保健所に連絡のうえ、検査の実施などについて相談してください。。
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問15 疑い患者が疑似症定点ではない施設を受診した場合はどのように対応すればよいですか?
1. 管轄する自治体の保健所にご相談いただきますようお願いします。
問16 自治体で行政検査を実施する場合、検査方法等の技術的な内容に関する相談窓口はありますか?
1. 新型コロナウイルス感染を疑う患者の検査方法の技術的な相談は、国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照いただき、国立感染症研究所ウイルス3部にお問い合わせください(疫学調査に関する内容は感染症疫学センターにお問い合わせください)。
※国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問17 検査が陽性となった場合の行政の対応は?
1. 保健所では、都道府県や国とも連携しながら、必要に応じて積極的疫学調査を実施します。
2. 詳しくは以下に掲載の情報をご参照ください。
・厚生労働省HP:「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について」の「1 自治体・医療機関向けの情報」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンス
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
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新型コロナウイルスに係る予防・まん延防止の徹底について
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/toyama/seibi/seibi.pdf/20200124%20shinngatakorona.pdf
https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/fs/pdf-file/fs-613.pdf
NHK 2020年1月24日 19時11分新型肺炎
新型肺炎 国交省が対策会議「感染拡大防止を」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/k10012258261000.html
Lnews 2020年01月22日
国交省/全ト協に新型コロナウイルスの予防徹底を呼び掛け
https://lnews.jp/2020/01/m0122402.html
NHK 2020年1月24日 16時25分新型肺炎
新型肺炎 厚生労働省 国内の検査体制を強化
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/k10012257911000.html
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毎日新聞2020年1月28日 東京朝刊
社説:新型肺炎が指定感染症に 先手打ち備えを進めよう
----中国の武漢市を発端とする新型肺炎について、日本政府はその原因である新型コロナウイルスによる感染症を「指定感染症」に指定する。
強制的な入院や就業制限を可能にする措置で、国内の感染者増加に備え先手を打って準備しておくことには意味がある。
中国本土の感染者は3000人に迫り、死亡者も80人に達した。感染は中国全土に広がり、日本やタイ、ベトナムといったアジア諸国に加え、米国、フランス、豪州でも患者が出ている。武漢などの都市で交通が封鎖されているとはいえ、感染拡大にブレーキがかかる気配は今のところない。
東京新聞 2020年1月28日
【社説】 新型肺炎 拡大阻止へ万全を期せ
----政府は、新型コロナウイルスによる肺炎を感染症法上の「指定感染症」に指定し、対策を強化する。水際対策と国内での監視態勢を強め、感染拡大の阻止へ万全を期したい。
きょう閣議決定で指定するのは、患者の増加が収まらない中国の現状を見ての判断だろう。
感染症の封じ込めには、政府レベルから民間、個人までできる対策がある。
パニックを起こしたり、周囲への差別を生まないためにも、正確な知識と情報を持ち「正しく怖がる」姿勢がなにより大切となる。まず政府は、正確な情報をこれまで以上に迅速に出すよう心掛けてほしい。
東京新聞 2020年1月28日
【社説】経済にも影響 対策総動員で回避を
----新型肺炎の影響が経済に波及し始めた。中国の国外への団体旅行禁止で観光への打撃が顕在化する一方、株価も大きく下落した。体力のない中小企業対策など支援態勢を早急に整える必要がある。
すでに直接の打撃を受けているのは観光関連産業だ。日本政府観光局(JNTO)によると、二〇一九年に日本に来た中国人は九百五十九万人と首位で、二位の韓国人(五百五十八万人)を大きく引き離している。消費額も一兆七千七百十八億円とトップで36・8%を占める。団体旅行客は全体の三割程度で禁止措置が長引けば訪日観光客は激減する。
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令和2年1月23日
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について、ホームページを開設しました。
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
