2020-05-19(Tue)
GDPのマイナス 年率3.4%減 感染抑止との両輪で
2期連続 19年度 5年ぶりのマイナス成長 早期収束の成否が経済再生を左右する
日本経済新聞 2020/5/18付
1~3月実質GDP、2期連続マイナス 昨年度、5年ぶりマイナス
----内閣府が18日発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.9%減、年率換算で3.4%減だった。マイナス成長は2四半期連続。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月ごろから輸出や消費、設備投資などが軒並み急減した。19年度の実質GDPは前年度比0.1%減と5年ぶりのマイナス成長となった。
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2020年5月19日 5時00分
(社説)経済危機対応 感染抑止との両輪で
----昨日速報が発表された1~3月期のGDP(国内総生産)は、実質成長率が前期比年率で3・4%のマイナスだった。新型コロナの影響が本格化する前の時期だったが、内外需とも大きく落ち込んだ。その前の昨年10~12月期は消費増税で低下しており、本来は反動増が見込まれていた。企業の19年度決算も利益の減少が目立ち、赤字決算も少なくない。
緊急事態宣言で外出自粛が本格化した4月以降はさらに深刻だ。民間エコノミストの間では4~6月期のGDPは年率で20%前後落ち込むとの見通しが出ている。
読売新聞 2020/05/19 05:00
社説:GDPマイナス 消費促す環境作りが重要だ
----コロナショックが日本経済の成長にブレーキをかけたことが、経済統計で裏付けられた。
1~3月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は、前期比の年率換算で3・4%減だった。消費増税の影響を受けた前期より減少率は縮小したが、約4年ぶりに2四半期連続のマイナス成長となった。
毎日新聞2020年5月18日 東京朝刊
社説:コロナ下の経済悪化 金融危機の回避に全力を
----コロナ禍による実体経済への打撃が深刻化している。米国は4月の失業率が戦後最悪となり、百貨店など大型破綻が相次ぐ。日本でもトヨタ自動車が今年度の連結営業利益を8割減と見込むなど企業業績の悪化が鮮明となっている。
2008年のリーマン・ショックは米金融機関の連鎖破綻など金融危機が世界に波及し、企業投資や消費を冷え込ませた。今回は未知の感染症が企業や個人の活動を圧迫し、需要を激減させている。
日本経済新聞 2020/5/18 19:05
[社説]早期収束の成否が経済再生を左右する
----内閣府が18日発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%減、同じペースが1年続くと仮定した年率換算では3.4%減少した。
新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に経済活動が停滞した4~6月期は格段に厳しくなる。3四半期にわたるマイナス成長の深度はリーマン危機をしのぎ、戦後最悪になることも想定される。
東京新聞 2020年5月19日
【社説】GDPマイナス 官民で負の連鎖断て
----今年一~三月期の国内総生産(GDP)が年率3・4%減となった。コロナ禍以降初の数値であり、四~六月期はさらなる悪化が確実な情勢だ。官民一体となり負の連鎖を断ち切る時がきている。
今回の結果は年初から政府の緊急事態宣言前までの経済状況を反映している。悪化した最大の要因はGDPの約六割を占める個人消費の落ち込みだ。自粛ムードは二月から始まっており、予想通りの結果といえる。
しんぶん赤旗 2020年5月19日(火)
主張:GDPのマイナス 思い切った対策を打ち出す時
----内閣府が発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP)は、実質で前期(19年10~12月期)に比べ0・9%減、年率に換算して3・4%も落ち込みました。マイナス成長は、19年10月に消費税を10%に増税してから2四半期連続です。個人消費や輸出の落ち込みが大きく、消費税増税に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が日本経済を直撃していることを示しています。4~6月期のGDPはさらに記録的な落ち込みとなる見込みです。
以下参考
朝日新聞デジタル 2020年5月19日 5時00分
(社説)経済危機対応 感染抑止との両輪で
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14480841.html
読売新聞 2020/05/19 05:00
社説:GDPマイナス 消費促す環境作りが重要だ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200518-OYT1T50216/
毎日新聞2020年5月18日 東京朝刊
社説:コロナ下の経済悪化 金融危機の回避に全力を
https://mainichi.jp/articles/20200518/ddm/005/070/021000c
日本経済新聞 2020/5/18 19:05
[社説]早期収束の成否が経済再生を左右する
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59246130Y0A510C2SHF000/
東京新聞 2020年5月19日
【社説】GDPマイナス 官民で負の連鎖断て
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020051902000152.html
しんぶん赤旗 2020年5月19日(火)
主張:GDPのマイナス 思い切った対策を打ち出す時
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-05-19/2020051901_05_1.html
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日本経済新聞 2020/5/18付
1~3月実質GDP、年率3.4%減 2期連続マイナス 昨年度、5年ぶりマイナス
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59225120Y0A510C2MM0000/
朝日新聞デジタル 2020年5月19日 5時00分
景気悪化、戦後最悪の恐れ GDP4~6月期、「年20%減」予想次々
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14480916.html
