2020-05-23(Sat)
リニア新幹線 新型コロナで万事休すか JR東海減収減益
工事の資金繰りに懸念 リニアを待つ無残な末路 コロナショックで出張の需要は激減
JBPRESS 2020.5.18(月)
新型コロナで万事休すか、リニアを待つ無残な末路
人口減少フェーズのなかコロナショックで出張の需要は激減
----新型コロナウイルス対策の長期化がほぼ確実になったことで、鉄道各社の業績懸念が高まっている。特に新幹線への依存度が高く、リニア中央新幹線の建設を行っているJR東海への影響は大きい。JR各社は民間企業とはいえ、もともとは国鉄であり、極めて公共性が高い。コロナ後の社会を見据えた上で、鉄道網をどう運営していくのか国民的な議論が必要だろう。
キャリコネ企業研究Resaco 2020年05月12日
企業業績・株価
【20年3月期】コロナ禍で減収減益のJR東海 リニア工事の資金繰りに懸念はないか?
----東海道新幹線という高収益事業を持つJR東海。しかし、2020年3月期はコロナ禍の影響で利用客が急減し、減収減益となりました。21年3月期もこの状態が続くと、リニア中央新幹線の開業が遅れるおそれもありますが、懸念されるのは巨額融資の返済です。
----緊急事態宣言が出されたことで、4月に入ってからの東海道新幹線の利用者数はさらに減少し、4月1日から26日までの実績は前年同期間比で89.0%減に落ち込んでいます。
この状態が続くことで収益が大幅に悪化した場合、リニア中央新幹線の建設計画が後倒しになり、開業の時期が遅れる可能性があります。
前述のように、JR東海はリニア中央新幹線の建設のために3兆円の融資を受けています。返済計画は40年ローンで、借り入れから30年間は元本返済は猶予され利息のみの支払いとなりますが、2046年からは毎年3000億円の元本返済をしなくてはなりません。開業が遅れることで資金回収が十分でないまま2046年を迎えてしまうと、この返済に困ることになります。
JR東海は2027年の開業を目指していますが、大井川の環境対策を巡る静岡県との協議に決着が付かずに南アルプストンネル静岡工区の2019年度の着工を見送るなど、進捗は想定より先送りになっている状況であり、今後も注視する必要があります。
以下参考
JBPRESS 2020.5.18(月)
新型コロナで万事休すか、リニアを待つ無残な末路
人口減少フェーズのなかコロナショックで出張の需要は激減
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60543
キャリコネ企業研究Resaco 2020年05月12日
企業業績・株価
【20年3月期】コロナ禍で減収減益のJR東海 リニア工事の資金繰りに懸念はないか?
https://corp-research.jp/articles/5615
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JBPRESS 2020.5.18(月)
新型コロナで万事休すか、リニアを待つ無残な末路
人口減少フェーズのなかコロナショックで出張の需要は激減
----新型コロナウイルス対策の長期化がほぼ確実になったことで、鉄道各社の業績懸念が高まっている。特に新幹線への依存度が高く、リニア中央新幹線の建設を行っているJR東海への影響は大きい。JR各社は民間企業とはいえ、もともとは国鉄であり、極めて公共性が高い。コロナ後の社会を見据えた上で、鉄道網をどう運営していくのか国民的な議論が必要だろう。
キャリコネ企業研究Resaco 2020年05月12日
企業業績・株価
【20年3月期】コロナ禍で減収減益のJR東海 リニア工事の資金繰りに懸念はないか?
----東海道新幹線という高収益事業を持つJR東海。しかし、2020年3月期はコロナ禍の影響で利用客が急減し、減収減益となりました。21年3月期もこの状態が続くと、リニア中央新幹線の開業が遅れるおそれもありますが、懸念されるのは巨額融資の返済です。
----緊急事態宣言が出されたことで、4月に入ってからの東海道新幹線の利用者数はさらに減少し、4月1日から26日までの実績は前年同期間比で89.0%減に落ち込んでいます。
この状態が続くことで収益が大幅に悪化した場合、リニア中央新幹線の建設計画が後倒しになり、開業の時期が遅れる可能性があります。
前述のように、JR東海はリニア中央新幹線の建設のために3兆円の融資を受けています。返済計画は40年ローンで、借り入れから30年間は元本返済は猶予され利息のみの支払いとなりますが、2046年からは毎年3000億円の元本返済をしなくてはなりません。開業が遅れることで資金回収が十分でないまま2046年を迎えてしまうと、この返済に困ることになります。
JR東海は2027年の開業を目指していますが、大井川の環境対策を巡る静岡県との協議に決着が付かずに南アルプストンネル静岡工区の2019年度の着工を見送るなど、進捗は想定より先送りになっている状況であり、今後も注視する必要があります。
以下参考
JBPRESS 2020.5.18(月)
新型コロナで万事休すか、リニアを待つ無残な末路
人口減少フェーズのなかコロナショックで出張の需要は激減
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60543
キャリコネ企業研究Resaco 2020年05月12日
企業業績・株価
【20年3月期】コロナ禍で減収減益のJR東海 リニア工事の資金繰りに懸念はないか?
https://corp-research.jp/articles/5615
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済