以下参考
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
◆国民の皆様へのメッセージ○今後とも各関係機関と密に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努めてまいります。国民の皆様におかれましては、過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○武漢市から帰国・入国される方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、検疫所で必ず申し出下さい。また、国内で症状が現れた場合は、マスクを着用するなどし、あらかじめ医療機関に連絡の上速やかに医療機関を受診していただきますよう、御協力をお願いします。なお、受診に当たっては、武漢市の滞在歴があることを申告してください。
詳しくは こちら をご覧ください。http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~ (首相官邸HP)
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
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新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議(令和2年1月24日開催)
配付資料
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/200124_00_corona.pdf
過去の新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する会議の開催状況
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議(令和2年1月21日開催)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/index.html
お役立ち情報
中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
海外へ渡航される皆様へ(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00003.html
外務省海外安全ホームページ(外務省HP)
https://www.anzen.mofa.go.jp/
新型コロナウイルスに関連した感染症について~関係省庁における対応状況一覧~(令和2年1月28日現在)
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou2.pdf
新型コロナウイルス感染症への具体的な対応(令和2年1月23日現在)
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou.pdf
内閣官房新型インフルエンザ等対策室
Office for Pandemic Influenza and New Infection Diseases Preparedness and Response,Cabitnet Secretariat
〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1 TEL.03-6257-1308
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新型コロナウイルスに関連した感染症について関係省庁における対応状況一覧(抜粋)
1月 28 日(火)9時
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou2.pdf
(11)国土交通省
・1月16 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力要請を発出
・1月20 日、航空局から、武漢市からの直行便を就航する航空会社に対し、機内アナウンスの実施について協力要請を発出
・1月21 日、関係閣僚会議後、直ちに国土交通省幹部会議を開催し、国土交通大臣から関係局に対して、迅速かつ的確な情報提供、水際対策の徹底等について指示を発出
・1月21 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力要請を発出
・1月22 日、観光庁から、JNTO認定観光案内所に対し、感染対策に係る協力要請を発出
・1月22 日、航空局から、武漢市からに加え、上海市からの直行便を就航する航空会社に対し、機内アナウンスの実施と「質問表」及び「健康カード」の配布について協力要請を発出
・1月23 日、航空局から、中華人民共和国から本邦到着便を就航する航空会社に対し、機内アナウンスの実施と「健康カード」の配布について協力要請を発出
・1月 24 日、関係閣僚会議後、国土交通省幹部会議を開催し、国土交通大臣から関係局に対して、迅速かつ的確な情報提供の継続、航空機内・船内における「健康カード」、アナウンスの中国全便への拡大などの一層の水際対策への協力、入国後に発症した外国人旅行者の医療機関受診についての宿泊施設への周知、空港・港湾職員の感染予防対策及びこれらの措置の確実な実施に向けた状況把握について指示を発出