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日本経済新聞 2020/5/18付
1~3月実質GDP、2期連続マイナス 昨年度、5年ぶりマイナス
----内閣府が18日発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.9%減、年率換算で3.4%減だった。マイナス成長は2四半期連続。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月ごろから輸出や消費、設備投資などが軒並み急減した。19年度の実質GDPは前年度比0.1%減と5年ぶりのマイナス成長となった。
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2020年5月19日 5時00分
(社説)経済危機対応 感染抑止との両輪で
----昨日速報が発表された1~3月期のGDP(国内総生産)は、実質成長率が前期比年率で3・4%のマイナスだった。新型コロナの影響が本格化する前の時期だったが、内外需とも大きく落ち込んだ。その前の昨年10~12月期は消費増税で低下しており、本来は反動増が見込まれていた。企業の19年度決算も利益の減少が目立ち、赤字決算も少なくない。
緊急事態宣言で外出自粛が本格化した4月以降はさらに深刻だ。民間エコノミストの間では4~6月期のGDPは年率で20%前後落ち込むとの見通しが出ている。
読売新聞 2020/05/19 05:00
社説:GDPマイナス 消費促す環境作りが重要だ
----コロナショックが日本経済の成長にブレーキをかけたことが、経済統計で裏付けられた。
1~3月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は、前期比の年率換算で3・4%減だった。消費増税の影響を受けた前期より減少率は縮小したが、約4年ぶりに2四半期連続のマイナス成長となった。
毎日新聞2020年5月18日 東京朝刊
社説:コロナ下の経済悪化 金融危機の回避に全力を
----コロナ禍による実体経済への打撃が深刻化している。米国は4月の失業率が戦後最悪となり、百貨店など大型破綻が相次ぐ。日本でもトヨタ自動車が今年度の連結営業利益を8割減と見込むなど企業業績の悪化が鮮明となっている。
2008年のリーマン・ショックは米金融機関の連鎖破綻など金融危機が世界に波及し、企業投資や消費を冷え込ませた。今回は未知の感染症が企業や個人の活動を圧迫し、需要を激減させている。
日本経済新聞 2020/5/18 19:05
[社説]早期収束の成否が経済再生を左右する
----内閣府が18日発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%減、同じペースが1年続くと仮定した年率換算では3.4%減少した。
新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に経済活動が停滞した4~6月期は格段に厳しくなる。3四半期にわたるマイナス成長の深度はリーマン危機をしのぎ、戦後最悪になることも想定される。
東京新聞 2020年5月19日
【社説】GDPマイナス 官民で負の連鎖断て
----今年一~三月期の国内総生産(GDP)が年率3・4%減となった。コロナ禍以降初の数値であり、四~六月期はさらなる悪化が確実な情勢だ。官民一体となり負の連鎖を断ち切る時がきている。
今回の結果は年初から政府の緊急事態宣言前までの経済状況を反映している。悪化した最大の要因はGDPの約六割を占める個人消費の落ち込みだ。自粛ムードは二月から始まっており、予想通りの結果といえる。
しんぶん赤旗 2020年5月19日(火)
主張:GDPのマイナス 思い切った対策を打ち出す時
----内閣府が発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP)は、実質で前期(19年10~12月期)に比べ0・9%減、年率に換算して3・4%も落ち込みました。マイナス成長は、19年10月に消費税を10%に増税してから2四半期連続です。個人消費や輸出の落ち込みが大きく、消費税増税に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が日本経済を直撃していることを示しています。4~6月期のGDPはさらに記録的な落ち込みとなる見込みです。
以下参考
朝日新聞デジタル 2020年5月19日 5時00分
(社説)経済危機対応 感染抑止との両輪で
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14480841.html
読売新聞 2020/05/19 05:00
社説:GDPマイナス 消費促す環境作りが重要だ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200518-OYT1T50216/
毎日新聞2020年5月18日 東京朝刊
社説:コロナ下の経済悪化 金融危機の回避に全力を
https://mainichi.jp/articles/20200518/ddm/005/070/021000c
日本経済新聞 2020/5/18 19:05
[社説]早期収束の成否が経済再生を左右する
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59246130Y0A510C2SHF000/
東京新聞 2020年5月19日
【社説】GDPマイナス 官民で負の連鎖断て
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020051902000152.html
しんぶん赤旗 2020年5月19日(火)
主張:GDPのマイナス 思い切った対策を打ち出す時
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-05-19/2020051901_05_1.html
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日本経済新聞 2020/5/18付
1~3月実質GDP、年率3.4%減 2期連続マイナス 昨年度、5年ぶりマイナス
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59225120Y0A510C2MM0000/
朝日新聞デジタル 2020年5月19日 5時00分
景気悪化、戦後最悪の恐れ GDP4~6月期、「年20%減」予想次々
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14480916.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済