2020-07-17(Fri)
令和2年7月豪雨 球磨川氾濫 原因調査 河川改修の遅れ
「記録上、最大の浸水深」 堤防決壊 現地調査始まる 「想定外の雨量」に対応できず 気象庁予想外れ
川辺川ダム水没予定地がある五木村の再興について発信してきた寺島悠さんのfacebookより
寺嶋 悠 7月11日 13:56 · facebook
https://www.facebook.com/yu.terashima.94/posts/3152310254806266
(シェアありがとうございます。当初の投稿から一部補足追加修正。九日町の氾濫映像へのリンクを追加(7/13 1:00現在))
先ほどの投稿が、先週の人吉球磨の氾濫についてわかりやすかったとコメントをもらったので、現地の地形が分からない方向けに地図画像を作りました。
国土地理院による今回の浸水マップや、NHKのテレビでやっていた図と合わせて、先ほどの内容を一部引用して、大幅に補足したものを再掲。
私も詳しくはないんですが、少しでも知っていただく助けになればと思い、球磨川の氾濫の原因と、河川改修の遅れ、川辺川ダムについて、整理してみました。
誤解されがちなこと、あまり知られていないこともありますし、まだ分かっていないこと、検証を待たなければならないこともたくさんあります。-----
高知大学教員の森さやかさんのfacebookより
Sayaka Mori 2020年7月14日 facebook
https://www.facebook.com/sayaka.mori.1650/posts/3204061379688347
7/11、物資を持って人吉球磨へと赴き、地元の方たちの洪水調査に同行させてもらった。上流は相良村(バス停で「平川前」)・錦町一武あたりから、下流は球磨村渡まで流域を回った。
まだまだ「この洪水は何だったのか」の検証が必要だ。訪れることが叶わなかった上流部や壊滅的な被害を受けた中下流域がどうなっているか、あれほどの泥水の洪水をもたらすかたちで作用した山間部の状態はどうなっているかを含め、目配りができていない点も多々残されている。そうした大前提での雑感メモ。------
****************************
NHK 2020年7月13日 17時14分
熊本 球磨川の堤防から水があふれ出す様子 視聴者撮影
----熊本県で記録的な豪雨があった今月4日、人吉市の球磨川の堤防から水があふれ出す様子を視聴者が撮影していました。
NHK 2020年7月13日 17時43分
豪雨で堤防決壊 球磨川で現地調査始まる 熊本 人吉
----今回の豪雨で堤防が決壊した熊本県人吉市の球磨川で、国の調査委員会による現地調査が始まりました。
毎日新聞2020年7月13日 10時27分(最終更新 7月13日 10時36分)
球磨川氾濫「記録上、最大の浸水深」 熊本大調査「昭和40年7月洪水」上回る
----記録的豪雨による1級河川・球磨川の氾濫などで熊本県南部を中心に甚大な被害が広がった九州豪雨で、球磨川流域の同県人吉市などを現地調査した熊本大くまもと水循環・減災研究教育センター(熊本市)は、今回の氾濫による浸水深が戦後最大とされてきた「昭和40年7月洪水」(1965年)を上回り、記録に残る球磨川水害では最大級だったとの見方を示した。
西日本新聞 2020年7月12日
決壊仕組みに4パターン目「パイピング」 球磨川の堤防、13日に調査
「陸側から川へ流れた」例も
----熊本県南部を襲った豪雨では、同県人吉市を流れる球磨川の2カ所で堤防が決壊。流域に大きな被害をもたらした。球磨川では2012年に堤防や地盤の点検が行われ、決壊の危険性が判明した箇所が9カ所あった。ただ、今回の決壊はその9カ所とは別の場所で発生。そのとき、川で何が起きていたのか。原因を究明するため、専門家による現地調査が13日に開かれる。
西日本新聞 2020/7/11 6:00
「想定外の雨量」に対応できず 球磨川3市町村、行動計画生かせず
----記録的豪雨で甚大な被害が出た球磨川流域の自治体のうち、熊本県球磨村、人吉市、八代市は防災意識が高く、ゲリラ豪雨時に自治体が取るべき行動を時系列で事前に定めた「タイムライン」(TL)を県内で先行導入した先進地だった。それでも「想定外の雨量」に対応できず、早期に避難情報を出した球磨村でも多くの人が犠牲になった。発生から11日で1週間。自治体の対応だけでなく、住民の危機意識をどう高めるか、課題を突き付けている。
日本経済新聞 2020/7/16付
熊本豪雨、予想外れ「重く受け止め」 気象庁長官
----気象庁の関田康雄長官は15日、定例記者会見を開き、今回の豪雨で熊本県の降水量の予想を大きく外したことについて「予測が難しい線状降水帯が夜間に発生した。予測値を大きく上回り、重く受け止める」と述べた。