・1月 24 日、海事局から、業界団体、外国のクルーズ客船会社の日本代理店等に対し、中華人民共和国発着の外航客船、クルーズ客船における船内アナウンスの実施と「健康カード」の配布について協力要請を発出するとともに、各船舶での対応状況を個別に確認する取組を開始
・1月 24 日、港湾局から、港湾管理者及び業界団体に対し、検疫所との連携及び感染対策に係る協力要請を発出するとともに、厚生労働省に対し、クルーズ船の入港予定情報を提供。
・1月 24 日、航空局から、業界団体に対し、感染対策に係る協力要請を発出
・1月24日、観光庁から、宿泊業関係団体、関係自治体、観光協会、JNTO認定観光案内所、中華人民共和国訪日観光客受入旅行会社連絡協議会に対し、感染症対策に係る協力要請及び旅行業協会に対し、外務省が湖北省全域の感染症危険情報をレベル3に引き上げたことによりツアーの企画・催行について中止の要請を発出
・1月27日、港湾局から、港湾管理者に対し、CIQ官署等も含めた既存の関係機関会議を活用した情報共有等の実施に係る協力要請を発出するとともに、関係省庁等に対し、春節期間中のクルーズ船の寄港状況に係る情報を提供。
・1月27日、観光庁から、宿泊業関係団体に対し、新型コロナウイルスに関する対策ポイント、症状が発現した場合の行動等、宿泊者への情報提供のためのチラシの配布を要請
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朝日新聞デジタル 2020年1月25日 5時00分
(社説)新型肺炎 教訓いかし封じ込めよ
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14339965.html
読売新聞 2020/01/28 05:00
社説:中国の新型肺炎 国内患者への対策を強化せよ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200127-OYT1T50247/
毎日新聞2020年1月28日 東京朝刊
社説:新型肺炎が指定感染症に 先手打ち備えを進めよう
https://mainichi.jp/articles/20200128/ddm/005/070/050000c
毎日新聞2020年1月24日 東京朝刊
社説:新型肺炎の感染拡大 日本も危機感持ち対応を
https://mainichi.jp/articles/20200124/ddm/005/070/039000c
日本経済新聞 2020/1/27 19:05
[社説]新型肺炎の急拡大に長期戦覚悟で臨め
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54894030X20C20A1SHF000/
日本経済新聞 2020/1/24 19:05
[社説]新型肺炎は冷静さ失わず万全の対策を
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54819560U0A120C2SHF000/
産経新聞 2020.1.28 05:00
【主張】新型肺炎 中国全土の邦人対応急げ
https://www.sankei.com/column/news/200128/clm2001280003-n1.html
産経新聞 2020.1.23 05:00
【主張】新型肺炎拡大 強い危機感で水際対策を 渡航の自粛は必要ないのか
https://www.sankei.com/column/news/200123/clm2001230002-n1.html
東京新聞 2020年1月28日
【社説】 新型肺炎 拡大阻止へ万全を期せ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020012802000167.html
東京新聞 2020年1月28日
【社説】経済にも影響 対策総動員で回避を
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020012802000166.html
東京新聞 2020年1月23日
【社説】中国の肺炎拡大 「人から人」で新局面
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020012302000166.html
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新型コロナウイルスに関連した感染症について関係省庁における対応状況一覧
1月 23 日(木)18 時
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/corona_taiou2.pdf
(1)消防庁
・1月16 日、都道府県消防防災主管部(局)を通じ、消防本部に対し、新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生に係る注意喚起を実施
(2)外務省
・1月6日(1件)、8日(1件)、9日(2件)、14 日(3件)、20 日(2件)及び21 日(2件)に感染症スポット情報を発出
・1月21 日、中国に対して感染症危険情報レベル1を発出
・1月22日、感染症スポット情報及び感染症広域情報を発出
・1月22日、中国に対して発出している感染症危険情報レベル1に関し,武漢市をレベル2に引き上げ
(3)文部科学省
・1月6日、大学病院に対し注意喚起を実施
・1月16日、文部科学省関係機関に対して情報提供や協力要請等実施
・1月21日、関係閣僚会議後直ちに文部科学省新型インフルエンザ等対策本部を開催し、文部科学省関係機関への情報提供や協力要請等を実施
