2020-04-01(Wed)
森友文書改ざん 忖度人事続々 崩落する官僚機構
森友学園事件で首相には“忖度させた責任”がある 「まな板の上の鯉が庖丁を握っている」
朝日新聞デジタル 2020年3月31日 11時32分
定年延長、桜、改ざん…際立つ安倍政権の「国会軽視」
----2020年度予算が成立し、通常国会の論戦は6月の会期末に向けて後半に入った。前半では桜を見る会や東京高検検事長の定年延長、森友学園をめぐる公文書改ざんといった疑惑は晴れず、国会を軽視する政権の体質もあらわになった。新型コロナウイルス感染症対策でも、国会が事後検証するための「記録」作成に消極的な姿勢が目立つ。
AERAドット 2020.3.31 07:00
古賀茂明「森友公文書改ざん事件で自殺した近畿財務局職員の手記でも懲りない高級官僚」
----森友学園事件で、財務省の佐川宣寿理財局長(当時)に決裁文書の改ざんを強要されて自殺に追い込まれた近畿財務局職員、赤木俊夫さんの遺書と手記が公表された。安倍晋三総理が国会で自身と昭恵夫人の関与を完全否定する答弁をしたため、その答弁に合わせて、佐川局長が部下に文書改ざんを命じた。現場でその悪事に加担させられた赤木さんは、最後は自殺することで財務省の不正を告発したのだ。赤木さんの悲痛な心の叫びを綴った手記を見て、多くの国民は同情し、憤りの気持ちを持った。
ポストセブン 2020.03.31 11:00 週刊ポスト
森友問題めぐる忖度人事続々 安倍政権が崩落させた官僚機構
----森友学園問題の文書改竄に関与し、自殺した官僚の遺書は、世間に衝撃を与えたが、霞が関の動揺はその比ではない。震えているのは、その森友を機に、出世したエリート官僚たちだろう。それを知る霞が関の住人たちは、こう考えているはずだ。いったい我々は、誰のために尽くしているのか……安倍政権は、国家を支える官僚機構そのものを崩落させようとしている。
論座 2020年03月28日
森友学園事件で首相には“忖度させた責任”がある
“文集砲”で再燃した森友事件を世論は決して忘れていない
田中秀征 元経企庁長官 福山大学客員教授
----私は、手記や遺書が掲載された「週刊文春」(2020年3月26日号)を、息をのんで精読した。全文から受ける印象から、故・赤木さんの言うことに虚偽はないと確信した。そして、赤木夫妻の凜(りん)とした言動に、あらためて深い敬意を抱くにいたった。
これに対し、財務省の官房長は国会答弁で、「新たな事実は見つかっていないと考えられる。再調査を行うことは考えていない」と逃げ腰の姿勢を示した。麻生太郎財務相も「関与した職員に厳正な処分を行い、私自身も閣僚給与を自主返納した」と、この件は決着済みであることを強調した。だが、関与して処分されたはずの人たちが“栄転”したと報道され、世論の怒りが沸騰している。
「まな板の上の鯉が庖丁を握っている」
----赤木夫人のメッセージの最後は、「この2人(首相と財務省・筆者注)は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」と結んで鋭い。首相はあくまでも再調査の第一の対象であって、まな板の上の鯉である。とすれば、鯉が自分を料理するかのごとき発言は、どう考えてもおかしい。
河北新報 2020年03月30日月曜日
社説:森友文書改ざん/真実解明へ再調査が必要だ
----首相らは、職員の死を悼む言葉を連発する。しかし、求められているのは、真実を知りたいとの声に応えること。その一点に尽きる。
西日本新聞 2020/3/25 10:43
社説:森友学園問題 なぜ再調査をしないのか
----そもそも財務省の調査は内部調査にすぎず、身内による聞き取りの限界が指摘されていた。ここは第三者機関で再調査するのが当然ではないか。
国会にも注文したい。立法府もまんまと財務省に「だまされた」問題である。与野党の別なく、国政調査権を駆使して政府と財務省の姿勢をただすべきだ。「刑事訴追の恐れがある」として証人喚問で肝心な部分の証言を拒んだ佐川氏の再喚問が必要なのは言うまでもない。
以下参考
河北新報 2020年03月30日月曜日
社説:森友文書改ざん/真実解明へ再調査が必要だ
https://www.kahoku.co.jp/editorial/20200330_01.html
西日本新聞 2020/3/25 10:43
社説:森友学園問題 なぜ再調査をしないのか
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/594829/
**************************
朝日新聞デジタル 2020年3月31日 11時32分
定年延長、桜、改ざん…際立つ安倍政権の「国会軽視」