熊本日日新聞2020/7/8 15:00 (JST)
市房ダム 緊急放流、寸前で回避 予備放流も”薄氷”の運用
----球磨川水系最大の熊本県営市房ダム(水上村、多目的ダム)は4日の豪雨による緊急放流を寸前で回避することができた。雨量の弱まりに加え、県は2年前に試験導入した「予備放流」の実施も効果があったと説明する。一方、昨年10月の台風19号被害を踏まえて国が積極的な運用を目指す「利水ダム」の事前放流は、同水系の6基全てで実施されなかった。
以下参考
川辺川ダム水没予定地がある五木村の再興について発信してきた寺島悠さんのfacebookより
寺嶋 悠 7月11日 13:56 · facebook
https://www.facebook.com/yu.terashima.94/posts/3152310254806266
(シェアありがとうございます。当初の投稿から一部補足追加修正。九日町の氾濫映像へのリンクを追加(7/13 1:00現在))
先ほどの投稿が、先週の人吉球磨の氾濫についてわかりやすかったとコメントをもらったので、現地の地形が分からない方向けに地図画像を作りました。
国土地理院による今回の浸水マップや、NHKのテレビでやっていた図と合わせて、先ほどの内容を一部引用して、大幅に補足したものを再掲。
私も詳しくはないんですが、少しでも知っていただく助けになればと思い、球磨川の氾濫の原因と、河川改修の遅れ、川辺川ダムについて、整理してみました。
誤解されがちなこと、あまり知られていないこともありますし、まだ分かっていないこと、検証を待たなければならないこともたくさんあります。
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高知大学教員の森さやかさんのfacebookより
Sayaka Mori 2020年7月14日 facebook
https://www.facebook.com/sayaka.mori.1650/posts/3204061379688347
7/11、物資を持って人吉球磨へと赴き、地元の方たちの洪水調査に同行させてもらった。上流は相良村(バス停で「平川前」)・錦町一武あたりから、下流は球磨村渡まで流域を回った。
まだまだ「この洪水は何だったのか」の検証が必要だ。訪れることが叶わなかった上流部や壊滅的な被害を受けた中下流域がどうなっているか、あれほどの泥水の洪水をもたらすかたちで作用した山間部の状態はどうなっているかを含め、目配りができていない点も多々残されている。そうした大前提での雑感メモ。
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NHK 2020年7月13日 17時14分
熊本 球磨川の堤防から水があふれ出す様子 視聴者撮影
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200713/k10012512571000.html
NHK 2020年7月13日 17時43分
豪雨で堤防決壊 球磨川で現地調査始まる 熊本 人吉
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200713/k10012512881000.html
毎日新聞2020年7月13日 10時27分(最終更新 7月13日 10時36分)
球磨川氾濫「記録上、最大の浸水深」 熊本大調査「昭和40年7月洪水」上回る
https://mainichi.jp/articles/20200713/k00/00m/040/038000c
西日本新聞 2020年7月12日
決壊仕組みに4パターン目「パイピング」 球磨川の堤防、13日に調査
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/625426/
西日本新聞 2020/7/11 6:00
「想定外の雨量」に対応できず 球磨川3市町村、行動計画生かせず
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/625169/
日本経済新聞 2020/7/16付
熊本豪雨、予想外れ「重く受け止め」 気象庁長官
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61559470V10C20A7CC1000/
熊本日日新聞2020/7/8 15:00 (JST)
市房ダム 緊急放流、寸前で回避 予備放流も”薄氷”の運用
https://this.kiji.is/653475963595605089