・1月23日、文部科学省関係機関に対する武漢市への不要不急の渡航の自粛に関して要請
(4)厚生労働省
・1月6日、自治体、医師会、検疫所に対し、中華人民共和国湖北省武漢市における非定型肺炎の集団発生に係る注意喚起を実施
・1月17 日、自治体、医師会、検疫所、航空会社に対し、新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生に係る注意喚起を実施
(5)国土交通省
・1月16 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力依頼を発出
・1月21日、関係閣僚会議後、直ちに国土交通省幹部会議を開催し、関係局に対して、迅速かつ正確な情報提供、水際対策の徹底等について、大臣から指示を発出
・1月21 日、海事局、港湾局、航空局、観光庁から、業界団体等に対し、感染対策に係る水際対策の徹底について協力依頼を発出
・1月22 日、観光庁から、観光案内所(JNTO)に対し、感染対策に係る協力依頼を発出
(6)環境省
・1月22 日、自治体、廃棄物処理業界団体及び医師会に対し、新型コロナウイルスを始めとする感染症に係る廃棄物の適正な処理について、通知を発出
(7)防衛省
・1月23日、所管する医療機関に対し、新型コロナウイルスに関する検査対応について、通知を発出
赤羽一嘉 大臣会見要旨
2020年1月24日(金) 9:41 ~ 9:52
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin200124.html
質疑応答
(問)今日から中国の春節が始まりまして、多くの観光客が日本を訪れることが想定されますけれども、新型肺炎に対する国土交通省の水際対策の状況についてお願いします。
(答)今回の新型コロナウイルスに関連した感染症について、WHOの緊急事態宣言は出されませんでしたが、感染症は更に拡大しております。
今、お話しがありましたが、中国の春節が今日から始まりますので、大変大きな移動が予想されているところです。
こうした状況を受けて、今後の更なる感染拡大の防止に向けて、本日、今ほど関係閣僚会議が開催され、情報の共有と対応の再確認が行われました。
国土交通省では、先日の1月21日に私から指示をしたところですが、関係局において関係事業者等に対する迅速・的確な情報提供を実施したほか、空港・港湾における水際対策としては、航空機内などにおける検疫への協力を要請するアナウンスの実施、航空機内における健康カードの到着前の配布など、検疫実施の円滑化のための協力について確実な実施を求めてきました。
また、本日から春節期間となることから、多くの中国人訪日旅行者が想定されますので、一段、対策をアップして、中国からの航空機並びにクルーズ全便に対象を拡大して健康カードの配布、機内及び船内アナウンスの実施を要請し、確実な実施を求めてまいります。
また、観光関係では宿泊者等に対する感染症危険情報の提供、入国後に発症した外国人旅行者への対応として、滞在する宿泊施設において医療機関の受診を勧めるなど適切な対応を取ることについての周知、また、外務省が武漢市の感染症危険レベルを2に引き上げたことの注意喚起について、観光業界団体を通じて実施しております。
WHOの緊急事態宣言はなされなかったものの、予断を許さない状況ですので、引き続き、検疫を担当する厚生労働省等の関係省庁と緊密に連携し、緊張感を持って、新型コロナウイルスへの対応に万全を期してまいります。
国土交通省の対策本部も、本日夕方に開催の予定です。
赤羽大臣会見要旨
2020年1月14日(火) 10:24 ~ 10:36
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin200114.html
(問)もう1点質問ですが、中国の武漢(ぶかん)から観光でタイを訪れた女性が、新型と見られるコロナウイルスにかかっていたと、タイの保健省から発表がありました。
空港等を所管する国土交通省として何か対応があればお伺いできればと思います。
(答)新型のコロナウイルスへの対応につきましては、国土交通省としては検疫を担当する厚生労働省等とも連携をとりつつ、空港における適切な水際対策を講じてまいりたいと考えております。
今、厚生労働省として新型のコロナウイルスの危険度等を調査中と承知をしておりますので、こうした水際対策が後手に回らないように関係省庁との連携を密にしながら、しっかりとした水際対策を取れる準備をしっかり講じていきたいと考えております。
田端長官会見要旨
最終更新日:2020年1月24日
http://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_000623.html
(問)武漢市での新型肺炎が、春節の大旅行期を前に拡大が報じられている。一義的な対策は厚生労働省だと思うが、観光庁としても大きなインバウンドの柱である中国人観光客の話になるので、何らかの影響があると考えているか。また、観光施設やホテルへの注意喚起など、何らかの対応を考えているのか。
(答)
• 武漢市において発生している新型コロナウイルスに関連して、日本国内で武漢市への渡航歴がある肺炎の方が確認されたことなどの報道があったことは承知している。
• 今ご指摘があったように、一義的には厚生労働省の検疫所のほうで分析されていることと思うが、我が国へのインバウンドに関して、JNTO現地事務所へのヒアリングによれば、現時点では、日本への旅行をキャンセルする等の影響は出てはおらず、引き続き状況を注視して参りたい。
