2020-08-21(Fri)
リニア なぜ決まったCルート 結論ありき 審議足りず
2010.10.20第9回中央新幹線小委員会 環境面について審議したが・・・
中日新聞 2020年8月6日
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(上)
中日新聞 2020年8月7日
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(中)
中日新聞 2020年08月15日
<考えるリニア着工 なぜ決まったCルート>(下)
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(中) 抜粋
◆結論ありき 審議足りず
----二〇一〇年十月二十日、東京・霞が関。リニア中央新幹線のルートを決める国の交通政策審議会中央新幹線小委員会(交政審)で、中村太士・北海道大大学院農学研究院教授(61)=生態系管理学=は資料不足に苦言を呈した。「自然環境的にみてどちらがいいといったような議論は少々無理だと思われます」
十九委員中、環境の専門家と呼べるのは自分一人。交政審は、環境への影響をほとんど顧みることなく、数字で比較できる経済性を主眼に、南アルプスを貫くCルートの決定まで突き進むことになる。
----表向きは三ルートを公平に審議するとしていたが、Cルートの費用対効果を裏付ける資料を次々提出し、一部ではCルートしか試算をしないなど、初めから「結論ありき」で進展した。
----JR東海の葛西敬之名誉会長の手記によると、交政審が始まる二年前の〇八年、国交省へ「Cルートも実現可」との報告書を提出した時点で、JRは既にCルートに絞っていた。交政審のヒアリングでも山田佳臣社長(当時)は「これ(Cルート)しか道はない」と述べ、審議はJRの思惑通りに進んだ。
「審議会は時間的にも資料的にも不足し、環境影響の観点からルートを決めるには無理があった。交政審の段階で地元の研究者も交えて議論していれば、あるいは『こんな審議じゃだめだ』と世論が騒いでいれば、ここまでこじれなかったかもしれないし、Cルートの選択そのものが変わっていたかもしれない」。中村教授はそう振り返る。
リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?
静岡県を迂回した方がいいんでないの?2020年08月15日
第9回中央新幹線小委員会 環境面についての審議
日本経済新聞 2020/7/21 2:00
リニア、川勝知事の本心 なぜ「ルート変更」再提案
----リニア中央新幹線の未着工問題で、静岡県の川勝平太知事が国土交通省の藤田耕三事務次官に、同県を迂回するルート変更を提案した。藤田次官は「議論する段階にない」と否定。トンネル工事に伴う大井川の減水問題などを検討する同省の有識者会議の結論を待つよう川勝知事に促したが、知事は主張を譲らなかった。かつて発言撤回した「ルート変更」を再び持ち出した川勝知事の本心を探る。
以下参考
林 克
8月12日
林 克
8月8日 ·
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中日新聞 2020年8月6日 05時00分 (8月6日 05時03分更新)
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(上)
https://www.chunichi.co.jp/article/100507
中日新聞 2020年8月7日 05時00分 (8月7日 05時01分更新)
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(中)
https://www.chunichi.co.jp/article/101050
中日新聞Web2020年08月15日05時00分
<考えるリニア着工 なぜ決まったCルート>(下)
https://www.chunichi.co.jp/article/104907
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日本経済新聞 2020/7/21 2:00
リニア、川勝知事の本心 なぜ「ルート変更」再提案
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61600860W0A710C2000000/
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リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?
静岡県を迂回した方がいいんでないの?
2020年08月15日
第9回中央新幹線小委員会 環境面についての審議
https://kabochadaisuki.seesaa.net/article/476861206.html
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中日新聞 2020年8月6日
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(上)
中日新聞 2020年8月7日
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(中)
中日新聞 2020年08月15日
<考えるリニア着工 なぜ決まったCルート>(下)
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(中) 抜粋
◆結論ありき 審議足りず
----二〇一〇年十月二十日、東京・霞が関。リニア中央新幹線のルートを決める国の交通政策審議会中央新幹線小委員会(交政審)で、中村太士・北海道大大学院農学研究院教授(61)=生態系管理学=は資料不足に苦言を呈した。「自然環境的にみてどちらがいいといったような議論は少々無理だと思われます」
十九委員中、環境の専門家と呼べるのは自分一人。交政審は、環境への影響をほとんど顧みることなく、数字で比較できる経済性を主眼に、南アルプスを貫くCルートの決定まで突き進むことになる。
----表向きは三ルートを公平に審議するとしていたが、Cルートの費用対効果を裏付ける資料を次々提出し、一部ではCルートしか試算をしないなど、初めから「結論ありき」で進展した。
----JR東海の葛西敬之名誉会長の手記によると、交政審が始まる二年前の〇八年、国交省へ「Cルートも実現可」との報告書を提出した時点で、JRは既にCルートに絞っていた。交政審のヒアリングでも山田佳臣社長(当時)は「これ(Cルート)しか道はない」と述べ、審議はJRの思惑通りに進んだ。
「審議会は時間的にも資料的にも不足し、環境影響の観点からルートを決めるには無理があった。交政審の段階で地元の研究者も交えて議論していれば、あるいは『こんな審議じゃだめだ』と世論が騒いでいれば、ここまでこじれなかったかもしれないし、Cルートの選択そのものが変わっていたかもしれない」。中村教授はそう振り返る。
リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?
静岡県を迂回した方がいいんでないの?2020年08月15日
第9回中央新幹線小委員会 環境面についての審議
日本経済新聞 2020/7/21 2:00
リニア、川勝知事の本心 なぜ「ルート変更」再提案
----リニア中央新幹線の未着工問題で、静岡県の川勝平太知事が国土交通省の藤田耕三事務次官に、同県を迂回するルート変更を提案した。藤田次官は「議論する段階にない」と否定。トンネル工事に伴う大井川の減水問題などを検討する同省の有識者会議の結論を待つよう川勝知事に促したが、知事は主張を譲らなかった。かつて発言撤回した「ルート変更」を再び持ち出した川勝知事の本心を探る。
以下参考
林 克
8月12日
林 克
8月8日 ·
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中日新聞 2020年8月6日 05時00分 (8月6日 05時03分更新)
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(上)
https://www.chunichi.co.jp/article/100507
中日新聞 2020年8月7日 05時00分 (8月7日 05時01分更新)
考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(中)
https://www.chunichi.co.jp/article/101050
中日新聞Web2020年08月15日05時00分
<考えるリニア着工 なぜ決まったCルート>(下)
https://www.chunichi.co.jp/article/104907
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日本経済新聞 2020/7/21 2:00
リニア、川勝知事の本心 なぜ「ルート変更」再提案
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61600860W0A710C2000000/
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リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?
静岡県を迂回した方がいいんでないの?
2020年08月15日
第9回中央新幹線小委員会 環境面についての審議
https://kabochadaisuki.seesaa.net/article/476861206.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済