https://digital.asahi.com/articles/ASN303GFPN3ZUTFK01F.html
AERAドット 2020.3.31 07:00
古賀茂明「森友公文書改ざん事件で自殺した近畿財務局職員の手記でも懲りない高級官僚」
https://dot.asahi.com/wa/2020033000063.html?page=1
ポストセブン 2020.03.31 11:00 週刊ポスト
森友問題めぐる忖度人事続々 安倍政権が崩落させた官僚機構
https://www.news-postseven.com/archives/20200331_1551629.html
gooニュース 2020/03/31 06:00 (47リポーターズ)
不起訴後も新証拠あれば捜査 森友公文書改ざん、大阪地検「再起」せよ
https://news.goo.ne.jp/article/47news_reporters/nation/47news_reporters-20200330182710.html
日刊スポーツ 2020年3月29日13時0分
矜持に反し文書改ざん赤木さんの遺志は黒塗りできない
https://www.nikkansports.com/entertainment/column/naniwa/news/202003280000680.html
ダイヤモンドオンライン 2020.3.29 5:35
森友自死・赤木さん妻の提訴、「民事」で真相究明が実現する可能性は
https://diamond.jp/articles/-/233106
論座 2020年03月28日
森友学園事件で首相には“忖度させた責任”がある
“文集砲”で再燃した森友事件を世論は決して忘れていない
田中秀征 元経企庁長官 福山大学客員教授
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020032700006.html
AERAドット 2020.3.27 07:00
「内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられた」自殺した職員の生の声 森友問題・公文書改ざん強要の闇と遺族の願いとは?
https://dot.asahi.com/dot/2020032600069.html?page=1
///////////////////////////////////////////
朝日新聞デジタル 2020年3月31日 11時32分
定年延長、桜、改ざん…際立つ安倍政権の「国会軽視」
----2020年度予算が成立し、通常国会の論戦は6月の会期末に向けて後半に入った。前半では桜を見る会や東京高検検事長の定年延長、森友学園をめぐる公文書改ざんといった疑惑は晴れず、国会を軽視する政権の体質もあらわになった。新型コロナウイルス感染症対策でも、国会が事後検証するための「記録」作成に消極的な姿勢が目立つ。
AERAドット 2020.3.31 07:00
古賀茂明「森友公文書改ざん事件で自殺した近畿財務局職員の手記でも懲りない高級官僚」
----森友学園事件で、財務省の佐川宣寿理財局長(当時)に決裁文書の改ざんを強要されて自殺に追い込まれた近畿財務局職員、赤木俊夫さんの遺書と手記が公表された。安倍晋三総理が国会で自身と昭恵夫人の関与を完全否定する答弁をしたため、その答弁に合わせて、佐川局長が部下に文書改ざんを命じた。現場でその悪事に加担させられた赤木さんは、最後は自殺することで財務省の不正を告発したのだ。赤木さんの悲痛な心の叫びを綴った手記を見て、多くの国民は同情し、憤りの気持ちを持った。
ポストセブン 2020.03.31 11:00 週刊ポスト
森友問題めぐる忖度人事続々 安倍政権が崩落させた官僚機構
----森友学園問題の文書改竄に関与し、自殺した官僚の遺書は、世間に衝撃を与えたが、霞が関の動揺はその比ではない。震えているのは、その森友を機に、出世したエリート官僚たちだろう。それを知る霞が関の住人たちは、こう考えているはずだ。いったい我々は、誰のために尽くしているのか……安倍政権は、国家を支える官僚機構そのものを崩落させようとしている。
論座 2020年03月28日
森友学園事件で首相には“忖度させた責任”がある
“文集砲”で再燃した森友事件を世論は決して忘れていない
田中秀征 元経企庁長官 福山大学客員教授
----私は、手記や遺書が掲載された「週刊文春」(2020年3月26日号)を、息をのんで精読した。全文から受ける印象から、故・赤木さんの言うことに虚偽はないと確信した。そして、赤木夫妻の凜(りん)とした言動に、あらためて深い敬意を抱くにいたった。