• ご指摘の通り春節の時期でもあるので、JNTOにおいても、影響がでてこないか非常に大事なところであるので、しっかり引き続き状況を注視して参りたい。
• また、アウトバウンドに関し、旅行業界へのヒアリングによれば、中国へのツアーのキャンセルが通常よりは多く発生しつつあると聞いているが、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響が一部でているのではないかと考えられる。
• 観光庁においては、外務省の海外安全情報を踏まえ、ツアー客に対し、新型コロナウイルスに関する適切な情報提供や帰国時の検疫に関する注意喚起を行うよう、旅行会社に要請している。
• 引き続き、厚生労働省はじめ関係機関と連携し、旅行者の安全確保に向けて、また、これも厚生労働省中心になると思うが、日本国内における多く人が訪れる場所での注意喚起など、適切に対応していきたいと考えている。
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【令和2年1月21日】 新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する国土交通省幹部会議の開催
https://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_007314.html
1月21日(火)、赤羽大臣は新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する閣僚会議に出席するとともに、国土交通省幹部会議を開催し、閣僚会議での決定を踏まえ、今後の更なる感染拡大に備え、関係事業者等への迅速・的確な情報提供、空港・港湾における水際対策の徹底等について、引き続き関係省庁と緊密に連携し、適切に実施するよう指示しました。
(参考)国土交通省大臣指示
https://www.mlit.go.jp/common/001324558.pdf
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する国土交通大臣指示 令和2年1月21日
https://www.mlit.go.jp/common/001324558.pdf
今回の中華人民共和国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症について、既に我が国でも感染者が確認されているところであるが、今後の更なる感染拡大に備え、関係各局においては、厚生労働省等関係省庁と緊密に連携し、引き続き、以下の事項を適切に実施すること。
○ 航空事業者、旅行事業者等、関係事業者に対して、迅速かつ的確な情報提供を行うこと。
○ 航空局、海事局及び港湾局は、空港及び港湾施設における検疫の実施の円滑化及び海外渡航者への情報提供等、水際対策の徹底について必要な支援を行うこと。
○ 海上保安庁は、関係機関と連携を密にし、水際対策の徹底を図るとともに、航行船舶に対し必要な情報の提供を行うこと。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する国土交通省幹部会議関係資料
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/sinsei/tourism/b5cc9689194728e1bc04a21f036cfd98.pdf
新型コロナウイルスに関連した感染症に関する国土交通大臣指示
令和2年1月21日
今回の中華人民共和国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症について、既に我が国でも感染者が確認されているところであるが、今後の更なる感染拡大に備え、関係各局においては、厚生労働省等関係省庁と緊密に連携し、引き続き、以下の事項を適切に実施すること。
○ 航空事業者、旅行事業者等、関係事業者に対して、迅速かつ的確な情報提供を行うこと。
○ 航空局、海事局及び港湾局は、空港及び港湾施設における検疫の実施の円滑化及び海外渡航者への情報提供等、水際対策の徹底について必要な支援を行うこと。
○ 海上保安庁は、関係機関と連携を密にし、水際対策の徹底を図るとともに、航行船舶に対し必要な情報の提供を行うこと。
【お問い合わせ先】
国土交通省大臣官房危機管理室
03-5253-8111(内線 57702、57706)
03-5253-8974(直通)
新型コロナウイルスに関連した感染症への対応について
令 和 2 年 1 月 2 1 日
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議
今回の中華人民共和国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症について、既に我が国でも感染者が確認されているところであるが、今後の更なる感染拡大の防止に向けて、以下の事項について引き続き適切に実施し、関係省庁が緊密に連携して万全を期すことを確認する。
1 感染のリスクが高い地域からの入国者・帰国者に対する検疫所におけるサーモグラフィー等による健康状態の確認を始めとする水際対策を徹底する。
2 医療機関において感染が疑われる者が確認された場合は、適切に国立感染症研究所での検査する仕組みを着実に運用するとともに、感染者の濃厚接触者の把握を徹底する。
