2020-08-08(Sat)
球磨川堤防決壊 要因は越流、再流入「川に戻る水の勢い」
九州地方整備局 第2回 堤防調査委員会 / 耐越水堤防工法 川表側の法面も強化を
西日本新聞 2020/8/8 6:00
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」 九地整が見解
----国土交通省九州地方整備局は7日、熊本県南部を襲った7月の豪雨で同県人吉市の球磨川の堤防が決壊した原因について、「堤防を越えた水が川に戻るときの勢いでのり面が崩壊した」との見方を明らかにした。福岡市で開かれた専門家による調査委員会の会合で示した。
熊本日日新聞 2020/8/8 09:50
熊本豪雨で決壊の球磨川堤防 越流、再流入で決壊か 九地整調査委
----7月の豪雨で、熊本県の球磨川の堤防が決壊した原因と復旧法を検討する国土交通省九州地方整備局の球磨川堤防調査委員会(委員長・秋山壽一郎九州工大名誉教授)の第2回会合が7日、福岡市であった。九地整は、堤防を越えてあふれた水が、再び川に流れ込む際に決壊した可能性が高いとの見方を示した。
八ッ場あしたの会 事務局だより 2020年8月9日
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」と国交省九地整
----通常は川から周辺地に越流するときに川裏側の法面(のりめん)が削られて、決壊に至るのですが、球磨川の決壊箇所2か所はそうではなく、逆方向の流れによる決壊でした。
----耐越水堤防工法を全国で普及させていく際には、場所によっては川裏のり面だけではなく、川表のり面も強化することが必要だと考えられます。

以下参考
令和2年7月豪雨による堤防被災を受けて 「第2回 堤防調査委員会」を開催します。
http://www.qsr.mlit.go.jp/press_release/r2/20080503.html
令和2年7月豪雨により発生した、国管理河川である球磨川水系球磨川、筑後川水系筑後川の堤防決壊等に対して、被災原因の究明と復旧工法等の検討のため、「第2回 球磨川水系球磨川堤防調査委員会」及び「第2回 筑後川水系筑後川堤防調査委員会」を開催します。(別紙1,2:委員名簿)
開催日時
日 時:令和2年8月7日(金)15:00~17:00
(球磨川水系球磨川堤防調査委員会と筑後川水系筑後川堤防調査委員会の合同開催になります。)
開催場所
TKP ガーデンシティ博多新幹線口 4 階 4-A 会議室
住 所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街5-14 福さ屋本社ビル(別添資料-1)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止ため、報道関係者による取材は可能としますが、一般傍聴はご遠慮させて頂きます。
ただし、カメラ撮りは、冒頭(議題に入るまで)のみ可能です。
※委員会終了後に別途取材対応の時間を設けます。(委員会終了時刻は予定時刻と前後する可能性がありますのでご了承下さい)
※会場への入室は30分前より行います。
※座席に限りがありますので、あらかじめご了承ください。
※その他、取材に関する詳細は、別添資料-2 をご確認下さい。
※会議での配布資料等は、後日、九州地方整備局Webサイトにて公表いたします。
http://www.qsr.mlit.go.jp/bousai_joho/bousai200710.html
※取材については各社1名(会議冒頭カメラ撮りの撮影者は除く)とし、「手洗い」や「マスクの着用を含む咳エチケット」等の感染症予防対策にご協力をお願いいたします。また、風邪のような症状がある場合には、ご自身の体調を優先し、参加を控えていただきますよう併せてお願いいたします。
添付資料
記者発表資料【PDF】
http://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/n-kisyahappyou/r2/20080503.pdf
問い合わせ先
国土交通省 九州地方整備局 河川部 河川計画課
(内線:3611)(内線:3612)
電話:092(476)3523
****************************
八ッ場あしたの会 事務局だより 2020年8月9日
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」と国交省九地整
https://yamba-net.org/52567/
さる8月7日、国土交通省九州地方整備局が堤防調査委員会を開催しました。
http://www.qsr.mlit.go.jp/press_release/r2/20080503.html
国交省九州地方整備局HP 第二回堤防調査委員会
7月上旬の熊本豪雨では、右の図1の通り、球磨川の各所で氾濫がありました。そのうち、堤防が決壊したのは2箇所でした。この決壊は川側からの越流ではなく、氾濫水が川に戻るときの勢いで決壊したという報告がこの堤防調査委員会がされました。
通常は川から周辺地に越流するときに川裏側の法面(のりめん)が削られて、決壊に至るのですが、球磨川の決壊箇所2か所はそうではなく、逆方向の流れによる決壊でした。
〇図1:国交省九州地方整備局HP 【河川】令和2年7月豪雨における出水について(第2報)記者発表資料53ページより
http://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/bousai_joho/bousai200710050.pdf
2000年に旧・建設省が耐越水堤防の普及を図ろうと、全国の関係機関に通知した河川堤防設計指針(第3稿)は右の図2のとおり、川裏側の法面(のりめん)のみを強化するものでした。この耐越水堤防工法では今回の球磨川の堤防決壊のケースには対応できないことになります。
一方、昨年10月の台風19号で決壊した千曲川長野市穗保地区では、建設省から国交省になってはじめて、耐越水堤防工法が導入されましたが、その工法は右の図3の通り、川裏側だけではなく、川表側の法面も強化するものになっています。
このように今後、耐越水堤防工法を全国で普及させていく際には、場所によっては川裏のり面だけではなく、川表のり面も強化することが必要だと考えられます。
***************************
西日本新聞 2020/8/8 6:00
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」 九地整が見解
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/633772/
熊本日日新聞 2020/8/8 09:50 (JST)
熊本豪雨で決壊の球磨川堤防 越流、再流入で決壊か 九地整調査委
https://this.kiji.is/664647587470656609?c=92619697908483575
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西日本新聞 2020/8/8 6:00