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川辺川ダム水没予定地がある五木村の再興について発信してきた寺島悠さんのfacebookより
寺嶋 悠 7月11日 13:56 · facebook
https://www.facebook.com/yu.terashima.94/posts/3152310254806266
(シェアありがとうございます。当初の投稿から一部補足追加修正。九日町の氾濫映像へのリンクを追加(7/13 1:00現在))
先ほどの投稿が、先週の人吉球磨の氾濫についてわかりやすかったとコメントをもらったので、現地の地形が分からない方向けに地図画像を作りました。
国土地理院による今回の浸水マップや、NHKのテレビでやっていた図と合わせて、先ほどの内容を一部引用して、大幅に補足したものを再掲。
私も詳しくはないんですが、少しでも知っていただく助けになればと思い、球磨川の氾濫の原因と、河川改修の遅れ、川辺川ダムについて、整理してみました。
誤解されがちなこと、あまり知られていないこともありますし、まだ分かっていないこと、検証を待たなければならないこともたくさんあります。-----
高知大学教員の森さやかさんのfacebookより
Sayaka Mori 2020年7月14日 facebook
https://www.facebook.com/sayaka.mori.1650/posts/3204061379688347
7/11、物資を持って人吉球磨へと赴き、地元の方たちの洪水調査に同行させてもらった。上流は相良村(バス停で「平川前」)・錦町一武あたりから、下流は球磨村渡まで流域を回った。
まだまだ「この洪水は何だったのか」の検証が必要だ。訪れることが叶わなかった上流部や壊滅的な被害を受けた中下流域がどうなっているか、あれほどの泥水の洪水をもたらすかたちで作用した山間部の状態はどうなっているかを含め、目配りができていない点も多々残されている。そうした大前提での雑感メモ。------
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NHK 2020年7月13日 17時14分
熊本 球磨川の堤防から水があふれ出す様子 視聴者撮影
----熊本県で記録的な豪雨があった今月4日、人吉市の球磨川の堤防から水があふれ出す様子を視聴者が撮影していました。
NHK 2020年7月13日 17時43分
豪雨で堤防決壊 球磨川で現地調査始まる 熊本 人吉
----今回の豪雨で堤防が決壊した熊本県人吉市の球磨川で、国の調査委員会による現地調査が始まりました。
毎日新聞2020年7月13日 10時27分(最終更新 7月13日 10時36分)
球磨川氾濫「記録上、最大の浸水深」 熊本大調査「昭和40年7月洪水」上回る
----記録的豪雨による1級河川・球磨川の氾濫などで熊本県南部を中心に甚大な被害が広がった九州豪雨で、球磨川流域の同県人吉市などを現地調査した熊本大くまもと水循環・減災研究教育センター(熊本市)は、今回の氾濫による浸水深が戦後最大とされてきた「昭和40年7月洪水」(1965年)を上回り、記録に残る球磨川水害では最大級だったとの見方を示した。
西日本新聞 2020年7月12日
決壊仕組みに4パターン目「パイピング」 球磨川の堤防、13日に調査
「陸側から川へ流れた」例も
----熊本県南部を襲った豪雨では、同県人吉市を流れる球磨川の2カ所で堤防が決壊。流域に大きな被害をもたらした。球磨川では2012年に堤防や地盤の点検が行われ、決壊の危険性が判明した箇所が9カ所あった。ただ、今回の決壊はその9カ所とは別の場所で発生。そのとき、川で何が起きていたのか。原因を究明するため、専門家による現地調査が13日に開かれる。
西日本新聞 2020/7/11 6:00
「想定外の雨量」に対応できず 球磨川3市町村、行動計画生かせず
----記録的豪雨で甚大な被害が出た球磨川流域の自治体のうち、熊本県球磨村、人吉市、八代市は防災意識が高く、ゲリラ豪雨時に自治体が取るべき行動を時系列で事前に定めた「タイムライン」(TL)を県内で先行導入した先進地だった。それでも「想定外の雨量」に対応できず、早期に避難情報を出した球磨村でも多くの人が犠牲になった。発生から11日で1週間。自治体の対応だけでなく、住民の危機意識をどう高めるか、課題を突き付けている。
日本経済新聞 2020/7/16付
熊本豪雨、予想外れ「重く受け止め」 気象庁長官
----気象庁の関田康雄長官は15日、定例記者会見を開き、今回の豪雨で熊本県の降水量の予想を大きく外したことについて「予測が難しい線状降水帯が夜間に発生した。予測値を大きく上回り、重く受け止める」と述べた。