3 国際的な連携を密にし、発生国におけるり患の状況や感染性・病原性等について、世界保健機関や諸外国の対応状況等に関する情報収集に最大限の努力を払う。
4 国民に対して、引き続き迅速かつ的確な情報提供を行い、安心・安全の確保に努める。なお、情報提供を行う際、感染者の個人情報の取扱いには十分に留意する。
住宅宿泊事業関係者の皆様
http://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/content/001324945.pdf
中華人民共和国湖北省武漢市で集団発生の報告があった非定型肺炎について、世界保健機関(WHO)は1月14日、当該肺炎患者の検体から新型コロナウイルスが検出されたと認定しました。
武漢市をはじめ、各地で新型コロナウイルスに関連した肺炎であると診断された患者数は、1月23日時点で595名(うち死亡が17名)であり、1月15日には日本国内においても武漢市への滞在歴がある方1名に関し、新型コロナウイルスが陽性であったことが確認されました。
新型コロナウイルス関連肺炎に関しては、既に関係省庁が連携して水際措置を講じているところですが、旅行者が届出住宅滞在中に当該肺炎が発症する可能性もあるため、下記の内容についてご協力ください。
なお、当該肺炎については、情報収集を継続中であり、新たな対応を行う場合が今後想定されます。厚生労働省等関係機関からの新たな発表があった場合、そちらに従ってください。
記
1.宿泊者に対し、宿泊者名簿への正確な記載を働きかけるとともに、保健所が行う疫学調査等の宿泊者に関する状況把握に協力すること。
2.宿泊者に対し、新型コロナウイルスに関する情報提供を行うとともに、発熱又は呼吸器症状(咳等)の発症(以下「発症」という。)時には必ず住宅宿泊事業者等に申し出るよう伝えてください。
3.宿泊者が、届出住宅滞在中に発症を申し出た場合、事前に医療機関へ連絡した 上で病院での診察を勧めてください。
4.2.により、病院での診察を希望した宿泊者に対しては、病院の紹介等の支援 を行ってください。
5.住宅宿泊事業者等は、手洗い、うがいを励行すること。特に、2.の発症の申し出があった当該宿泊者と対応した住宅宿泊事業者等は、マスクの着用、症状が認められた際の病院での受診等適切な対応をしてください。
以上
観光庁 観光産業課
民泊業務適正化指導室
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新型コロナウイルスに関するQ&A
(令和2年1月27日時点版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
一般の方向け
問1 コロナウイルスはどのようなウイルスですか?
• 発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染を起こすものは6種類あることが分かっています。そのうち、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスも含まれています。それ以外の4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占めます。
詳しくは、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
問2 武漢市での新型コロナウイルス関連肺炎事例の概要は?
• 中華人民共和国湖北省武漢市において、令和元年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が報告され、中国を中心に、世界各国からも発生が報告されています。
詳細は以下のページを参照ください。
厚生労働省HP:「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
問3 新型コロナウイルスはヒトからヒトへうつるのですか?
• 新型コロナウイルス感染症の現状からは、中国国内ではヒトからヒトへの感染は認められるものの、ヒトからヒトへの感染の程度は明らかではありません。
• 過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗い等の感染症対策を行うことが重要です。
問4 潜伏期間はどのくらいの長さですか?
• 潜伏期間は現在のところ不明ですが、他のコロナウイルスの状況などから、最大14日程度と考えられています。
• 他のコロナウイルスについては、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
問5 発生状況や死亡者数は?
• 最新の状況については、厚生労働省HP:「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について」の「◆発生状況について」をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
問6 予防法はありますか?
• 一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗いなどを行っていただくようお願いします。
問7 武漢に滞在していましたがどのように対応すれば良いですか??
• 入国してから2週間の間に、発熱や呼吸器症状がある場合には、マスクを着用するなどの咳エチケットを実施の上、速やかにお住まいの地域の保健所に連絡し、医療機関を受診するようにしてください。その際、武漢市に滞在していたことを申告するようにしてください。
問8 厚生労働省ではどのような対応を行っていますか?
