2020-03-28(Sat)
リニア流量問題 疑義指摘の委員変更 専門家会議人選案
社外監査役は当該会社から独立性を持って職務に当たるから中立公正性に問題がない・・・?
国交省の中立公平性の考え方は、リニア工事受注企業の役員であっても、「社外監査役」の肩書なら問題ない、ということだ。
県側がもとめる中立公平性の意味を全く理解していないか、もともと中立公平性のとらえ方が常識とずれているか、どちらか、あるいは両方か。
さらに、「別の立場で関与いただく」の意味は何を意味するのだろう。まったく外すことにどんな問題があるのだろう。
何としてでもリニア工事着手を認めさせたい、という意図がありありではないか。
◇国交省の委員候補の中立性に関する考え方
回答文:委員の構成については、国土交通省としては、選定した委員の中立公正性に関しては問題がないと判断していますが、・・・・
貴県としてご異論がある委員については、委員ではなく別の立場で関与頂くことも国土交通省の責任において検討したいと考えております。
別紙:・当該委員候補がJR東海の受注企業の社外監査役であることについて、社外監査役は、法令上、当該会社の違法または著しく不当な職務執行を監視することを目的としており、同社からの独立性をもって、客観的・第三者的立場から職務に当たることが求められていることから、中立公正性には問題がないと考えております。
・ また、旧国鉄への在職歴があることについては、当該委員候補の在職期間は 1966 年4月の就業から1年未満であり、その時期に中央新幹線は基本計画線にも位置づけられておりません。
・ さらに、中央新幹線懇話会については、当該委員候補によれば、同委員候補が 鉄道以外の他の公共事業等に精通している土木系の専門家を集めた懇話会であり、JR東海からの委嘱や報酬は一切ないとのことです。
・ 以上より、中立公正性には問題がないと考えております。
国交省
リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について(回答)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335855.pdf
静岡県の見解と意見
リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335695.pdf
毎日新聞2020年3月28日 地方版
リニア問題 国交省提案、有識者会議を来月開催を 県、回答を保留 /静岡
----未着工のリニア中央新幹線静岡工区を巡り、江口秀二・国土交通省大臣官房技術審議官は27日、県庁を訪れ、同省の有識者会議を4月中旬をめどに開催することを提案した。会談した難波喬司副知事は開催時期について「検討したい」と回答を保留した。県が中立公正性に疑義があるとして同意していない委員について、国交省は「委員ではなく別の立場で関与いただくことも検討したい」と文書で県に回答した。【山田英之】
----国交省は回答に添付した文書で、「社外監査役は独立性を持って職務にあたることが求められている」として中立性への疑問に反論。県が問題視しているこの委員候補の旧国鉄在籍歴や、JR東海の中央新幹線懇話会メンバーであることについても「旧国鉄在籍歴は1年未満。懇話会でJRからの報酬はない」と説明した。
静岡新聞 (2020/3/27 17:00)
疑義指摘の委員変更 リニア流量問題、専門家会議人選案 国交省
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を議論する専門家会議の委員構成を巡り、県庁に難波喬司副知事を訪ねた国土交通省の江口秀二技術審議官は27日、県側が中立性を疑問視する森地茂政策研究大学院大政策研究センター所長について「委員ではなく別の立場で関与いただく」との方針を示した。
以下参考
リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議に関する静岡県への回答書の公表
令和2年3月27日
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo09_hh_000074.html
令和2年3月23日付けで静岡県から手交された「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」において疑義等があるとされた事項について、本日、国土交通省より静岡県に回答いたしました。
令和2年3月23日付「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」において疑義等があるとされた事項につきまして、本日付けで国土交通省より静岡県に回答いたしました。
回答については、別添資料をご確認ください。
添付資料
報道発表資料(PDF形式:105KB)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335693.pdf
別添(PDF形式:139KB)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335855.pdf
参考(PDF形式:120KB)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335695.pdf
お問い合わせ先
国土交通省鉄道局施設課環境対策室
TEL:(03)5253-8111 (内線40871,40863) 直通 03-5253-8556 FAX:03-5253-1634
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毎日新聞2020年3月28日 地方版
リニア問題 国交省提案、有識者会議を来月開催を 県、回答を保留 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20200328/ddl/k22/020/072000c
日本経済新聞 2020/3/28付
リニア静岡工区の有識者会議 来月中旬開催を提案 国交省、県に
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57334320X20C20A3L61000/
静岡新聞 (2020/3/27 17:00)
疑義指摘の委員変更 リニア流量問題、専門家会議人選案 国交省
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/750947.html