熊本日日新聞2020/7/8 15:00 (JST)
市房ダム 緊急放流、寸前で回避 予備放流も”薄氷”の運用
----球磨川水系最大の熊本県営市房ダム(水上村、多目的ダム)は4日の豪雨による緊急放流を寸前で回避することができた。雨量の弱まりに加え、県は2年前に試験導入した「予備放流」の実施も効果があったと説明する。一方、昨年10月の台風19号被害を踏まえて国が積極的な運用を目指す「利水ダム」の事前放流は、同水系の6基全てで実施されなかった。
以下参考
川辺川ダム水没予定地がある五木村の再興について発信してきた寺島悠さんのfacebookより
寺嶋 悠 7月11日 13:56 · facebook
https://www.facebook.com/yu.terashima.94/posts/3152310254806266
(シェアありがとうございます。当初の投稿から一部補足追加修正。九日町の氾濫映像へのリンクを追加(7/13 1:00現在))
先ほどの投稿が、先週の人吉球磨の氾濫についてわかりやすかったとコメントをもらったので、現地の地形が分からない方向けに地図画像を作りました。
国土地理院による今回の浸水マップや、NHKのテレビでやっていた図と合わせて、先ほどの内容を一部引用して、大幅に補足したものを再掲。
私も詳しくはないんですが、少しでも知っていただく助けになればと思い、球磨川の氾濫の原因と、河川改修の遅れ、川辺川ダムについて、整理してみました。
誤解されがちなこと、あまり知られていないこともありますし、まだ分かっていないこと、検証を待たなければならないこともたくさんあります。
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高知大学教員の森さやかさんのfacebookより
Sayaka Mori 2020年7月14日 facebook
https://www.facebook.com/sayaka.mori.1650/posts/3204061379688347
7/11、物資を持って人吉球磨へと赴き、地元の方たちの洪水調査に同行させてもらった。上流は相良村(バス停で「平川前」)・錦町一武あたりから、下流は球磨村渡まで流域を回った。
まだまだ「この洪水は何だったのか」の検証が必要だ。訪れることが叶わなかった上流部や壊滅的な被害を受けた中下流域がどうなっているか、あれほどの泥水の洪水をもたらすかたちで作用した山間部の状態はどうなっているかを含め、目配りができていない点も多々残されている。そうした大前提での雑感メモ。
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NHK 2020年7月13日 17時14分
熊本 球磨川の堤防から水があふれ出す様子 視聴者撮影
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200713/k10012512571000.html
NHK 2020年7月13日 17時43分
豪雨で堤防決壊 球磨川で現地調査始まる 熊本 人吉
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200713/k10012512881000.html
毎日新聞2020年7月13日 10時27分(最終更新 7月13日 10時36分)
球磨川氾濫「記録上、最大の浸水深」 熊本大調査「昭和40年7月洪水」上回る
https://mainichi.jp/articles/20200713/k00/00m/040/038000c
西日本新聞 2020年7月12日
決壊仕組みに4パターン目「パイピング」 球磨川の堤防、13日に調査
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/625426/
西日本新聞 2020/7/11 6:00
「想定外の雨量」に対応できず 球磨川3市町村、行動計画生かせず
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/625169/
日本経済新聞 2020/7/16付
熊本豪雨、予想外れ「重く受け止め」 気象庁長官
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61559470V10C20A7CC1000/
熊本日日新聞2020/7/8 15:00 (JST)
市房ダム 緊急放流、寸前で回避 予備放流も”薄氷”の運用
https://this.kiji.is/653475963595605089
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済