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」 九地整が見解
----国土交通省九州地方整備局は7日、熊本県南部を襲った7月の豪雨で同県人吉市の球磨川の堤防が決壊した原因について、「堤防を越えた水が川に戻るときの勢いでのり面が崩壊した」との見方を明らかにした。福岡市で開かれた専門家による調査委員会の会合で示した。
熊本日日新聞 2020/8/8 09:50
熊本豪雨で決壊の球磨川堤防 越流、再流入で決壊か 九地整調査委
----7月の豪雨で、熊本県の球磨川の堤防が決壊した原因と復旧法を検討する国土交通省九州地方整備局の球磨川堤防調査委員会(委員長・秋山壽一郎九州工大名誉教授)の第2回会合が7日、福岡市であった。九地整は、堤防を越えてあふれた水が、再び川に流れ込む際に決壊した可能性が高いとの見方を示した。
八ッ場あしたの会 事務局だより 2020年8月9日
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」と国交省九地整
----通常は川から周辺地に越流するときに川裏側の法面(のりめん)が削られて、決壊に至るのですが、球磨川の決壊箇所2か所はそうではなく、逆方向の流れによる決壊でした。
----耐越水堤防工法を全国で普及させていく際には、場所によっては川裏のり面だけではなく、川表のり面も強化することが必要だと考えられます。

以下参考
令和2年7月豪雨による堤防被災を受けて 「第2回 堤防調査委員会」を開催します。
http://www.qsr.mlit.go.jp/press_release/r2/20080503.html
令和2年7月豪雨により発生した、国管理河川である球磨川水系球磨川、筑後川水系筑後川の堤防決壊等に対して、被災原因の究明と復旧工法等の検討のため、「第2回 球磨川水系球磨川堤防調査委員会」及び「第2回 筑後川水系筑後川堤防調査委員会」を開催します。(別紙1,2:委員名簿)
開催日時
日 時:令和2年8月7日(金)15:00~17:00
(球磨川水系球磨川堤防調査委員会と筑後川水系筑後川堤防調査委員会の合同開催になります。)
開催場所
TKP ガーデンシティ博多新幹線口 4 階 4-A 会議室
住 所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街5-14 福さ屋本社ビル(別添資料-1)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止ため、報道関係者による取材は可能としますが、一般傍聴はご遠慮させて頂きます。
ただし、カメラ撮りは、冒頭(議題に入るまで)のみ可能です。
※委員会終了後に別途取材対応の時間を設けます。(委員会終了時刻は予定時刻と前後する可能性がありますのでご了承下さい)
※会場への入室は30分前より行います。
※座席に限りがありますので、あらかじめご了承ください。
※その他、取材に関する詳細は、別添資料-2 をご確認下さい。
※会議での配布資料等は、後日、九州地方整備局Webサイトにて公表いたします。
http://www.qsr.mlit.go.jp/bousai_joho/bousai200710.html
※取材については各社1名(会議冒頭カメラ撮りの撮影者は除く)とし、「手洗い」や「マスクの着用を含む咳エチケット」等の感染症予防対策にご協力をお願いいたします。また、風邪のような症状がある場合には、ご自身の体調を優先し、参加を控えていただきますよう併せてお願いいたします。
添付資料
記者発表資料【PDF】
http://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/n-kisyahappyou/r2/20080503.pdf
問い合わせ先
国土交通省 九州地方整備局 河川部 河川計画課
(内線:3611)(内線:3612)
電話:092(476)3523
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八ッ場あしたの会 事務局だより 2020年8月9日
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」と国交省九地整
https://yamba-net.org/52567/
さる8月7日、国土交通省九州地方整備局が堤防調査委員会を開催しました。
http://www.qsr.mlit.go.jp/press_release/r2/20080503.html
国交省九州地方整備局HP 第二回堤防調査委員会
7月上旬の熊本豪雨では、右の図1の通り、球磨川の各所で氾濫がありました。そのうち、堤防が決壊したのは2箇所でした。この決壊は川側からの越流ではなく、氾濫水が川に戻るときの勢いで決壊したという報告がこの堤防調査委員会がされました。
通常は川から周辺地に越流するときに川裏側の法面(のりめん)が削られて、決壊に至るのですが、球磨川の決壊箇所2か所はそうではなく、逆方向の流れによる決壊でした。
〇図1:国交省九州地方整備局HP 【河川】令和2年7月豪雨における出水について(第2報)記者発表資料53ページより
http://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/bousai_joho/bousai200710050.pdf
2000年に旧・建設省が耐越水堤防の普及を図ろうと、全国の関係機関に通知した河川堤防設計指針(第3稿)は右の図2のとおり、川裏側の法面(のりめん)のみを強化するものでした。この耐越水堤防工法では今回の球磨川の堤防決壊のケースには対応できないことになります。
一方、昨年10月の台風19号で決壊した千曲川長野市穗保地区では、建設省から国交省になってはじめて、耐越水堤防工法が導入されましたが、その工法は右の図3の通り、川裏側だけではなく、川表側の法面も強化するものになっています。
このように今後、耐越水堤防工法を全国で普及させていく際には、場所によっては川裏のり面だけではなく、川表のり面も強化することが必要だと考えられます。
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西日本新聞 2020/8/8 6:00
球磨川堤防決壊、要因は「川に戻る水の勢い」 九地整が見解
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/633772/
熊本日日新聞 2020/8/8 09:50 (JST)
熊本豪雨で決壊の球磨川堤防 越流、再流入で決壊か 九地整調査委
https://this.kiji.is/664647587470656609?c=92619697908483575
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テーマ : 政治・経済・時事問題
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