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国交省の中立公平性の考え方は、リニア工事受注企業の役員であっても、「社外監査役」の肩書なら問題ない、ということだ。
県側がもとめる中立公平性の意味を全く理解していないか、もともと中立公平性のとらえ方が常識とずれているか、どちらか、あるいは両方か。
さらに、「別の立場で関与いただく」の意味は何を意味するのだろう。まったく外すことにどんな問題があるのだろう。
何としてでもリニア工事着手を認めさせたい、という意図がありありではないか。
◇国交省の委員候補の中立性に関する考え方
回答文:委員の構成については、国土交通省としては、選定した委員の中立公正性に関しては問題がないと判断していますが、・・・・
貴県としてご異論がある委員については、委員ではなく別の立場で関与頂くことも国土交通省の責任において検討したいと考えております。
別紙:・当該委員候補がJR東海の受注企業の社外監査役であることについて、社外監査役は、法令上、当該会社の違法または著しく不当な職務執行を監視することを目的としており、同社からの独立性をもって、客観的・第三者的立場から職務に当たることが求められていることから、中立公正性には問題がないと考えております。
・ また、旧国鉄への在職歴があることについては、当該委員候補の在職期間は 1966 年4月の就業から1年未満であり、その時期に中央新幹線は基本計画線にも位置づけられておりません。
・ さらに、中央新幹線懇話会については、当該委員候補によれば、同委員候補が 鉄道以外の他の公共事業等に精通している土木系の専門家を集めた懇話会であり、JR東海からの委嘱や報酬は一切ないとのことです。
・ 以上より、中立公正性には問題がないと考えております。
国交省
リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について(回答)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335855.pdf
静岡県の見解と意見
リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335695.pdf
毎日新聞2020年3月28日 地方版
リニア問題 国交省提案、有識者会議を来月開催を 県、回答を保留 /静岡
----未着工のリニア中央新幹線静岡工区を巡り、江口秀二・国土交通省大臣官房技術審議官は27日、県庁を訪れ、同省の有識者会議を4月中旬をめどに開催することを提案した。会談した難波喬司副知事は開催時期について「検討したい」と回答を保留した。県が中立公正性に疑義があるとして同意していない委員について、国交省は「委員ではなく別の立場で関与いただくことも検討したい」と文書で県に回答した。【山田英之】
----国交省は回答に添付した文書で、「社外監査役は独立性を持って職務にあたることが求められている」として中立性への疑問に反論。県が問題視しているこの委員候補の旧国鉄在籍歴や、JR東海の中央新幹線懇話会メンバーであることについても「旧国鉄在籍歴は1年未満。懇話会でJRからの報酬はない」と説明した。
静岡新聞 (2020/3/27 17:00)
疑義指摘の委員変更 リニア流量問題、専門家会議人選案 国交省
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を議論する専門家会議の委員構成を巡り、県庁に難波喬司副知事を訪ねた国土交通省の江口秀二技術審議官は27日、県側が中立性を疑問視する森地茂政策研究大学院大政策研究センター所長について「委員ではなく別の立場で関与いただく」との方針を示した。
以下参考
リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議に関する静岡県への回答書の公表
令和2年3月27日
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo09_hh_000074.html
令和2年3月23日付けで静岡県から手交された「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」において疑義等があるとされた事項について、本日、国土交通省より静岡県に回答いたしました。
令和2年3月23日付「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」において疑義等があるとされた事項につきまして、本日付けで国土交通省より静岡県に回答いたしました。
回答については、別添資料をご確認ください。
添付資料
報道発表資料(PDF形式:105KB)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335693.pdf
別添(PDF形式:139KB)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335855.pdf
参考(PDF形式:120KB)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001335695.pdf
お問い合わせ先
国土交通省鉄道局施設課環境対策室
TEL:(03)5253-8111 (内線40871,40863) 直通 03-5253-8556 FAX:03-5253-1634
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毎日新聞2020年3月28日 地方版
リニア問題 国交省提案、有識者会議を来月開催を 県、回答を保留 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20200328/ddl/k22/020/072000c
日本経済新聞 2020/3/28付
リニア静岡工区の有識者会議 来月中旬開催を提案 国交省、県に
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57334320X20C20A3L61000/
静岡新聞 (2020/3/27 17:00)
疑義指摘の委員変更 リニア流量問題、専門家会議人選案 国交省
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/750947.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済