• 検疫所では、入国者及び帰国者に対するサーモグラフィー等による健康状態の確認に加えて、中国からの全ての航空便、客船において、入国時に健康カードの配布や、体調不良の場合及び解熱剤と咳止めを服薬している場合に検疫官に自己申告していただくよう呼びかけを行っています。
また、国内での感染拡大防止のため、原因が明らかでない肺炎等の患者を早期に把握し、適切に検査する仕組みを着実に運用しております。
詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
また、厚生労働省ホームページやTwitterで国民の皆様へ正確な情報を迅速にお伝えするとともに、海外渡航者向け検疫所ホームページ「FORTH」において、渡航者への迅速な情報提供及び注意喚起を行っています。
• 【情報発信サイト】
検疫所FORTH: https://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html
厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
厚生労働省Twitter:https://twitter.com/MHLWitter/status/1218053513495769088
医療機関・検査機関の方向け
問9 診断方法にはどのようなものがありますか?
1. 診断方法としては、核酸増幅法(PCR法など)がありますが、実際に検査を検討する場合は、「疑似症定点」の医療機関から疑似症として保健所に届出後、地方衛生研究所または国立感染症研究所で検査することになります。
2. まずはお近くの保健所にお問い合わせください。
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問10 鑑別を要する疾患は何ですか?
1. 肺炎を認める際には、市中肺炎の他、インフルエンザやアデノウイルス感染症が鑑別に挙げられます。そのほか、渡航歴などにより、MERSなども追加して鑑別に挙げられます。
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問11 どのような治療方法がありますか?
1. 有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行います。
2. 詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問12 疑い患者を取り扱う上での注意点はありますか?
1. 手洗いなど一般的な衛生対策を心がけてください。手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
2. 詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問13 疑い患者検体(サンプル)を取り扱う場合の注意点はありますか?
1. 検体を扱う際にも、患者の取り扱い時と同様の感染対策をお願いします。
2. 詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問14 疑似症の届出は必要ですか?
1. 武漢市からの帰国者など、集中治療その他これに準ずるものが必要な場合や臨床症状から肺炎と診断され、かつ、直ちに特定の感染症と診断ができない場合においては、直ちに疑似症として届け出る必要があります。
2. 届出様式は下記のホームページからダウンロードすることができます。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-07-01.html
3. なお、疑似症定点に指定されている医療機関以外の医療機関においては、疑似症の届出は必須ではありませんが、保健所に連絡のうえ、検査の実施などについて相談してください。。
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問15 疑い患者が疑似症定点ではない施設を受診した場合はどのように対応すればよいですか?
1. 管轄する自治体の保健所にご相談いただきますようお願いします。
問16 自治体で行政検査を実施する場合、検査方法等の技術的な内容に関する相談窓口はありますか?
1. 新型コロナウイルス感染を疑う患者の検査方法の技術的な相談は、国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照いただき、国立感染症研究所ウイルス3部にお問い合わせください(疫学調査に関する内容は感染症疫学センターにお問い合わせください)。
※国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問17 検査が陽性となった場合の行政の対応は?
1. 保健所では、都道府県や国とも連携しながら、必要に応じて積極的疫学調査を実施します。
2. 詳しくは以下に掲載の情報をご参照ください。
・厚生労働省HP:「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について」の「1 自治体・医療機関向けの情報」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンス
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
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新型コロナウイルスに係る予防・まん延防止の徹底について
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/toyama/seibi/seibi.pdf/20200124%20shinngatakorona.pdf
https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/fs/pdf-file/fs-613.pdf
NHK 2020年1月24日 19時11分新型肺炎
新型肺炎 国交省が対策会議「感染拡大防止を」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/k10012258261000.html
Lnews 2020年01月22日
国交省/全ト協に新型コロナウイルスの予防徹底を呼び掛け
https://lnews.jp/2020/01/m0122402.html
NHK 2020年1月24日 16時25分新型肺炎
新型肺炎 厚生労働省 国内の検査体制を強化
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/k10012257911000.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
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