2020-09-11(Fri)
リニア「談合」事件が結審 来年3月に判決 鹿島・大成 無罪主張
「そもそも競争がなかった」 「JR東海が事前に受注業者を決めていた」
JR東海が公的団体であったなら、「官製談合」であり、ゼネコン2社の主張も成り立たない。
3兆円の財投投入、「国家的プロジェクト」の位置付けられているのだから、公的事業を実施する団体としてJR東海の罪を問うべきだ。
[時事通信社] 2020-09-09 19:41
リニア談合、来年3月に判決=大成など無罪訴え―東京地裁
----リニア中央新幹線工事をめぐる談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)罪に問われた大成建設の元常務執行役員大川孝(69)、鹿島の元専任部長大沢一郎(63)両被告と、法人としての両社の公判が9日、東京地裁(楡井英夫裁判長)であり、弁護側が最終弁論で改めて無罪を主張し結審した。判決は来年3月1日に言い渡される。
弁論では、いずれの弁護側も「(工事を発注した)JR東海が事前に受注業者を決めていた」などと主張。大川被告は最終意見陳述で「検察は工事の特殊性を理解せず訴追した」と批判し、大沢被告も「受注調整はしていない」と訴えた。
日本経済新聞 2020/9/9 18:32
リニア談合、大成・鹿島が無罪主張で結審 判決は21年3月
----リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)罪に問われた大成建設と鹿島の元幹部2人、法人としての両社の公判が9日、東京地裁(楡井英夫裁判長)で結審した。最終弁論で両社の弁護側は「競争は存在せず、罪は成立しない」などとして改めて無罪を求めた。
Yahooニュース 2020/9/9(水) 22:00
リニア「談合」事件が結審・被告弁護側は「そもそも競争がなかった」と無罪主張
江川紹子 | ジャーナリスト・神奈川大学特任教授
----弁護側は、次の諸点を挙げ、JR東海の長年の対応によって、受注業者は事実上、事前に決まっており、「競争」は存在しなかった、と強調した。
・このように、4社の会合が行われる以前に、受注事業者は事実上1社に絞られており、そもそも「競争」は存在していなかった。指名競争入札は形だけのものであり、JR東海ができるだけ低い価格で発注したという外観を整え、株主などのステークホルダーへの説明を容易にしつつ、意中の業者に受注させる仕組みだった
----JRは民間企業であり、こうした工区については、あらかじめ選定していた業者と価格交渉を行い、特命随意契約を結ぶことも可能だった。そうすれば、何の問題も起きなかったのだ。今回の事件が「談合」であるとするなら、JR東海はそれをお膳立てする役割を果たしたのではないか、と思えてならない。
そのJR東海が「被害者」として振る舞うのには、強烈な違和感をぬぐえない。
以下参考
Yahooニュース 2020/9/9(水) 22:00
リニア「談合」事件が結審・被告弁護側は「そもそも競争がなかった」と無罪主張
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20200909-00197508/
[時事通信社] 2020-09-09 19:41
リニア談合、来年3月に判決=大成など無罪訴え―東京地裁
https://sp.m.jiji.com/article/show/2438842
NHK 2020年9月9日 17時43分
リニア工事談合裁判 大手ゼネコン2社と元幹部 無罪主張し結審
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200909/k10012609191000.html
日本経済新聞 2020/9/9 18:32
リニア談合、大成・鹿島が無罪主張で結審 判決は21年3月
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63633770Z00C20A9CR8000/
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JR東海が公的団体であったなら、「官製談合」であり、ゼネコン2社の主張も成り立たない。
3兆円の財投投入、「国家的プロジェクト」の位置付けられているのだから、公的事業を実施する団体としてJR東海の罪を問うべきだ。
[時事通信社] 2020-09-09 19:41
リニア談合、来年3月に判決=大成など無罪訴え―東京地裁
----リニア中央新幹線工事をめぐる談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)罪に問われた大成建設の元常務執行役員大川孝(69)、鹿島の元専任部長大沢一郎(63)両被告と、法人としての両社の公判が9日、東京地裁(楡井英夫裁判長)であり、弁護側が最終弁論で改めて無罪を主張し結審した。判決は来年3月1日に言い渡される。
弁論では、いずれの弁護側も「(工事を発注した)JR東海が事前に受注業者を決めていた」などと主張。大川被告は最終意見陳述で「検察は工事の特殊性を理解せず訴追した」と批判し、大沢被告も「受注調整はしていない」と訴えた。
日本経済新聞 2020/9/9 18:32
リニア談合、大成・鹿島が無罪主張で結審 判決は21年3月
----リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)罪に問われた大成建設と鹿島の元幹部2人、法人としての両社の公判が9日、東京地裁(楡井英夫裁判長)で結審した。最終弁論で両社の弁護側は「競争は存在せず、罪は成立しない」などとして改めて無罪を求めた。
Yahooニュース 2020/9/9(水) 22:00
リニア「談合」事件が結審・被告弁護側は「そもそも競争がなかった」と無罪主張
江川紹子 | ジャーナリスト・神奈川大学特任教授
----弁護側は、次の諸点を挙げ、JR東海の長年の対応によって、受注業者は事実上、事前に決まっており、「競争」は存在しなかった、と強調した。
・このように、4社の会合が行われる以前に、受注事業者は事実上1社に絞られており、そもそも「競争」は存在していなかった。指名競争入札は形だけのものであり、JR東海ができるだけ低い価格で発注したという外観を整え、株主などのステークホルダーへの説明を容易にしつつ、意中の業者に受注させる仕組みだった
----JRは民間企業であり、こうした工区については、あらかじめ選定していた業者と価格交渉を行い、特命随意契約を結ぶことも可能だった。そうすれば、何の問題も起きなかったのだ。今回の事件が「談合」であるとするなら、JR東海はそれをお膳立てする役割を果たしたのではないか、と思えてならない。
そのJR東海が「被害者」として振る舞うのには、強烈な違和感をぬぐえない。
以下参考
Yahooニュース 2020/9/9(水) 22:00
リニア「談合」事件が結審・被告弁護側は「そもそも競争がなかった」と無罪主張
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20200909-00197508/
[時事通信社] 2020-09-09 19:41
リニア談合、来年3月に判決=大成など無罪訴え―東京地裁
https://sp.m.jiji.com/article/show/2438842
NHK 2020年9月9日 17時43分
リニア工事談合裁判 大手ゼネコン2社と元幹部 無罪主張し結審
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200909/k10012609191000.html
日本経済新聞 2020/9/9 18:32
リニア談合、大成・鹿島が無罪主張で結審 判決は21年3月
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63633770Z00C20A9CR8000/
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済