これに対し、財務省の官房長は国会答弁で、「新たな事実は見つかっていないと考えられる。再調査を行うことは考えていない」と逃げ腰の姿勢を示した。麻生太郎財務相も「関与した職員に厳正な処分を行い、私自身も閣僚給与を自主返納した」と、この件は決着済みであることを強調した。だが、関与して処分されたはずの人たちが“栄転”したと報道され、世論の怒りが沸騰している。
「まな板の上の鯉が庖丁を握っている」
----赤木夫人のメッセージの最後は、「この2人(首相と財務省・筆者注)は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」と結んで鋭い。首相はあくまでも再調査の第一の対象であって、まな板の上の鯉である。とすれば、鯉が自分を料理するかのごとき発言は、どう考えてもおかしい。
河北新報 2020年03月30日月曜日
社説:森友文書改ざん/真実解明へ再調査が必要だ
----首相らは、職員の死を悼む言葉を連発する。しかし、求められているのは、真実を知りたいとの声に応えること。その一点に尽きる。
西日本新聞 2020/3/25 10:43
社説:森友学園問題 なぜ再調査をしないのか
----そもそも財務省の調査は内部調査にすぎず、身内による聞き取りの限界が指摘されていた。ここは第三者機関で再調査するのが当然ではないか。
国会にも注文したい。立法府もまんまと財務省に「だまされた」問題である。与野党の別なく、国政調査権を駆使して政府と財務省の姿勢をただすべきだ。「刑事訴追の恐れがある」として証人喚問で肝心な部分の証言を拒んだ佐川氏の再喚問が必要なのは言うまでもない。
以下参考
河北新報 2020年03月30日月曜日
社説:森友文書改ざん/真実解明へ再調査が必要だ
https://www.kahoku.co.jp/editorial/20200330_01.html
西日本新聞 2020/3/25 10:43
社説:森友学園問題 なぜ再調査をしないのか
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/594829/
**************************
朝日新聞デジタル 2020年3月31日 11時32分
定年延長、桜、改ざん…際立つ安倍政権の「国会軽視」
https://digital.asahi.com/articles/ASN303GFPN3ZUTFK01F.html
AERAドット 2020.3.31 07:00
古賀茂明「森友公文書改ざん事件で自殺した近畿財務局職員の手記でも懲りない高級官僚」
https://dot.asahi.com/wa/2020033000063.html?page=1
ポストセブン 2020.03.31 11:00 週刊ポスト
森友問題めぐる忖度人事続々 安倍政権が崩落させた官僚機構
https://www.news-postseven.com/archives/20200331_1551629.html
gooニュース 2020/03/31 06:00 (47リポーターズ)
不起訴後も新証拠あれば捜査 森友公文書改ざん、大阪地検「再起」せよ
https://news.goo.ne.jp/article/47news_reporters/nation/47news_reporters-20200330182710.html
日刊スポーツ 2020年3月29日13時0分
矜持に反し文書改ざん赤木さんの遺志は黒塗りできない
https://www.nikkansports.com/entertainment/column/naniwa/news/202003280000680.html
ダイヤモンドオンライン 2020.3.29 5:35
森友自死・赤木さん妻の提訴、「民事」で真相究明が実現する可能性は
https://diamond.jp/articles/-/233106
論座 2020年03月28日
森友学園事件で首相には“忖度させた責任”がある
“文集砲”で再燃した森友事件を世論は決して忘れていない
田中秀征 元経企庁長官 福山大学客員教授
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020032700006.html
AERAドット 2020.3.27 07:00
「内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられた」自殺した職員の生の声 森友問題・公文書改ざん強要の闇と遺族の願いとは?
https://dot.asahi.com/dot/2020032600069.html?page=1
///////////////////////////////////////////
テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済